親が元気であることは、子どもにとってうれしいことです。

親にとっては、子どもが元気であることが嬉しいことですよね。

そう、気持ちは伝染しやすい関係です。

 

子どもに問題が起きたり、子育てが思うようにいかなくて心配になったりすると、親の方が、不安やイライラが募って、スッキリしなくなります。そうすると、子どもにも親の感情が伝わって、悪循環になることが……。

 

私は、保護者の相談を受けるどの方も、その方の思いや愛があり、その方の頑張りがあるというのが分かります。これまでのことは、それで大丈夫!問題に思えることも、実は新たな幸せにつながっていくチャンスになると信じています。気付いたこと、学んだことを、こうすると、こうなるのかなと、ちょっとずつ試してみると、変化が生まれてきます。

 

親が元気であることは、子どもを何とかしようとする前に、とっても大事なことだと思っています。それには、こうやっていこうとわかり、私なら大丈夫!と思えることが大切。ですので、親が元気であること(先生が元気であること)を応援するセミナーを、心理学の知見を生かし、実践しやすいオリジナルメソッドでやっていきます!

 

 

 

 

第2回目の子育てセミナーを開催しました♪テーマ「子どもとの心の通い合う子育て」です。

今回も参加者みなさん温かい雰囲気で、とても満足・満足していただき、嬉しく思っています。

  

第1部

「ミニ子育て講話」

注意を受けるようなことばかりしてしまう子について、お話ししました。どの子にもその子なりの理由があり、原因があります。その原因となることをその子の思いや背景など広く理解することで見え方が変わり、関わり方が変わることで子どもが変わることを、具体的にお伝えしました。

 

「リフレーミング講座」では、リフレーミングについての理解や方法をお伝えしました。「リフレーミング」とは、「ある枠組みで捉えられていることを別の枠組みで捉えなすこと」を言います。心の習慣や考え方を替えることで、前向きな思考になっていきます。

自分あるいは自分の子どもについて、短所だと感じていることを書き、続いてグループを組んだ方へのリフレーミングに取り組みました。他人からリフレーミングをしてもらうと、自分では気づけない捉え方や見方を発見してもらえます。ここからが大事で、短所を長所にとらえなおすだけでなく、それは、「どのような力を持っているのか」について考え、講師の助言も交えて深めました。日頃意識すると、受け止め方が変わってきます。

 

第2部

「ミニ子育て講話」

「学校へ行けない子」についてお話ししました。きっかけとなる要因があって学校へ行けなくなるけれど、根本的な課題が陰に隠れていることが多くあります。その課題を理解することは大切で、丸ごとを受け止め理解をしていく中で、よりよい方向に動き出し、豊かな学びがあることをお話ししました。

 

「気持ちを受け止める話の聴き方講座」では、「共感」と「同調」の違いについてポイントと注意点をわかりやすくお伝えしました。ご自身の声のかけ方と比較しながら、子どもが失敗したという例題に、どのような言葉をかけると、気持ちを受け止められるのかを考えました。日頃良かれと思って子どもにかけていた言葉が、子どもの心を受け止められてはいなかったという、それぞれの方の気づきがあったようです。

 

カウンセラーでも、本物の「共感」は、すぐにはできないので、できなくて当然。ですので、気づきがあるだけでもすばらしいこと。できるようになるにはトレーニングが必要ですが、少しずつ意識していくと、関わり方が変わります。今後も例を変えながら、行っていきたいと思います。

 

参加者の感想より

 

 

  全ての内容が、今とても関心のある事で、私の中にすっと入ってきました。共感がすごく大事なことはわかっていたのですが、同調との違いには全く気付いていませんでした。今まで同調していたのだと気づきました。今日はとても貴重な時間でした。

  「同調」と「共感」の違いを学び、同じことの様で大きな差があることを知りました。この違いを知ることで、子育てにも、また自分自身の人間関係にも大きな差が出ることが分かりました。知っていても難しく、すぐに出来ることではないので、これから少しずつ意識し、まずは自分が変わっていきたいと思いました。また参加したいです。

  自分の子育てを振り返りながら参加させてもらいました。子どもが失敗したときや、うまくいかなかった時など、子どもに強い気持ちを持ってもらいたいと思って返していた言葉は、実は自分の感情だったのだなと、改めて気づきました。子どもがもっと小さい時にこのようなセミナーを受けていたら…と思います。共感した聴き方を意識したいと思います。

