今年の１０月のある日、
とても不思議な出逢いをしました。
新しく出逢ったのに、それはまるで再会のようでした。
今年は、８年前に自分が蒔いた種を
刈り取るようなそんな年なのだそうです。
８年前、京都は伏見の寺田屋さんに友人たちと訪れました。
⭐︎幕末へタイムスリップ！
その時に、ご一緒した井手さんが
情報推命学の先生にセッションしたもらおう！
と提案してくださり、
井手さんが懇意にされているという
木村先生に出会うことができました。
その時のセッションの様子。
ことあるごとに、私は木村先生の
「あなたの文章はビジネスになります。
だけど、そのネタとなる、
拘束された時間が必要なんです。」
という意味のアドバイスを思い出したこの８年でした。
１０月、ある講座でご一緒した辻中公美さん。
偶然、その講座の集まりで隣に座らせていただき
なんと、公美さんは、
８年前にセッションしていただいた、
木村先生の娘様であるということがわかりました！
文章を書き始めた８年前。
そこに道標のように明かりを灯してくださった木村先生。
確かに、日常のことを書いたエッセイは
ブログ記事の中でもとてもアクセス数が多く、
その内容はご縁があって電子書籍にもなり
また、インタビュー形式の記事を
雑誌スターピープルに掲載していただいたり、
私はいつも「拘束された時間」とともに感じたものを
文章にすることをしてきたように思います。
今回、公美さんのある企画の
プロフィール作りのインタビューに。
二年坂、京都は本当に素敵💕
絵になる〜✨
公美さんは、
日本大和躾伝承学師として、
やまとしぐさの大切さを伝えてくださっています。
公美さんのお話を伺い、
そしてご著書を拝読した時、
なぜか、鬼子母神という神様を思い出しました。
私の大好きな説話なのですが＾＾
子供をとって食っていた鬼子母神は、
自分の子供を見失った苦しみを知り、
今度は逆に子供を護る神様になります。
日本の神様は、特に、
とても人間的な気がします（笑）
母として、娘として、妻として、
丁寧に感情を味わってきた公美さん。
それこそ、鬼子母神とはまったく違いますが、
もちろん、私達と同じような
ネガティブな感情、そして自分を苦しめる思考も
たくさん経験されてきたのだと言います。
公美さんの会社の名前は「Re produce」。
生まれ変わるという意味。
「人は、誰でも新しい自分に生まれ変わることができる」と、
願いを込めて、名づけられたのだそうです！
公美さんご自身が、子どもさんがアトピー、吃音、
登園拒否になったことをきっかけに、自分と向き合い、
子供さんとのコミュニケーションを通しながら
生まれてきた意味や役割を深く考えるように。
今では、保育園、幼稚園、小・中学校、教育機関を中心に、
毎年2000人以上へ講演するほどの人気講師と生まれ変わられたのです。
鬼子母神も、その子供が好きな特性を
反転させて生まれ変わったように、
私たちもまたそのままの自分で、
新しい役割を果たすことができる。
その、大事なきっかけであり、
反転のスイッチとなるのが「やまとしぐさ」。
公美さんが、試行錯誤しながら、
毎日を穏やかに健やかにしあわせに過ごせるように
ご自身の経験や生い立ちやお父様の教えから培って来られたもの。
それが「やまとしぐさ」という知恵と実践に集約されています。
本当の「しあわせ」につながり、
そして人生を豊かに導く「開運」の秘訣は、
遠くの人が教えてくれるのではなく、
何か難しい専門的な知識やお勉強でもなく、
私たちが、今、まさに
持っているものを使って、
「しぐさ」 心と体 の所作を使って
とても身近な日常を用いて、
神様と繋がっていくことなのだそうです。
例えば、
「やまとしぐさ日めくりメッセージ」
（ごま書房新社）
の中にはこんな「やまとしぐさ」が出てきます。
なぜまず「はい」の返事なのか。
「は」…「波」
「い」…「意」
「意識の波に乗る」ということ。
はい！の返事は、新しい意識を受け入れ
波に乗り自分が変化できる呪文です。
（本文文中より）
これなら、私にも娘にもできます。
なおかつその日本、大和の深い知恵を学びながら
すでに私たちが持っている日本人のDNAに
直結し、振動させるメソッド！
日常の、当たり前のこと。
丁寧に慈しみ育む、日常、
ひとつひとつの心と体の所作が
運を開いていくと公美さんはいいます。
なぜならそれは、神様に好かれるからなのだそうです。
日々、出会い向き合うもの全てが
あなたを導く日常の神様ごと。
神様に愛されるあなたになる。
公美さんは、
講演をされていても、居酒屋で隣に座っていても
まるで金太郎飴のようにいつも穏やかです。
そして、とても自然体。
この日は、1日公美さんと過ごさせていただいて、
やっぱり公美さんの所作やご配慮、
お心持ちに何度も救われた自分がいました。
私自身が慈しみ、育まれているような、
幸せで、許されたような不思議な気持ちになるんです
その人の「人柄」「ありかたそのもの」が整うとは
こういうことなのだなあ、実体験させていただきました。
私も、この「やまとしぐさ」を身につけることができたら、
どんなにスムーズに日々の出来事をこなし、
運気の流れに乗ることができるのだろう！と。
そして、1日が終わろうとしたその時、
ふと、思い出したのです。
８年前に京都で公美さんのお父様
木村先生に言われた言葉をもう一度。
「あなたの文章はビジネスになります。
だけど、そのネタとなる、
拘束された時間が必要なんです。」
1日、公美さんにある意味「拘束」していただいて（笑）
そして、その中で感じた文章を書こうとしていることに。
８年前の種は、今年、２０１６年に開く。
なんと不思議な巡り合わせでしょうか。
木村先生と出会い、
公美さんと出会い、
まるで、螺旋のように
映画「君の名は。」の組紐のように。
「よりあつまって形を作り、
捻れて絡まって、時には戻って、
途切れ、またつながり。
それが組紐。それが時間。それがムスビ。」
まるでそんな風に、、、
そして、とてもとても昔に、
約束していたことを思い出すかのように、
自然にダイナミックに起こってくる。
再会も、新たな出会いも、
このタイミングで。
あらゆる人の想いや才能が、
絡まりあって何かになっていく。
不思議な、２０１６年秋を過ごしています。