義理と人情、秤にかけりゃ義理が重たいこの世界、唐獅子牡丹..高倉健の世界である。義理人情がヤクザの代名詞のようになったのはいつ頃からなんでしょうか‥私たちの子供の頃はまだ東映映画を見に行くと片岡千恵蔵、市川右太衛門、中村錦之介や大川橋蔵などの股旅映画全盛の時代でした‥そうそう大映の長谷川一夫の「雪の渡り鳥」もよかったですね‥ほんと長谷川伸の股旅ものでよく泣かせてもらいました..それが深作欽二監督の「仁義なき戦い」あたりから893と義理人情の意味が変化してきたのが..親父が昔よく言っておりましたが、富岡にもこういう職業の人は昔いっぱいたが、堅気の人間にはけっして迷惑をかけなかったし、道を通ってすれ違いの時、向こう方がちゃんと道を譲っていたと…
幕末に外国人女性が日本にやって来て日記にも書いてあるんですが..箱根に旅行して馬子を利用して、宿屋に着いて、どこかに鞭を忘れてしまった..利用した馬子が夜通しその鞭を探し見つけて戻ってきた..当然その女性は馬子から駄賃を請求されるかと思っていたら何も言わない、それではお礼だからといってお金を渡すと、それも受け取らない‥理由を尋ねると、それは私の責任だからと云う。その女性は世界中を旅してこんな経験は始めてだったと.. 話しは代わりますが..メジャーリーガー大谷翔平選手と水原一平さんとのことでこのところいろんなニュースが流れております‥真相は、まだどうなのかはわかりませんが…水原一平さんが、自らを賭博依存症と話しているとおり、違法賭博の胴元にうまく騙されて、多額の借金をして困っていたところ‥今までの二人の関係からして、その肩代わりを大谷選手がしたというのが本当のことだろうと私は思います‥男気があって友達思いの優しい日本人‥だけどアメリカの社会では義理人情なんて理解できない一部の人間がいるのも確かでしょう‥今回の件で賭博幇助罪でMLBが大谷選手を罰するのであれば、それはそれで甘んじて受ければいいんじゃないの‥だから堂々と、友人が困っていたので肩代わりをいたしました、すみませんでした‥堂々と話せばいいのだと思う‥