  今まで子どもの気持ちに共感しているつもりで、実は自分が子どもの気持ちを決めつけて押し付けていることがあったのだなと気づきました。具体的な会話の仕方を考えて他の方とロールプレイをしてみて、今までの自分のパターンを崩すのは難しいなと思いましたが、そのことに気付けて良かったです。落ち着いたセミナーの雰囲気で良かったです。

 

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家族や友達とゲームなどをやって、負けると怒ってしまったり、途中でやるのをやめてしまったりと、なかなか楽しめないというタイプのお子さんがいると思います。負けず嫌いで上を目指したい、一生懸命な心のあるすばらしい子です。ですが、負けても楽しめるということを教えてあげたいですね。

 そのコツは、やる前にあります。

「負けても怒らないのは、心が広い人なんだよ」

「負けそうになっても、最後までやれるのは、とても頑張る力のある人なんだよ」

と、負ける価値を教えてあげるのです。

そして、負けそうになった時に、少しでもぐっとこらえていたら、「頑張る力があるね~」とほめてあげてください。

少しずつでいいので、ちょっとの頑張りを見逃さないでくださいね。

 なんだか、負けても楽しい♪という心が育ちます。

 

 

 

お子さんに、「○○したら」「△△やりなさい」と言ったときに、「ヤダ!」という返答は、よくあるかと思います。素直に言うことを聞いてくれないと、(ほんとに素直じゃないわね)と思ったり、「やらなきゃダメなの」と怒り口調になったり……。あげくやらなくて困っているかもしれません。

 ですがですね、「やだ」と言えるのは、自己主張ができるということ。自己主張できることは、とっても喜ばしいことなのです。すばらしい子に育っているということです♪心の中は嫌なのに、(怒られるから)(悪い子に思われたくないから)と自分の思いを飲み込んでしまう方が、実は後々心配なのです。

 「ヤダ!」と言ったら、「自分の気持ちを言えるのはすばらしいね」といったんほめてあげましょう。嫌な気持ちを受け止めてもらうと、素直な気持ちが芽生えます。そして、「あなたは、どうしたいの?」など、本人の希望を聞いてあげてください。そして、叶えられることは叶えてあげましょう。叶えられなくても聞いてもらうだけでも、子どもは嬉しくなります。(否定的には聞かないように)自分の言うことをよく聞いてくれる人の言うことを、子どもはよく聞くようになります。まずは、聞いてあげてから、こちらの要求を伝えると、すんなりといきやすいです。

 

「学校から帰ってきたら、すぐに宿題をやりなさい」と声をかけているご家庭は、結構あるのではないでしょうか。「宿題やるまで、遊んではいけない」といったルールまで決まっているかもしれません。確かに、やるべきことを早く済ませてしまえば、気分がいいですね。

ですが、このルールは、どうやって決まったのでしょう?おうちの方が、子どもに一方的に決めている場合が多いと思います。

もし、「家事が終わるまでは休憩してはいけない」と勝手に決められたら、どうでしょう?なんだか窮屈で嫌ですよね。自分で、「よし、これを終わらせてから休憩しよう」というのと、気分が全く違います。その日によって、今日は疲れたから、まず休憩したいという日もあれば、一気に家事を済ませてしまいたいという日もあります。

 

子どもも同じです。学校で嫌なことがあってすぐに取りかかれない日もあれば、やる気満々な日も。「先にやった方が、後で楽だよ」というのは、教えますが、一概に学校帰ってからすぐと決めてしまうより、「今日はどんな予定で宿題するの?」と本人に考えさせて「自分のことを自分で管理する」という力をつけていくのが、自己管理能力ややる気を育てます。上手くいかない時には、どうしたらいいかを一緒に考えていくと、いいですね

私が心理学を学んでよかったと思うことは、共感する力を高められたこと。共感とは、相手の体験だけでなく、感情にも関心を向けて受容することです。気持ちを受容できると、信頼関係を築きます。信頼関係なしに、相手を支援することはできません、そして、その人のもつ力を見出し、その人らしさが輝くように支援することで、生き生きと活力を取り戻す姿に出会えることに、今の仕事のやりがいを感じています。

