アダルトチルドレンの生きづらさ・苦しさの根本原因とは | アダルトチルドレン克服法!ずっと生きづらかったあなたへ

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アダルトチルドレン・愛着障害は回復できます!20年以上苦しみ、専門家についてからも19年もかかって克服した、元当事者のアダルトチルドレン専門カウンセラーが、「あなたが最短でラクになり、安心して穏やかに生きられる未来へ」ご案内します。

アダルトチルドレンの生きづらさ・苦しさの根本原因とは

こんにちは。アダルトチルドレン専門カウンセラーの、松山功子です。



アダルトチルドレン (AC) が、その生きづらさ・苦しさから抜け出すために、まず必要なこと。それは、

自分の生きづらさの、根本原因としくみを知ることです。


誰でも、その原因としくみを知らない間は、無意識のうちに、そのパターンに振り回されます。

24時間365日、無意識のパターンに、踊らされるのです。


でも、その原因とメカニズムがわかれば、それだけで、無意識のパターンの威力は、弱まります。

自分の苦しさ・生きづらさが、自分のせいではないことが、わかります。

原因とメカニズムを理解したら、あとは、回復へのステップを踏んでいくだけ。

* アダルトチルドレン・愛着障害の克服法!回復へのステップは、こちら



アダルトチルドレンが、その生きづらさ・苦しみから自由になるためにやるべきことは、実は、明確です。

今の時代、スピーディーで、効果が持続する、明確な解決法があるのです。

昔のように、何十年も苦しむ必要はありません。


・原因とメカニズムを理解する。
・回復へのステップを確実に踏んでいく。


そうすることで、

あなたは、アダルトチルドレン特有の、生きづらさ・苦しさから解放されて、ラクに、自由に、なることができます。

自分に対する価値観・肯定感・満足感・愛・信頼を取り戻すことができます。

当然、それは人間関係や仕事や人生に、即、反映されます。


まずは、根本原因とメカニズムを理解して、

AC 特有の生きづらさ・苦しさがあるのは、

・あなた(ACご本人)のせいではない。
・あなたの生まれ持った性質や性格でもない。


ということと、

・アダルトチルドレンの生きづらさは、解消できる問題。
・明確な解決法があり、あなたはそのステップを踏んでいくだけ。

ということを、知ってください。



それでは、本題です。


子どもが健康に成長するために必要なもの

子どもが健康に成長するために、どうしても必要なもの・なくてはならないもの。それは、

・衣食住
・医療
・教育

・頻繁なコミュニケーション
・無条件の愛
・安心安全

です。

あなたが、無事、大人になっているということは、最初の3つは、なんとかクリアしていたでしょう。

問題は、残りの3つです。


(1)頻繁なコミュニケーション


赤ちゃんは、お腹が空いたり、おむつが濡れて不快になったりすると、泣きます。

すると、養育者が応えて、ミルクをくれたり、おむつを替えてくれたりします。

話しかけたり、笑いかけたり。なでたり、手を握ったり、抱き上げたり。



そんなコミュニケーションを通して、赤ちゃんは育っていきます。



しかし、もし、赤ちゃんが、おなかが空いたり、おむつを替えてほしくて、泣き叫んだ時に、誰も応えてくれなかったら、どうでしょう?

そんな時、赤ちゃんは、さんざん泣いて、疲れて、諦めて、1〜2時間眠ります。

しばらくして、目を覚まして、また10〜20分、泣き叫びます。

それでも、誰も来てくれないと、また、諦めて、眠ったりします。




もしも、何らかの事情で、こういうことが頻繁に起こったら、どうでしょうか?

