映画館で見逃した~
と、思っていた映画を観ました。
TSUTAYAのおかげ様(笑)
「ファインディングニモ」に出てくる、
ドリーって覚えています?
なんでもすぐ忘れてしまう青いナンヨウハギ。
これをしよう!と思っても、
それをしている最中に
何をしていたか忘れて・・・・
出会った人に
「はーい!私ドリー!」
私、なにか困っていたのだけど
何を困っていたのか、
誰を探していたのか、、、
忘れてしまったの。
そ、それじゃあ助けられないよ~!
と、行き過ぎていく魚たち(笑)
しかし、この物語では、
彼女の特性によって
問題が解決に向かいます。
何かをずっと覚えていられなくて
目の前のものに次々に気を取られ
「私、何をしていたんだっけ?」
そんな特性がどうして解決に導いてしまうのか。
今回は、ドリーが行方不明になるお話しです。
ようやく落ち着いてきたドロップオフでの生活。
ですが、ドリーは、
小さい時にはぐれた両親との思い出を
フラッシュバックのように思い出して、
これまた突然探しに出かけてしまいます。
ドリーと一緒に両親を探すニモ親子。
そして、やっぱりはぐれてしまいます(笑)
にっちもさっちもいかなくなった
ニモのお父さん、マーリンが思いついたことは!
「ドリーを探しているのだから、
ドリーならどうする?と考えよう」
ということ。
(これ、本当にすごい♡)
ドリーならどうする?
目についたもの。
もし、二つあったら
「好きだな♡」と感じるほうに行く。
砂、より海藻が好き。
理由はわからない。
「好きだな♡」と感じるほうに行くと、
必ずそこには「なぜ好きなのか」を
解き明かしてくれるような思い出が
フラッシュバックしてくる。
フラッシュバックの映像の中の
あの人の言葉、あのメッセージ、
あの表情、あの時の感情。
その中に、次への道しるべがある。
ふと我に返る、そしてまた
目につくものがある。
目についたら?
「好きだな♡」の方へ。
それを繰り返していた時、
「迷ったら貝殻をたどるのよ」
小さいころにはぐれた
お母さんの懐かしい声が脳内で聞こえたドリー。
貝殻をたどる、貝殻をたどる。
すると、なんとそこには、
はぐれたドリーを待ち続け、
家に向かって貝殻を置き続けている
年老いた両親が待っていました。
何かを解決したくて
誰かを探してやってきた。
でも、忘れてしまった
それは、もう一つ高い次元から見た
地球上の私と言えるかもしれません。
だけど、必ず自分にとっての「貝殻」に
反応するようになっている。
なぜなら、「貝殻」のような道しるべを
必ずヒントとしておいてきているから。
目につくものに反応すること
実は、これがやっぱり
なんといっても大切なのですよね。
そこで、自分の心に蓋をすることなんてない。
理由がわからなくても構わない。
「好きだな♡」の方へ。
そして、そこで出逢うもの、出逢う人、
楽しみながらシンクロを感じて
そしてまた、次に進んでいく。
大切なのは、好きに蓋をしないこと。
それが、いや、それだけが
本当の道しるべなのだから。
ファインディング○○○。
もしかしたらいつも
確信に満ちた活動をしながらも
どこかで、何かを探している。
もしかしたら、
なんのために探しているか
本当は、何のためだったか?!
ドリーのように忘れているかもしれない(笑)
そんなことに気づいても、
それでいいのだ、と思う。
だって、
たとえ忘れてしまっても、
好きをたどり、貝殻をたどれば、
一番最初
本当に探していたものに
たどり着けるようになっているのだから。