古い機械と古い人間 | 繭家の人生こぼれ繭

繭家の人生こぼれ繭

人にも自然素材にも優劣なんかない。『こぼれ繭』と呼ばれていたものに目をかけて、愛情を持って「カタチ」のある製品にする。そこから生まれる「やさしさ」から「人やモノ」を思いやる心が生まれるのだと思います。

5GだのAIだのって云われても、、うちで使用している機械は昭和40年頃に造られたチェーンとベルトで動く機械で、もう一つは戦後間も無く造られたもので、昭和28年生まれの私と同級生みたいなもので、お互いに労わりあいながら機械とおしゃべりして楽しく仕事をしております。

これからの時代は、手間がかかる、面倒くさい、効率も悪い、便利じゃない、そしてあんまり得にもならない仕事が出来ることが面白いのかもしれない…