それ以上なんてない。 それを想うだけで涙が溢れてきた。 そこにあなたがいてくれることに心底感謝した。 そんな想いになれること自体が嬉しかった。 誰かを想い、何かを想い、 それがこころの行く先と違わず、 しかし頭で考えてもわからない。 なんの条件もないのに溢れてくる確信と、 なんの見返りもないのに湧いてくるエネルギーと。 そんなものとともに歩いている幸せ。 そんな嬉しさ。 そんな幸せ。 そんな歓喜。 それ以上なんてないのに、 いつしか、見失っていたな。