今ここに生きる | 繭家の人生こぼれ繭

繭家の人生こぼれ繭

人にも自然素材にも優劣なんかない。『こぼれ繭』と呼ばれていたものに目をかけて、愛情を持って「カタチ」のある製品にする。そこから生まれる「やさしさ」から「人やモノ」を思いやる心が生まれるのだと思います。

あれからもう3年ちょっと経ったんだ…半沢直樹も下町ロケットもタイムリーには見たことがなくて、、というよりその時間帯はもういびきをかいてグーグー寝ております。ただ「陸王」だけは夢中になって見ておりました。なぜ陸王のドラマかと言いますと…その2年程前から「繭から人工皮革」の開発実験を繰り返しておりました。息子と二人で悪戦苦闘、失敗の連続の毎日、、半ば諦めけかけていた時に、偶然にもTBSドラマ「陸王」の宣伝を見たのでした…繭を特殊技術で加工した「シルクレイ」なるものを開発する親子の物語だという…その頃は息子も私もちょっと自信をなくしかけていた時期と重なって、ドラマの宮沢親子と私たち親子がダブりもしたり、それに寺尾聡さん演じるシルクレイ開発者飯山社長のキャラクターが「小島にそっくり」って友人からもからかわれたりしておりました・でも毎週ドラマを見続けていく中で、息子の態度にいい変化が生じてきているのが確実にわかりました。ドラマ陸王のメッセージが『自分を変える、覚悟があるか。』まさに息子に覚悟ができたのだと思います。

そして「今」「ここ」に集中してその瞬間を一生懸命に丁寧に活きてみる。それでもダメなら三度の飯を二度にしてそれでもうまくいかなかったら一度にしてでも頑張るしかありませんかね…で、まあ~つまらないことを悩むより体を動かして、人と比べないで、何事も前向きに受け取って、お先にどうぞの気持ちで、あんまり余計なことを調べないで、競争からちょっと離れてみる…そして何よりも毎日の「朝」を大事にする。陸王2を製作してもらえないでしょうかね…