第2回目の子育てセミナーを開催しました♪テーマ「子どもとの心の通い合う子育て」です。
今回も参加者みなさん温かい雰囲気で、とても満足・満足していただき、嬉しく思っています。
第1部
「ミニ子育て講話」
注意を受けるようなことばかりしてしまう子について、お話ししました。どの子にもその子なりの理由があり、原因があります。その原因となることをその子の思いや背景など広く理解することで見え方が変わり、関わり方が変わることで子どもが変わることを、具体的にお伝えしました。
「リフレーミング講座」では、リフレーミングについての理解や方法をお伝えしました。「リフレーミング」とは、「ある枠組みで捉えられていることを別の枠組みで捉えなすこと」を言います。心の習慣や考え方を替えることで、前向きな思考になっていきます。
自分あるいは自分の子どもについて、短所だと感じていることを書き、続いてグループを組んだ方へのリフレーミングに取り組みました。他人からリフレーミングをしてもらうと、自分では気づけない捉え方や見方を発見してもらえます。ここからが大事で、短所を長所にとらえなおすだけでなく、それは、「どのような力を持っているのか」について考え、講師の助言も交えて深めました。日頃意識すると、受け止め方が変わってきます。
第2部
「ミニ子育て講話」
「学校へ行けない子」についてお話ししました。きっかけとなる要因があって学校へ行けなくなるけれど、根本的な課題が陰に隠れていることが多くあります。その課題を理解することは大切で、丸ごとを受け止め理解をしていく中で、よりよい方向に動き出し、豊かな学びがあることをお話ししました。
「気持ちを受け止める話の聴き方講座」では、「共感」と「同調」の違いについてポイントと注意点をわかりやすくお伝えしました。ご自身の声のかけ方と比較しながら、子どもが失敗したという例題に、どのような言葉をかけると、気持ちを受け止められるのかを考えました。日頃良かれと思って子どもにかけていた言葉が、子どもの心を受け止められてはいなかったという、それぞれの方の気づきがあったようです。
カウンセラーでも、本物の「共感」は、すぐにはできないので、できなくて当然。ですので、気づきがあるだけでもすばらしいこと。できるようになるにはトレーニングが必要ですが、少しずつ意識していくと、関わり方が変わります。今後も例を変えながら、行っていきたいと思います。
参加者の感想より
・ 全ての内容が、今とても関心のある事で、私の中にすっと入ってきました。共感がすごく大事なことはわかっていたのですが、同調との違いには全く気付いていませんでした。今まで同調していたのだと気づきました。今日はとても貴重な時間でした。
・ 「同調」と「共感」の違いを学び、同じことの様で大きな差があることを知りました。この違いを知ることで、子育てにも、また自分自身の人間関係にも大きな差が出ることが分かりました。知っていても難しく、すぐに出来ることではないので、これから少しずつ意識し、まずは自分が変わっていきたいと思いました。また参加したいです。
・ 自分の子育てを振り返りながら参加させてもらいました。子どもが失敗したときや、うまくいかなかった時など、子どもに強い気持ちを持ってもらいたいと思って返していた言葉は、実は自分の感情だったのだなと、改めて気づきました。子どもがもっと小さい時にこのようなセミナーを受けていたら…と思います。共感した聴き方を意識したいと思います。
・ 今まで子どもの気持ちに共感しているつもりで、実は自分が子どもの気持ちを決めつけて押し付けていることがあったのだなと気づきました。具体的な会話の仕方を考えて他の方とロールプレイをしてみて、今までの自分のパターンを崩すのは難しいなと思いましたが、そのことに気付けて良かったです。落ち着いたセミナーの雰囲気で良かったです。
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