私は心理学を学ぶ前にも、話を聴ける親だと思っていたのですが、カウンセリングを学んで、共感する聴き方はしていなかったことに気づきました。我が子から「もういい、話さなければよかった!」と言われたときには、「どうしてわかってくれないの」と思っていたものでした。思春期の難しい時期に、話の聴き方が変わると、親子の関係性が変わりました。どの段階からでも、向き合い方が変わると変化が起きると、自分の経験からも、支援をしていても実感しています。

 

子育てセミナーでは、共感する話の聴き方をお伝えし、実践できるように支援をしていきたいと思っています。どういう方法なのか、どんなことに注意すればいいのかを知っていただくだけでも、価値があるかと思います。そして、毎日の生活に意識をしていただくと、心のつながりを感じる親子関係につながる変化が起きてくると思います。

 

1月18日(土)子育てセミナー開催

詳細は、ホームページより、ご確認ください。

https://mother-support.jimdosite.com

 

 

2020年、初ブログ。SNSに疎い私ですが、新たなチャレンジで始めました。このブログを見ていただくのは、レアなことだと思います。のぞいていただいた方、ありがとうございます。今年もチャレンジ精神を大切に頑張っていきます。

 

今日は、セミナーで行うリフレーミングについてお伝えします。

リフレーミングは、心理学用語で、「ある枠組みでとらえていることを別の角度から捉えること」を言います。物事はその人のとらえ方次第。一見、ネガティブに思えることも、味方を変えればポイティブに捉えることができ、ポジティブな考え方は、前向きに自信をもちやすくします。そして、自己肯定感を高めます。

例えば、性格では、「飽きっぽい」と思えば短所ですが、「好奇心が旺盛」と捉えれば長所になります。自分の短所に目を向けているよりも、長所に目を向けている方が、その長所を伸ばしていきます。どうしてかというと 私達の脳は、より意識している方に反応し、繰り返されることで学習されていくことが実証されています。ネガティブに意識をしていれば、ネガティブな反応が大きくなっていき、ポジティブに意識をしていれば、ポジティブな反応が大きくなっていく仕組みになっています。であれば、より前向きな方向へ意識を向けていたいものです。特に、お子さんへの声のかけ方で与える影響は大きく、子どもは周囲からのどう思われているのか、どんな声をかけられているかによって自己認識が形成されやすいため、できるだけ前向きな、自信をつけてあげられる声のかけ方が大切です。

 

ところが、人には捉え方や考え方の習慣があり、ポジティブにしようと思っているだけでは、なかなか難しいのです。そこで、リフレーミングについて具体的な声のかけ方までを学び、実践をしてくことで、自分自身やお子さんへより力を与えることができるようにと、セミナーを行っていきます。これは、私のオリジナルのコーチングです。元教師で、わかりやすく教えることを考えることが好きなことが効を奏し、工夫を重ねながら行っています。スクールカウンセラーをしており、数々小中学校で実践を行っていますが、子ども達から「自信が持てる」「前向きになれてうれしい」と好評で,,先生方からの評価も高いです。

リフレーミングを活用しておうちの方の声のかけ方が変われば、どんなに子どもは自信をもちやすいだろうと、期待を込めています。

 

1月18日(日)13時より開催します。

関心のある方、どうぞご参加ください。

詳細はホームページをご覧ください。

https://mother-support.jimdosite.com

 

12月15日、子育てセミナーを開催しました。

講師の自己紹介では自身の経験やセミナーを始めた思いをお話しさせていただきました。講話は、気持ちを受け止めるかかわりの大切さや家庭のルールの決め方について、実例や経験をもとにお話しをしました。

 

後半は、リフレーミングのコーチングです。リフレーミングとは、ある枠組み(フレーム)でとらえている物事を別の角度から見ることで枠組みをはずし、心の習慣や考え方を取り替えることです。

 

「リフレーミング」についてお伝えしてから、子どもの短所から長所へ変換。3人グループで組んだ方の気がかりを伺い、リフレーミングすることに挑戦。他人の方のリフレーミングを真剣に行うことで、リフレーミングの力を養います。

 

涙と笑いの感動に包まれたセミナーとなり、参加者の方全員にとても満足、満足していただいて、私にとって、これからのやる気をいただきました。

 

