年年歳歳花相似たり | 繭家の人生こぼれ繭

繭家の人生こぼれ繭

人にも自然素材にも優劣なんかない。『こぼれ繭』と呼ばれていたものに目をかけて、愛情を持って「カタチ」のある製品にする。そこから生まれる「やさしさ」から「人やモノ」を思いやる心が生まれるのだと思います。

我が家の裏庭の半日陰の場所に、今年もクリスマスローズとサクラソウがいっぱい咲いてくれております‥この時期は、裏庭への道が花でいっぱいで通れなくなるので、遠回りになりますが反対側からぐるっと家を一周しております‥この小道は隣の猫ちゃんたちの通り道です、どんな光景に見えているのかな?サクラソウの間をくぐり抜けているのを時たま見かけますが‥突然、話は変わりますが、天保14年(1843)閏9月7日、将軍家慶により上知令は撤回され、同13日、水野忠邦は老中を罷免されます。罷免が決まると、水野忠邦は西の丸下の邸宅を引き払い、三田の中屋敷に移ることとなりました。「今までさんざん俺たちを虐め抜いて、うまい汁を吸って、いい気になって、偉いつもりで、やめるですむか!」憎悪と歓喜にわく民衆数千人がわーッと水野邸に押し寄せ、小石を邸宅内に投げ入れます「ふる石や瓦とびこむ水の(水野)家」と川柳に詠まれている‥これって、今の永田町に棲む政治屋(裏金国会議員)たちも同じ末路をたどるのでは‥私たち有権者が今度の選挙でしっかりと見極めて投票すれば、もうちょっとはマシな国会議員を選べるのではないでしょうか??…「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」‥毎年毎年、花は変わることなく咲く。人の世の変わりやすいのに比べ、自然は変わらないことのたとえ‥