我が家(とくに親父の家系)は、どうも『公おおやけ』に対して、相性がよくないというか、ハッキリ言えば『嫌い』‥昔、市役所に勤めていた同級生からも「小島の性格だと、オレたち(公務員)とは付き合わない方がいいと思よ‥」って言われたことがありましたっけ‥親父も県蚕糸課や蚕業指導所のお役人から、「目の上のたん瘤」って敬遠されておりました‥まあ私も別段「公」と仕事をする機会なんてほとんどなかったのですが、富岡製糸場を世界遺産登録へという動きが出始めた20年前頃から、我が家に市役所の担当者が何かと相談に来るようになりました‥そのうちに市長もやって来て、例のありきたりの文句、、「糸繭商の小島さんの知恵を是非ともお借りしたい‥」歴代4人の市長と是々非々でお付き合いをいたしましたが‥結局のところ、4人の市長さんとケンカをしてしまいました…中でも岩井賢太郎元市長さんとは大いにやり合いましたが、ある意味自民党的な政治家でしたが、太っ腹で剛毅な市長さんでしたね‥洞爺湖サミットのシルクパフォーマンスの裏話を、このブログで、そのうちに書いてみたいと思います‥
我が家にはセンダンの大木があります‥これから毎朝、栴檀の落葉掃きです、これから寒くなるにつれ大量に落ち葉が溜まります(竹箒もちょっと前まで安いものは1本100〜150円くらいでしたが、今は300〜500円であります)‥全部の葉っぱが落ちるまで大体2週間くらいかな‥風の強い日と、とくに大霜の朝はどっさりと落ちております‥この葉っぱの行き先は、クリスマスローズやボタンなどの庭の草花に覆っておきます‥防寒と堆肥になってくれて、翌春にはみんないい花を咲かせくれます(感謝)‥夏の暑さには、木陰をつくって温度も5度くらい涼しく感じます‥自然に帰る循環を大事にしていかなければ、そのうち人間は大きなしっぺ返しをもらうことになる‥こうした何気ない日課を大切にして一日一日を過ごせればと思います(合掌)
もう15年以上前になりますか?平川克美さんの「小商いのすすめ」という本の中で「日本の社会はこれから老いて縮小していくのであり、この問題はもはや経済成長によっては解決できない。私たちにとって重要なことは、天下国家の「おおきな問題」ではなく、自分が責任を負える「ちいさな問題」と、どのように向き合うかということだ。そして、この「ちいさな問題」への処方として、小商い的に生きることを提案する」とありましたが‥親父の商売を継いで50年近くやってきて、あと何年現役で出来るかはわかりませんが‥だからこそ、70歳過ぎても出来る「ちいさい商い」で頑張ってみたいとも思っております‥そこで、私なりに「小商い」について考えてみました‥まあ〜「儲ける」ことよりも(損ばかりはしていては商売が続きませんが)まずは、自分のやりたいことを楽しみながらやれること、当然のことですが、仕事ですので責任のとれること、そして、自分の手の届く距離で行うことが一番大事なのかもしれません(合掌)
数年前に甥っ子のデザイナーにパッケージデザインを頼んで、パッケージも造ってあったのですが…なかなかこのデザインパッケージに合う商品を出すタイミング無くて、ずっと倉庫に眠っておりました‥ここ数ヶ月、製品を試作しておりましたが、ようやくこのパッケージに馴染む繭ぱふが出来上がりました‥価格設定も含めて、どう販売をしたら良いのかを…年内までによく考えて、来年にはお披露目をしたいと思います‥3枚入りはネット販売でも郵便で送る事ができますが、かまぼこ型のパッケージは、お菓子の可愛いパッケージをイメージしたので、ポストインは難しいので、、富岡製糸場のお土産売り場限定品の販売とか?あとはやっぱり価格設定ですかね、、値段の割に、この商品いいじゃんって、お客さまに選んで貰えるような‥
今朝のラジオで、秋吉久美子さんが「学び」について話しておりました…「知らないを知る」という姿勢に、私も大いに刺激を受けまた共感でもあります‥知らないことを知るには‥私の場合は、先ずは実験をしてみて、失敗したら、またトライをしてみる‥こんな愚直な方法が、今の私には一番性に合っている‥ただし、やっている実験は、世の中の為には、なんの役にも立たないものばかりですが‥70歳を過ぎてからは、結果(成果)よりかは、そのプロセス(段取り)をいろいろと考えている方が面白い‥
世の中どんどんと、きな臭くなってきております‥世界の指導者がこれ程に「吹き溜まった」時代?は、90年くらい前にもありましたが(第二次世界大戦へと)‥歴史は繰り返されると申しますが、誰か救世主が現れないでしょうか、ブラックユーモア的解釈だと、、それはトランプさんになるのでしょうかね??でも、どんなことをしても戦争だけは回避しなければなりません、、それがたとえ汚いディールだとしても…民主主義の国で選ばれた政治家(石破首相には、国民を守る)には大きな責任があります。そして、市井に活きる私たちとしてすれば、第一に家族を守りながら、強かに野太く生きていくしかありません‥野良猫グレちゃん、塀の上で落っこちないようにバランスをとてもよく保っております‥辺りを注意深くよく見極めることです‥
ここ数日間寒くなってまいりました‥今日から事務所にストーブを置いて土瓶で湯沸しです‥土瓶で沸かしたお湯はちょっと違います、お茶が上等になった様な気がいたします‥グレちゃんもデスク下のカマクラで今日はじっとしておりますが、自分の前の石油ストーブのポッポッの赤い炎に最初は戸惑っていましたが、だんだん温かくなるにつれて、心も身体もホッコリ気分なんでしょうかね‥これから本格的な寒さをむかえますが、グレちゃんは今年の冬は安心安全かな‥まあ私の事務所には、近頃はめっきり客人が来なくなりましたので、グレちゃんの独り占め状態です!!世知辛い世の中ですが、せめて野良猫のグレちゃんの安住の住処になればと思っております…
今朝、ふと思い付いたことがありまして、早速に作業を開始しました‥失敗して元々だから、やってみてから、次を考えて、またやり直す‥あと何年ものづくりができるかわからないけど‥たぶん、あと数年?だと思うと‥ほんと「思い立ったら吉日」でどんどんやっていかないと勿体ないからね、残りの時間を考えると‥だけど、よくよく考えてみれば、焦ったところでどうにもならないのも事実だから‥結局のところ、一日一日を大切にするしかありませんか、その結果、何の答えも出なくても‥それでいいのかもしれない‥なんか蒟蒻問答みたいになっちゃいました(小笑)