マジンガーラヴァーズ 第4話(その3) | ロボットヒロイン大好き!

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市街地に進撃する猛牛型機械獣。
その前に立ちはだかるマジンガーZとアンドロメダA。
「今日の相手は牛か・・・さやかさん、アンドロメダのボディはピンクだから、敵さん興奮しちゃうかもしれないぜ」
「あら、それを言うなら、Zのブレストファイヤー放熱板は真っ赤じゃない。甲児くんこそお気をつけあそばせ」
そんな2体に向けて突進してくる機械獣。
「来るぜ、油断するなよ」
「ええ・・・あっ・・・きゃーっ!」
機械獣がアンドロメダの腹部に頭から突っ込み、吹き飛ばす。
「いったーい・・・ちょっと、女の子に対して失礼じゃない?」
よろよろと立ち上がるアンドロメダ。
「うわっ!」
次にZの胸をめがけて突っ込んでくる。
「くっ・・・」
両手で角をつかみ、マジンパワーでなんとか食い止めるZ。
「さやかさん、こいつすごいパワーだぜ・・・でも・・・」
「でも?」
「顎ががら空きだぜ。なんとかこいつを持ち上げるから、その隙に頼むぜ」
「ええ、わかったわ」
Zの背後で身構えるアンドロメダ。
「それっ!」
渾身の力を込めてZが機械獣を持ち上げて立たせる。
「頼んだぜ、さやかさん!」
Zが両手を離すと、機械獣の喉元が露になる。
「OK!いっくわよ~ それーっ!」
アンドロメダのハイキックが機械獣の喉元にヒットし、爪先が装甲を破壊する。
まるでチアリーダーの動きのような、美しい攻撃。衝撃でひっくり返る機械獣。
「今だ!光子力ビーム!」
Zの両目から発射された光線が機械獣を吹き飛ばした。


Zとアンドロメダから降りる二人。
「ふう・・・やったわね、甲児くん」
「ああ。今日のアンドロメダ、まるでチアリーダーみたいだったぜ。さやかさんそっくりのな」
「まあ・・・」
頬を染めて照れるさやか。
「ところで、体育祭の結果はどうだったかしら」
「あれだけ差が付いてたんだ。文句なく圧勝だろ」
「そうよね、きっと」
そのころ、甲児の代わりにリレーに出場したボスが派手に転んだせいで、他のクラスに僅差で優勝をさらわれたことを二人は知るはずもなかった。


【終わり】



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真マジンガーZERO(1)


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