寒い季節、鍋が美味しいです♪
むかーし、青梅と言うところに （日本昔話か！）
私に、キーボードを教えてくれた友人がおりました。
ハードな会社に入り、どんどん仕事を覚えて
そして、魅力的にリーダーをしているとの事で
仲間で鍋の用意をして、陣中見舞いに参上。
彼女は、キラキラ輝いていた！
そして、就職した日から、
どんなふうに日々が過ぎて行ったのか
そして、どんなふうに認められて行ったのかを
語ってくれたが、それがとても印象的だった。
「一人暮らしで働き始めたまず初日、
起きてそのまま会社にいったんだ（笑）」
「でね、次の日は、なんとウガイが出来たんだよ！」
「そしてさあ、その次の日はなんと！ 歯が磨けた！」
「次の日は凄いよ、顔洗えたんだよねー」
「次の日は化粧水なんかつけられた。」
彼女は一人暮らしになると
実家で出来ていた事が一旦は全くできなくなって
そして、自分で自分を管理することの難しさを知った。
そして、一個一個
ほんとーに一個一個
毎日毎日出来る事を増やしていった。
うがい、歯磨き、洗顔、ベースメイク・・・
本当に一個一個。
生活から始まり、
仕事の事に頭が周り始まるまで数カ月かかった。
でも、確実に
毎日出来る事を増やしていって一年。
彼女は、誰よりも仕事が出来るようになっていた。
人とくらべる時間も余裕もなかったんだという。
“昨日の自分より今日の自分”
ただそこだけに集中して一年、
彼女は誰もが憧れて仕事が出来る
「センパイ」になっていた。
そして、新人さんが相談に来たら決まってこう話す。
「最初はさ～、朝、ウガイができたんだよ！！」
新人さんは、目が点になりながらも
自分の出来る事、
出来るようになった事に目を向け始める。
寒い、鍋の季節になると
彼女の事を思い出す。
そして、私もまた
出来るようになった事沢山あるなあ～って
思い出す。