・わたしは、要らない子なんだ。
・愛されていないんだ。
・生まれて来なければ、よかった。


言葉や思考にはならなくても、赤ちゃんなりに、そんなことを感じているでしょう。

脳が未熟なので、いつ・どこで・どのような時に、といった詳細は、ほとんどの場合、認識できませんが、

不快感・悲しみ・さみしさ・心の痛みと、

「わたしは愛されていないんだ」
「要らない子なんだ」

といったネガティブなメッセージが、ぼんやりとした形で、記憶されます。

物理的に、脳に、記憶痕跡(神経細胞の結合や構造に生じる、物理的な痕跡)が残るのです。


こういった今生の記憶(記憶痕跡)は、覚えている・いないに関わらず、胎内にいる時から始まります。

難産など、生まれてくる際に、トラウマが残る場合もあります。


人間、誰でも、こういった過去の記憶・学び(記憶痕跡)から影響を受けます。

そして、アダルトチルドレンのそれは、過酷なものが多いのですが、

それは変えられます。

実は、ちゃんと科学的な根拠に基づいた方法で、信じられないほどスピーディーに、苦しい思い込みを手放す方法があるのです。

その結果、生育歴からのネガティブな影響(記憶・苦しい考え方)から、自由になることができます。


(2)無条件の愛


無条件の愛とは、ありのままを、尊重する、大切にすること。

反対は、条件付きの愛。

たとえば、

・親の機嫌が良い時だけ。
・親の意向に沿っている時だけ。
・親にとって都合の良い時だけ。

まともに対応して貰える、優しくして貰える、とか。


それは、子どもからしたら、

「このままの自分・素の自分では、ダメ。受け入れてもらえない。愛されない。」ということ。

・ありのままの自分では、愛されない。
・ありのままの自分には、価値がない。
・自分は、ダメ。悪い子。


知らないうちに、自分の深いところ(潜在意識)に、こういう考えが、刻まれていきます。


子どもは、親がいなければ、生きていけません。

だから、親に受け入れてもらうために、必死で、親の要求に、応えようとします。

親の顔色をうかがって、親や環境に適応して、なんとか、生き延びようとする。

自分の命を守るためには、それしかないからです。



一方、親からすると、子どもを育てるとは、とてつもないエネルギーが要るもの。

忍耐、忍耐、忍耐・・・の連続です。


子どもといったら、

・いきなり道路に飛び出す。
・食事より、お菓子。
・宿題より、遊び・ゲーム。
・後でやると言って、やらない。忘れる。
・やったら、やりっぱなし。散らかし放題。

ひとつひとつ、何百回、何千回と、「こうだよ」「こうじゃないよ」と教えなくてはいけません。


たとえば、「今やったことは、間違っているよ」と、教える時。

本当は、同時に、その行動は違うと教えているだけで、

・何をやってもやらなくても、あなたを愛しているよ。

・あなたが、私(たち)の大切な子どもであることは、変わらないからね。


と、子どもにわかるように、伝える必要があるのです。

でも、実際は、なかなか難しかったり、しますね。



(3)安心安全



家でやること:

・ご飯を作る。食べる。
・今日あったことを話す。
・ゲームをする。
・テレビや映画を見る。
・だらだらする。
・お風呂に入る。
・眠る。

こういったことは、安心安全がないと、できません。


いつ喧嘩が始まるか、いつ殴られるか、わからない。

そんな状況では、ご飯の味なんてしないし、リラックスしてお風呂に入ることも、できません。

家族が、家族として成り立つためには、安心安全が、必要不可欠なのです。



ここに2つの家族の絵があります。

この子どもは、何を感じているでしょうか?



和やかな空気。みんなで何を見ているのでしょう? 目をキラキラさせて、うわぁ〜と歓声をあげて、楽しそうです。

お父さんは、何を見せてくれているのでしょうか。

男の子は、ワクワクしているようですね。




こちらは、どうでしょう?

目の前で、両親が言い争いをしていて、泣いている子ども。

苛立ちと怒りが、満ちています。憎悪もあるかもしれません。

子どもは、恐くて、不安で、でも、どうしたらいいかわからない。

心細い。悲しい。

・もしかしたら、家族が壊れてしまうかもしれない。

・誰もいなくなってしまうかもしれない。

・一人ぼっちになってしまったら、僕、どうしたらいいの?


意識の深いところで、そんなことを、感じているかもしれません。


家庭内に、緊張・圧力・暴言・暴力・不安・悲しみなどがあると、子どもは安心できません。

もし、いつもそんな状態だったとしたら、大ごとです。

恐怖や心細さで、とても素の自分ではいられません。

子どもらしく、のびのび過ごすことなんて、できません。

子どもが健康に成長するためには、安心安全が、必要不可欠なのです。


でも、それがなかった。

なくてはならないものが、なかった。

その後遺症に、人知れず苦しんでいるのが、アダルトチルドレン(機能不全家族で育った大人)です。

でも、それは、変えられます。

アダルトチルドレンの、その生きづらさ・苦しさは、解消できます。



必要なものが与えられない時、子どもは・・・


子どもが健康に成長するために、必要不可欠なもの。

・頻繁なコミュニケーション
・無条件の愛
・安心安全

これらが無い時、子どもは、どうするでしょうか?

