小林正観氏の「この世の悩みがゼロになる」
昨日から引き続き「小林正観氏」でいきます。
氏の「この世の悩みがゼロになる」について考えてみたいと思います。
2006年11月に発刊された「この世の悩みがゼロになる」という本があります。
なんとも魅力的なタイトルですが、絶対にそんな方法あるわけないしーなどと心では思いながらも、小林正観ブランドと、「読むだけで心が晴れると大絶賛!!」という帯に惹かれてとりあえず手にとってみます。
結論は目次の前の「はじめに」に全て書いてあります。
「悩み・苦しみがゼロになる」とは、「気にならない」という事。
「悩み・苦しみがゼロになる」とは、「自分が変わる」という事。
「悩み・苦しみがゼロになる」とは、「思いを持たない」という事。
いろいろなことが「思い通りにならない」ことばかりで、そのことが「悩み」「苦しみ」になっている。
その「思い通りにならない」ことが「悩み」「苦しみ」を生んでいるんだということに気づいたら「悩み」「苦しみ」をゼロにすることは難しい事ではない。
でも、夢や希望を持ちその思いを実現するところに人間の価値があるんじゃないか!
という反論ももちろん出てきます。
その夢や希望の「思い」を持って、努力すること、すすんでいくことが「楽しい」「幸せ」と思える方は、
悩みは悩みでなく、苦しみは苦しみでは無いことは、少し考えればわかるはずです。
「悩み」「苦しみ」少なくしたい人は「夢」「希望」を含め「思い通りにしたい」という「思い」をやめることです。
ほおぉ・・です。なるほど・・。
なんていうかこの解決法はひとことで言うと、「マイナス思考か?」と正直感じました。ですがこれは真理かもしれません。
人は目標・目的・希望・夢・理想、あとプライドなどを意識的に、あるいは無意識的にに持ちます。
大多数の人は、「自分」と「理想とする自分」との差があればあるほど人は苦しみ、悩みます。
ならば最初からその理想に執着・固執しないってことです。
執着すればするほど、苦しみ悩むのに疲れ果てます。そして毎日憂鬱で、病気になる可能性も大いにあります。
この本で、「末期がんで余命3ヶ月なんですがどうしたらいいでしょうか」を例にしています。
『自分が置かれている状況に対し、感想・評価・評論をもつ必要はない。
今、自分の目の前にいる人を大事にし、やるべきことがあればそれを淡々を行う。
3ヵ月後に死ぬ事に関心を持たずに、目の前の人、もの、ことを大事にするだけ。
尚且つ、「どれだけ人に喜ばれたか」という足跡を残すことが、自分の喜び・幸せにもなります。
死ぬまでの間にどれほどの人に喜んでもらえるかをひたすら考えること・・。』
これが余命3ヶ月でこの先どうしていいのか苦しんだ方への解決法でした。
何が1番大事なのか考えると、「自分が変わる」ということなんですよね。「気にならない自分に変わる」「思いを持たない自分に変わる」、そして目の前のことを大事にし、やるべきことに集中して淡々とこなしていく。
そして、幸せを待つのではなく、幸せを運べるような人になることだけを考える。
この話が腑に落ちない方は、まだまだ心に体力がある方といえるんじゃないでしょうか・・。
少しくらいへこんでも、時間が経てばまた起き上がるのに時間が掛からない方だと思います。
どうしょうもなく落ち込んでしまうことがあった時には、小手先の気分転換法ではなく、
このような対処法は有効だと感じました。