マジンガーラヴァーズ 第4話(その2) | ロボットヒロイン大好き!

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ロボットアニメに登場したヒロイン話を中心に、いろいろな事を書き散らかしていきたいと思います。

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秋晴れの中行なわれている東郷学園の体育祭。
甲児たちのクラスは2年の10クラスの中で、ダントツの成績でトップを走っていた。
甲児は100m、走り高跳びの両種目で優勝。
なんとボス、ヌケ、ムチャのトリオもパン食いリレー競争で1位に。


『さて、次はお待ちかね、クラス対抗応援合戦です』
スピーカーのアナウンスが応援合戦の開始を告げる。
「おい兜、さやかから何か聞いてるのかよ?」
あの日以来、甲児たちのクラスでは、一切応援合戦について話し合いを持たなかったのだ。
しっかりもののさやかが『任せて』と言ったので、誰もそれ以上は気にしていなかったのだが・・・
「いや、全然。大丈夫かな・・・」
さすがに少し不安になる甲児。

『次は2年C組!弓さやかさん、牧村美樹さん、早乙女ミチルさんによるチアリーディングです!!』
軽快なダンスミュージックにのって、フィールドの真ん中に駆け出してくる3人の美女。
東郷学園のマドンナ3人が揃ってキュートなユニフォームに身を包んで飛び跳ねている。
どよめく会場。男子生徒の目は釘付けだ。あっという間に持ち時間が終わる。
一瞬の静寂のあと、拍手喝采が。
「甲児くーん!どうだった?」
息を切らせて甲児のもとに駆け寄ってくるさやか。額の汗が眩しい。
「ああ・・・よかったぜ」
照れてそう言うのが精一杯の甲児。


その時、腕時計に内蔵された通信機が鳴る。
「はい、こちら甲児」
『機械獣が海岸に上陸しました。マジンガーZ、アンドロメダA出動願います!』
「了解しました」
通信終了。
「着替えてる時間はないみたいね」
「そうだな。行こうぜ、さやかさん」
短パン+シャツの体操服姿でバイクに跨る甲児。チアのコスチュームのままリアシートに座るさやか。


【続く】


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