小さな子どもに、何ができるでしょう?





そんな時、子どもは、

自分の感情やニーズ、欲求は放ったらかしにして、

本能的に、家族を守ろうとします。


子どもにとって、家族は、自分が生きる基盤そのもの。

それなしでは、生きていけないから、です。


アダルトチルドレンに多い「自分より周りを優先する」「自分がよくわからない」傾向が、どこから来たか? そのルーツが見えてくるような、気がしませんか?

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たとえば、両親が争っている時、子どもは・・・。


世話やき・なだめ役タイプ



どうにかして、仲直りしてもらおうと、大人の争いに首を突っ込んで、仲裁しようとしたり。

泣いているお母さんを、かばおうとしたり、なぐめようとしたり。

ダメなお父さんの面倒をみたり、弟や妹の世話をしたり、します。


問題児・いけにえ役タイプ



親が喧嘩をする余裕もないほど、怒りを爆発させたり、攻撃的にふるまったり。

いつも病気をしたり。

家でも学校でも、何かとトラブルを起こすことで、自分の存在を主張したり、

もともとの家族の問題(夫婦の対立など)から、みんなの目を逸らせたり、します。


いないふり・忘れられた子タイプ



とにかく目立たないように。すみっこで、息をひそめたり、隠れたり。

いないふりをして、緊張した家族関係から傷つけられないように。自分を守ろう、自分だけの安全な場所を確保しようとしたり、します。


優等生・ヒーロータイプ



自分の存在を認められ、評価してもらうために。

親にものすごく喜んでもらい、(一時でも)家庭内の緊張が忘れ去られるように。

家でも学校でも、すべてを完璧にこなそうと、頑張ったり、します。


でも、頑張っても頑張っても、OK が貰えません。それどころか、「もっと、もっと」と期待されたりします。

本当は、もう疲れていて、休みたい。一息つきたい。子どもらしく、遊びたい。

でも、そんなことをしたら、自分の存在や価値を、誰も認めてくれない。・・・と恐れていたりします。


甘えっ子・道化師タイプ



家族がピリピリしたり、不穏な空気になると、甘えた態度を取ったり、幼稚なふりをしたり、します。

冗談ばかり言ったり、おどけたりして、笑わせて、家族間の緊張を、なんとか和らげようとしたり、します。



これらは、「ひとり、ひとつのタイプ」とは、限りません。

ひとりが、時と場合によって、2つ・3つのタイプを、適宜こなす場合もあります。

たとえば、「世話焼き・なだめ役・優等生・道化師」のミックスなど。

あなたは、どのタイプでしたか?


そして、その傾向、今もありませんか?


子どもの時にやっていた役割は、日々練習していたようなものだから、得意なはずです。

上手に使ったらいいし、

逆に、もし、その役割が固定化して、しんどくなっていたら、(子どもの時と違って)お休みしたり、ゆるめたり、調整できますね。

子ども時代からの影響とメカニズムを知ると、新しい選択がしやすくなりますグッ

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生まれ育った家庭で、どの役割を担っていた場合でも、所詮、子どものやること。

うまくいきません。

だって、大人の悩みや問題を、子どもが解決できるわけがありません。

そもそも、子どもが解決する必要は、ありません。


しかし、子どもには、そんなことはわかりませんから、

・わたしは役立たずだ。
・わたしは無能だ。
・わたしは無力だ。
・やっぱり、自分はダメなんだ。
・わたしには価値がない。


とか、ね。知らないうちに、思い込まされてしまうのです。


本当は、子どもが大人の面倒を見なくてはならない・・・なんていう、親子逆転の状況の方が、おかしいのですけれど。



・子どもが、成長に不可欠なものを与えられない。

・子どもらしく、のびのびと過ごすことが許されない。

それだけでも、大変なことなのに、


・毎日のように、心に無数の傷を負い(=複雑性トラウマ)、

・心の深いところ(潜在意識)に、ネガティブな信念を刷り込まれ、

・苦しい思考や言動や人間関係のパターンを身につけさせられてしまう。


そんな厳しい状況を、小さな子どもが必死で生き抜いた。

そして、大人になって、今、ここに生きている。


それが、アダルトチルドレン(機能不全家族で育った大人)なのです。


でも、一番大変な部分は、もう終わりました。

小さな子どもだったのに、大人でもイヤというような過酷な状況を、あなたは、乗り越えたのです。

あとは、過去からの影響で、自分を苦しめているもの(苦しい考え方や人間関係のパターンと、その大元となっている信念 / 思い込み)を、手放すだけ。


・ありのままの自分をいいものと思えない。
・頭の中でいつも自分を責めている。
・自分には価値がない。と思っている。
・常に緊張していて、休まらない。
・怖がりさん

