京都の合宿で、りんりんさんとお話している時に、思いがけずに母とのエピソードを思い出した。
引き出し上手なりんりんさん♪
小さい時、体が弱くて細くてヒョロヒョロで、「みんなと違う」といつも思っていた。
実際に、特殊な障害の可能性も指摘されたが、それは検査によってぜんぶ払拭された。
しかし・・・熱を出すと必ず1週間下がらない、こじれる。
貧血や、心臓の欠陥の可能性、どれほど心配をかけただろう?
今、自分が母親になってみて・・・その気持ちを慮ると、涙が出る思いがする。
幸いな事に、うちの娘は健康で、とてもポジティブ。
それでも病気になると、親と言うものは死ぬほど心配するものだ。
熱を出して寝込んでいるそばで、母が何百回も話しつづけてくれた童話が
アンデルセンの「みにくいアヒルの子」だった。
「あなたの価値を認めてくれる人は必ずどこかにいるよ。」
「どんなに遅くても、咲かない花はないんだよ。」
「お母さんはね、あなたを白鳥だと思っているよ。」
どんな思いで励ましたのか?今、初めてわかる気がした。
養成講座の夏期合宿に参加した時、その話を思い出したのは
皆さんが大きな翼の鳥に見えたから!
そして、りんりんさんが「そのままの南風子さんでいいんだよ。」と言ってくださった時に・・・
私は初めて心休まる気がした。私はここにいていいんだな~って。
自分の羽は何色なのだろう?
まだわからない。
でも改めて今思う事は、どんな色の羽でも美しい。
アヒルだってとっても可愛い。
その人らしく、自分らしく、人生を展開していく。
目の前の人の、そんなお手伝いが出来たら、私の人生最高!!
それだけはわかった。
そのために今の経験があるのなら、ツイ輝さんの「人生は愛しく面白い。」
そしてEmikoさん「人生に失敗なんかない。」
こんな素晴らしい仲間に囲まれていると「もっともっと思い切って経験しよう!」っていう勇気が湧いてくる。
ヒルティの「幸福論」には
「幸福を得るには、あらゆる人間の性質の中で、勇気が最も必要である」とある。
ならば 「あなたといると、勇気がエネルギーが湧いてくる」そんな自分になりたい・・・!