レンズについての備忘録 | 不動まゆうのブログ 猫とお酒と灯台と

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灯台マニアで猫好きです。そしてお酒を飲んでいる時間が一番幸せ。

映画、ドラマなど感情に訴えかける映像を見ると。感情移入をしすぎてものすごく疲れます。
神経質で心配性なところも持て余していますが、折り合いをつけて暮らしましょっと。

テーマ:
ひとつ知ると、芋づる式に知りたいことがでてくるでてくる…


あー、ずーーーっと灯台とレンズについて調べていたい!


(あ、いや、職場につくと、ちゃんと気持ちは切り替わって、楽器に興味が向いていますよ。。本当よ。)


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レンズ萌えの備忘録

◎明治初期に建てられた灯台の灯器

観音埼灯台       3等不動レンズ
野島埼灯台       1等不動レンズ
品川灯台          5等不動レンズ
樫野埼灯台      2等閃光パラボラ
城ヶ島灯台      5等不動レンズ
神子元島灯台  1等不動パラボラ
剱埼灯台         2等閃光パラボラ
江埼灯台         1等不動パラボラ
伊王島灯台      1等不動パラボラ
石廊埼灯台      5等不動レンズ
佐多岬灯台      1等不動パラボラ
六連島灯台     4等不動レンズ
部埼灯台         3等不動レンズ
友ヶ島灯台     3等不動レンズ
和田岬灯台     4等不動紅色レンズ?
鍋島灯台         3等不動レンズ
安乗埼灯台     4等閃光レンズ
釣島灯台         3等不動レンズ
菅島灯台         4等不動レンズ
白州灯台         5等不動レンズ
潮岬灯台         1等不動パラボラ
御前埼灯台     1等閃光レンズ
犬吠埼灯台     1等閃光レンズ
羽田灯標        1等不動緑色レンズ?
烏帽子島灯台 2等不動レンズ
角島灯台        1等閃光レンズ
尻屋埼灯台    2等不動レンズ
金華山灯台    1等不動レンズ

出典 「明治5年に建築された三重県安乗崎灯台官舎に用いられた煉瓦について」日本建築学会論文報告集 第69号 昭和36年10月

◎これを書き写していて気づいたこと。

1.フランス人技術者ヴェルニーが指揮し、実際にはルイ フェリックス フロランが建てた灯台は当初からレンズを使用。

2.スコットランド人技術者ブラントンが建てた灯台は当初、地震を恐れてパラボラを使用。のちにレンズを選択する。

3.まだ灯台が少なく、灯質による識別が必要ないためか、ほとんどが不動灯。地理的に近いものに閃光を使用。

4..羽田灯標や和田岬の有色灯は、レンズかと思うが、まさかパラボラの有色ってこともあるのか、確認したい。それにしても羽田の1等ってすごい。
(追記➡︎ハリハンに色をつけていたのでは?と灯台仲間の薫ちゃん。確かにその手がありますね。だとしたらパラボラかな。)
羽田(当時は羽根田)は初恋の東京灯標の先輩にあたると考え、とても興味あり。

◎今後の課題

1.すべての初代レンズのメーカーを知りたい。いま私が知っているのは、品川、白州、角島(現役)程度。

2.さらに、戦前の灯台にインストールされたレンズと、その後の変遷(戦争、震災で被害を受けたあとどのメーカーが使われたのか)メーカーの移り変わりを調べたい。
国産に移り変わっていく様子が見えるのではないか。

3.上記のリストアップ終了後、海外レンズメーカーの歴史を調べていくか、国産レンズを調べていくか、その時点で改めて研究対象を選択したい。

4.同時に羽田灯標も調べる。

だけど、ひとりではとても時間がたりません。

どなたか、上記2番まで共同研究いたしませんか?