『格差社会スパイラル』
今日は、嬉しいことがありました。
『格差社会スパイラル~コミュニケーションで二極化する仕事、家族~』 山田昌弘氏 伊藤守氏 大和書房 2007年3月 より引用します。
===引用ここから===
「日本のニートは社会福祉にでなく、親の経済力に依存しているのが特徴です。」「日本や同じように引きこもりが社会問題になっている韓国の親たちは、子供と過ごす時間を大切にするよりも、金銭的なサポートを重要視しています。」「収入があるにもかかわらず、親に経済的依存をし、得たお金を海外旅行やショッピング、趣味へとつぎ込んでいます。自由になるお金が多いので、同世代の家庭を持ち子育てしている人たちよりもはるかに生活水準が高いのが特徴です。」「親もまた、パラサイト・シングルの子供たちを容認しています。欧米では考えられない社会現象です。」
===引用ここまで===
この引用させていただいた部分での『格差社会』とは、『経済格差』というより、能力や自分が意図する人生が送れる確率といった人間力の格差について書かれています。
学生生活で出会った様々な人を考えると、ものすごい能力差を感じます。これで経済的平等を謳われても、正直、格差は仕方ないと思います。あくまで今日は能力差の話で、経済格差の諸悪は加味しておりません。
過渡期的状況である中国の中小企業を研究しに、中国へ行った人。
漫画家を本気で目指して、新聞配達しながら自ら定めた送稿に全力で努める人。
カンボジアで経験したボランティア活動の報告セミナーを主催し、講演した人。
などなど…・・・。
こういう方々に、フィールドは違えど追いつけ追い越せで頑張る所存です。
相反する人については書きません。
『その時その場で全力投球せよ』
「今の充実なくして、明日の充実を論じたり、昨日の充実を振り返っても、意味がない。」
田辺昇一氏のお言葉です(『人間の魅力~壁を破るものは何か』)。
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