こういった思い込みやパターンは、アダルトチルドレンのほぼ全員が持っているものですが、

これらは数回のカウンセリングで、あっさり解消します。

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毎日「わたし、大好き!」と自然に思える。

「自分の人生を、自分で自由に選んで、自分に満足しながら、生きていっていい」

「いったい、わたしの何が、そんなにダメだったんだろう???(笑)」

って、笑えるようになります。

ただただラクに、平和になりますよ。


満たされた心、満たされていない心




子どもが健康に成長するために、必要不可欠なもの。

・頻繁なコミュニケーション
・無条件の愛
・安心安全

左のハートのように、これらが満たされて育つと、人生はイージーモード (easy) になります。


小さい時から、繰り返し繰り返し、体験を通じて、次のように学べるからです。

・世の中は安全なところ。
・私は愛される。大切にされる。
・私は良いもの。価値あるもの。
・私が精一杯やれば、私なりに達成できる。
・人は良いもの。
・尊重しあい、一緒に楽しみ、時に助け合える。


これらが、その子が生きていく上での、土台の考え方となります。そして、大人になっても、そのまま保持されます。




反対に、右のハートのように、子どもが健康的に成長するために必要なものが、満たされないまま育つと、

人生はハードモードになります。

日々の経験を通して、真逆の学びをさせられてしまうからです。

・世の中は危険で、悪意に満ちたところ。
・私は愛されない。大切にしてもらえない。
・私は悪いもの。私には価値がない。
・私は無力だ。無能だ。
・人とは恐ろしいもの。
・私は攻撃される。否定される。踏みにじられる。
・私の感情やニーズは無視される。




こういった考え(概念、信念、思い込み)は、知らないうちに、潜在意識(無意識)の深いところに、刻まれます。



よく知られているように、わたしたちが認識できる顕在意識は、氷山の一角にすぎない。潜在意識の方が、圧倒的な力を持っています。


私たちが、前に行きたい。前に行こう。とする時に、

潜在意識が、10倍〜30倍の力で、後ろに引っ張っていたら、どうでしょう?

前に進みようがありませんね。


そのように、潜在意識に刻まれた信念・思い込みは、わたしたちの人生に、大きな影響を与えます。


アダルトチルドレンの回復には、

胎児期から、生育課程・環境因で、潜在意識に刻みつけた考え(思い込み・信念)のうち、

不便なもの・苦しいもの・もう要らなくなったものを、

あなたの希望にあった、新しい考え(思い込み・信念)に、書き換える作業が、必要不可欠です。



そうすることで、幼少期に生き延びるために身につけた、

・周りに適応して生き延びようとする戦略
・苦しい思考や行動のパターン
・生きづらさ

から自由になれます。

(親や周りに合わせた自分ではなく)本来の自分を取り戻し、自分が、自分の人生の主役になって、自分で選択して、生きられるようになります。


栄養で満たされていない部分に入っているもの


この心の、下半分には、心の栄養(無条件の愛、安心安全、コミュニケーション)が、入っています。

それでは、上半分(白地に茶色い線の部分)には、何が入っているでしょうか?

それは・・・

・自己否定感
・見捨てられ不安
・無価値観(自分には価値がない)
・罪悪感
・怒り
・悲しみ
・痛み
・さみしさ
・無力感
・むなしさ
・孤独感
・絶望
・子ども時代の心の傷(トラウマ)


です。

とんでもない中身ですよね。

これだけのものをハートに抱えながら、大人になっていく。大人として、生きていく。

だから、生きづらいし、苦しいのです。


これらを、健全な形で、和らげ、解消することで、

あなたも、ラクに、心穏やかに、自由になれます。

それが本来の状態だから。

生育歴・環境因で、そうでない方向に、捻じ曲げられただけです。


アダルトチルドレンの回復とは、本来の自己と、自分の人生を、取り戻すこと・生きる始めることです。


アダルトチルドレンの生きづらさの原因としくみ




アダルトチルドレンの生きづらさの、根本原因としくみを、木の根っこ、幹、枝葉のように、下から上へ、表してみました。

次の表を、下から順番に、見ていってください。


結果起こる現象

・抑うつ。不安障害。ストレス性の障害。

・依存症(アルコール、薬物、ネット、ゲーム、仕事、買い物、恋愛、セックス、ギャンブルなど)。摂食障害。自傷行為。

・完璧主義。先延ばし。燃え尽き。引きこもり。

・脅迫行動(とりつかれたようにやる)。脅迫的な考え方。

・対人関係のつまづき。(モラハラ上司、ダメンズばかり、自他を信じられない、攻撃される、尊重されない、長続きしない、人を避ける、自分はボロボロなのに人の世話。)

