久しぶりの再会 (Inspired by 綾本さん)その2 | ロボットヒロイン大好き!

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そして翌日の昼下がり。光子力研究所の前で佇むアンドロメダに高速で近づいてくる巨大なロボット。
「鉄也さんのお出ましね」
グレートマジンガーがアンドロメダの前に着地し、右腕を差し出す。
「よう、お久しぶり、さやかさん」
「ええ。2年ぶりかしらね。昨日ジュンさんから聞いたけど、もうすっかり回復したんですって?」
がっちりと握手を交わすグレートとアンドロメダ。
「おかげさまでね。それが噂のアンドロメダAかい?」
「ええ、そうよ。かわいいでしょ?わたしがデザインしたの」
「ああ、さやかさんによく似てるぜ」
アンドロメダを眺める鉄也。
「本当にこのアンドロメダがZぶちのめしたのかい?信じられないぜ・・・」
「あら。じゃあ試してみる?」
さやかの瞳がきらりと光る。
「ああ。望むところだぜ!」
和やかな再会の挨拶から、シミュレーションへと急展開。


「どう、鉄也さん。アンドロメダの力、わかってくれたかしら?」
傷つき、仰向けに倒れたグレートの頭部を膝の上に乗せるアンドロメダ。
「ああ、さすがのグレートも完敗だぜ。甲児くんが手も足も出なかったのも納得だぜ」
ブレーンコンドルのフードが開き、地面に降りる鉄也。
「ふふふ。うれしいわ。戦闘のプロの鉄也さんにそう言ってもらえると」
アンドロメダの頭部から小型機が離れ、着地し、フードが開く。
「えいっ」
さやかが地面に飛び降り、ヘルメットを脱いで髪をたなびかせる。
『おおっ…』
声にならない叫びを上げる鉄也の心。
パイロットスーツのデザイン自体は以前と変わらないが、さやかの方は昔に比べるとぐっと大人っぽくなっていた。
スリムだったボディラインは年相応にグラマラスに。顔にはうっすらとナチュラルメイク。そして、大人っぽい仕草。
ジュンとはまた違った魅力を醸し出している。
そして風に舞うミニスカート。


【続く】



マジンガーエンジェル(2)


マジンガーエンジェル(3)


マジンガーエンジェル(4)