政治学者のカン・サンジュン氏の著書「悩む力」が15万部のベストセラーになっているらしい。
ちょっと興味を引かれた!
実際私が澤谷先生の養成講座に入って、一番救われたと思う点は・・・
「とことん自分と向き合い、悩む事」に、先生は常にGOサインを出してくださる事。
週刊誌にチラッとこう書いてあった。
ー「悩む事を自分に許さない」と言う事が、様々な社会的な悲劇を生んでいるのではないかー
会社でもそう、「悩んでないで、まずアポをとろうよ。」
「役割に応えてくれさえすれば・・・。」
たま~に朝ぐずぐずする娘に私もたたみかける。「体が学校に言っちゃえば解決するよ。」
とりあえずこの目の前のめんどくさい事から解放されたい、という思いが働く。
「他人と関わる事って、実はわずらわしい事なんです。」と澤谷先生はおっしゃる。
周りときちんと接点を持たずに、やり過ごす事は簡単だ。
人間は「ポーズ」が出来るから。
実際「ポーズ」が得意な私は、ずっと本当の意味で周りと関わる事が出来なかった。
自分と向き合う事も出来なかった。
向き合い、悩む事で、誰かを裏切るのではないか?親を裏切るのではないか?
そんな思いがずっと渦巻いていた。
でもそれは偽りの「罪悪感」?なのかもしれない。
しかし澤谷先生は、壁にぶつかるたびに「いいですね。」ってそよ風のように見守ってくださっている。
私は安心して悩む事が出来る(笑)
徐々に自分が戻ってきているのがわかる。
カン氏を取材したI氏は言う。
「どう悩むかのノウハウもない。そして中途半端ではなく、まじめに悩むことだという。その果てにその人なりの回答がある。」(週刊ポストより引用)
悩む事が出来る体力、これが出来てきたらしめたもの!なのかもしれない。
もうほっといても、その人は自分の道を逞しく見つけていく。
続けてこんな言葉結びのが印象的だった。
「悩みぬいた末に怖いものがなくなる。考え抜いた末に横着になる。」
こんな境地になってみたいものだ♪