・コントロール。虐待。犠牲。

・自殺



(3)他人や、物質、不健康な行動プロセスで、空虚感を埋めようとしても、結局、うまくいかない。

他人や、物質、不健康な行動プロセスで、空虚感を埋めようとする。 (あまりに苦しいので、即効性がある強力なもので、一瞬でもラクになりたい、忘れたい。)


(2)怒り、憎しみ、恨み、罪悪感、劣等感、無力感、傷つき、悲しみ、さみしさ、むなしさ、絶望・・・など、ネガティブ感情の蓄積。

(1)生きづらさを抱えたまま、大人になる。

・否定的なセルフトーク、内なる批判者
・ありのままの自分でよいと思えない
・自分が大切な存在だと思えない
・自分の感情やニーズ、欲求がよくわからない
・自分を主張できない
・相手と自分の境界線が混乱している

これらの原因である、潜在意識に刻まれた信念/思い込み



自己否定感

周囲のニーズを満たすことで、評価される。一時的に、多少なりとも満たされる。

真の自己の喪失

偽りの自己で生きることを学ぶ(周囲に過剰適応)

生き延びるために、周囲の顔色をうかがい、自分の役割を探る

見捨てられ不安

ありのままの自分が愛されない。安心安全がない。

子どもが健康に成長する条件の欠如

・頻繁なコミュニケーション
・無条件の愛
・安心安全



機能不全家族

・家族の間で、役割以上の、情緒的なコミュニケーションがなく、家族ひとりひとりの必要に、応えられない家族。

・具体的には、家庭内に、不和や対立、不法行為(加害行為)、身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクト(育児放棄)、子どもへの過剰な期待、コントロールなどが、恒常的に存在する家族




最後に


子どもが、機能不全家族(子どもが健康に成長する条件が、欠けていた家族)という環境に置かれると、

どんな子どもでも、程度の差や、出方の差こそあれ、これまで書いてきたような、ネガティブな影響を受けます。

誰でも、例外なく、です。

そして、それは、その子どものせいではありません。

あなたのせいでは、ないのです。

あなたの生まれ持った性質でもありません。


そして、あなたは、もう気づいているかもしれませんが、

あなたの親(養育者)もまた、その親から、同じように育てられ、それしか知らなかったのです。

世代間連鎖と言います。

わたしは1970年生まれですが、同世代以上なら、

私たちの親やそのまた親の世代は、戦中戦後という、生き延びるだけで精一杯だった時代や、当時の国策の影響も、色濃く受けています。


アダルトチルドレンという切り口を知って、私たちは、

・過去からの影響を知り、

・自分の中にある苦しい思い込みを、望むものに書き換え、

・苦しいパターンを手放し、

・子どもの時に学べなかったものを学び、

・得られなかったものを自分に与えることで、

本来の自分を取り戻して、ラクに、自由になり、

自分の人生の主役として、創造主として、

自分らしく生きていくことができます。



私たちの代で、世代間連鎖を終えることができます。

親子の関わり方・お子さんとの関係も、変わります。

先祖代々の負の連鎖を完了させ、新しくポジティブな伝統を、次の世代へ手渡していくことができるのです。


アダルトチルドレン特有の、生きづらさ・苦しさは、解消できます。


長く苦しんで来た人ほど、信じられないかもしれません。

でも、

まずは、あなたが、ラクに、自由になって、くつろいで、主役として、自分の人生を楽しむ。

それは、可能なのです。


その時、今までのことが、オセロが黒から白に全部一気に変わるような、そんな体験をなさるでしょう。


こちらの記事で、アダルトチルドレン・愛着障害の克服法と、回復へのステップを、解説しています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。



どんなに長いトンネルだったとしても、あなたは、必ず、このトンネルを抜けることができる。

どこで何があろうと、あなたは、神聖で、尊く、愛され、祝福されている存在です。





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