遠く離れているけれど、いつも私の胸の中にいる。
哀しい時や嬉しい時に
いつも彼女の声が聞こえる。
「みかっち！」
「みかっち？」
「みかっち～」
「元気？（*^_^*）」
彼女にどれほど励まされたかしれません。
北の国の大切な私の心友
澤風 凛さん。
彼女の素敵な記事をご紹介させてください
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『いつか必ずリンゴの実がなる』
澤風 凛
久々に、本屋で立ち読みをしていた。
本にかけられた帯にはこうかいてあった
「あなたが開いたそのページが、まさにあなたへのメッセージです」
なにげに、真ん中よりも、少し後ろのほうを意識してひらいてみた。
そこには、こんな内容のことが書いてあった。
「あなたは、リンゴの種を植えました。
水をやり肥料をあたえ、やがて出た芽は、
リンゴにはほどとおいものです。
やっと出た芽がどんなに成長しても、
本当にリンゴがなるのかさえ検討がつかないくらいです。
しかし、やがで花がさき、リンゴの実がなったとき、
“あぁ、やはりリンゴだったのだ”と思うのです。
今、辛くて、本当にこの道でよいのかと
まよわれているのかもしれません。
もしかしたら、リンゴにはならないのかもしれないと
思ってしまうかもしれません。
実がなるまで、
ほんとうにどうなるのかわからないものです。
しかし、あなたが植えた種はかならず、その実をつけるのです。」
たしか、こんな内容だったと思います。
家庭菜園をしていたとき、
いろいろな野菜を植えていました。
ピーマンとししとうの苗は、とてもよく似ていて
素人の私にはどちらがどちらなのか、
わからなかったものです。
やがて花がさき、そこから実がなっていくのです。
そこで、ようやくはっきりわかるのですね。
“あなたへのメッセージです”
と書かれていたその本の
まさに、私が開いたページに、まんまと“はっ”としました。
本当にこの道でいいのか・・・と不安に思うときもある、
しかし私は、たしかに何かの種を植えたんだ。
その実がなんなのかを忘れてしまっただけではないか。
しかし、きっと私のどこかか、
何を植えたのかは知っている。
そして、たしかに一寸たがわず
その道を歩んでいるとわかっている。
ならば、
枝葉をつけ青々と生い茂り、
やがて花が咲き
その花のあとにつけるであろう
実を待とうではないか。
そう、リンゴの種をうえたのであれば、
“いつか必ずリンゴの実がなる”と信じて。