ブログネタ:この夏、太った?痩せた? 参加中
専門学校生が作った方が100万倍いいものができそうな「真マジンガー 衝撃!Z編」。酔っ払いながら書いたような矛盾だらけのストーリーや、飲み会での思い付きのアイデアがそのまま使われたような演出など、クソゲーならぬクソアニメの要素が満載ですよね。予想通りBlu-RayもDVDも全然売れてません。
そんな、雑に作られたネタ作品が、まさか総集編を挟まなければいけないほどタイトなスケジュールで作られていたとは…ビックリです。
バンダイ社員野中剛氏のコラムによると、企画が立ち上がって3年とか。どれだけ仕事が遅いのでしょうか。しかもこの粗雑な成果物で。一般の会社のプロジェクトマネージメントの常識からすると、関係者全員クビですよね。
申し訳程度に付け加えられたシーンも惨憺たるできばえ。
・予想通り何の説明もなくゴーゴン復活(笑)
・なぜあの程度であしゅらがDr.ヘルに忠誠を誓えるのか?
・何度も繰り返されてる「兜家の大罪」って?
・「シローでもよかった」って、あの年じゃ無理でしょう(笑)
・女将がマジンガーを操縦ですか(笑)
・ボロットの制作依頼もご都合主義
・最後のシーンを申し訳程度に原作コミックと同じ構図にしたのは、ダイナミックオタク(純粋なファンとは違う人たち)への媚・へつらいでしょうね
とにかく、今川監督には、人の心の動きを描写する訓練をしてほしいです。どのキャラも、普通の人なら絶対にありえない反応をするので、全く感情移入できません。
マジンガーZファンが苦痛から解放されるまで:あと4話
今回の評価:☆☆☆☆☆(プライドがあれば、この内容で製作費をもらうことはできないと思いますが)