 

参加者の感想より一部抜粋

   子供との関わり方、子育てに悩むことが多く、わらをもすがる思いで参加しました。先生のお話を聞いて、気持ちが楽になり、これからに希望をもつことができました。グループワークでは、自分では考えもつかなかった子供の長所を見つけて頂いて、いつも怒られてばかりの我が子に、こんなにも良い所があったのかということに気づかせて頂き、本当にうれしく思いました。

   自分の子どものリフレーミングをして、また他の人にしてもらい、とてもうれしい気持ちになりました。この子には、こんな力があるんだと発見してもらいました。家族の中ではなかなか気づけないことで、温かい気持ちになりました。またぜひ参加したいです。

   今まで知らなかった「リフレーミング」を知り、違う角度から物事を見るということを体験し、より興味を持ちました。またぜひ参加したいと思います。

   「リフレーミング」を意識して、子供達を応援していこうという気持ちになれました。また、先生の優しい語り口調に気持ちが穏やかになれました。

 

第2回 子育てコーチングセミナー

「子どもと心が通い合う」子育てをしていこう♪

 

2020年1月18日(土)高崎芸術劇場スタジオ31

参加費 第1部1000円 第2部1000円 (第1部のみ、第2部のみのお申し込み可能)

  

第1部 リフレーミングを活用して、力を与える言葉をかける

13:00受付(13:15 ~14:30)

◇子育て講話

◇リフレーミングコーチング

  「短所を長所に変える」

 

第2部 子どもの気持ちを受け止める話の聞き方

13:35受付 14:45~16:00 

◇子育て講話

◇気持ちを受け止める話の聴き方コーチング

   「子どもの失敗をどう受け止める」

 

第2部終了後、希望者への個別質問(無料・要予約)

 

 

お申し込みは、ホームページから  https://mother-support.jimdosite.com

QRコードからもつながります

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

第一回子育てセミナー開催しました  リフレーミングとは、ある枠組み(フレーム)でとらえている物事を別の角度から見ることで枠組みをはずし、心の習慣や考え方を取り替えることです。 涙と笑いの感動に包まれたセミナーとなり、参加者の方全員にとても満足、満足していただいて、私にとって、これからのやる気をいただきました。 参加者の感想より一部抜粋 ◇  子供との関わり方、子育てに悩むことが多く、わらをもすがる思いで参加しました。先生のお話を聞いて、気持ちが楽になり、これからに希望をもつことができました。グループワークでは、自分では考えもつかなかった子供の長所を見つけて頂いて、いつも怒られてばかりの我が子に、こんなにも良い所があったのかということに気づかせて頂き、本当にうれしく思いました。 ◇  自分の子どものリフレーミングをして、また他の人にしてもらい、とてもうれしい気持ちになりました。この子には、こんな力があるんだと発見してもらいました。家族の中ではなかなか気づけないことで、温かい気持ちになりました。またぜひ参加したいです。 第2回 子育てコーチングセミナー 「子どもと心が通い合う」子育てをしていこう♪ 2020年1月18日(土)13時より 参加費 第1部1000円 第2部1000円 (第1部のみ、第2部のみのお申し込みが可能) 第1部 リフレーミングを活用して、力を与える言葉をかける 第2部 子どもの気持ちを受け止める話の聞き方 詳細はホームページ お申込みアドレス  mazasapo114@gmail.com #子育てセミナー #リフレーミング #心の通い合う子育て #臨床心理士 #高崎芸術劇場 #スクールカウンセラー #自己肯定感を高める #気持ちを受け止める #子どものしつけ #子育てコーチング

マザサポ(@mazasapo114)がシェアした投稿 -

約束の時間を守らずに遅くなると、とても心配ですね。

帰ってきた時に、「なんでこんなに遅いの!」と問いただしたくなるかと思います。

怒られるのはお子さんも嫌ですから、ごまかそうとしてしまうかもしれません。

ここは、ぐっと一呼吸。

「無事に帰ってきてよかった。遅かったけど、何かあったの?」

理由を聞いたら、

「どんな気持ちでそうしたの?」ともう一声聞いてください。

それを受け止めてから、おうちの人の思いを伝えると、届きやすいですよ。