不登校の子の自立について | 明るい不登校サポート・心のとげをぬくシンガーソングライター岩本真弓のブログ@加古川 姫路 明石兵庫

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「不登校で親子ともに傷つく必要はない」が持論。
高3、高2、小6の3姉妹と夫の5人家族。次女が小5から中3まで不登校でホームスクーラー。三女は小3からデモクラティックスクールに通う。
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子どもはいつまでも子どもではなく

 

たとえば高校卒業までを

 

家で過ごす期間とすると

 

生まれてから6570日です。

 

 

 

 

我が家では、

 

高校を卒業する年齢になったら

 

子育てを終わると決めています。

 

 

 

 

その先に進学希望だったら

 

相談には応じるよ、と

 

子どもたちには伝えてあります。

 

 

 

今、高1の次女が

 

不登校になったのは小5のとき。

 

 

 

 

学校に行かないからといって

 

人生が終わりとか

 

将来が真っ暗とか

 

そんな風には思わなかったけれど

 

 

 

 

ハードモードになるな、とは

 

思いました。

 

 

 

 

学校に行かないということは

 

学校に行ってさえすれば

 

自動的にまんべんなく得られる

 

知識や体験が不足してしまうので

 

 

 

 

その分を補いたければ

 

知識や体験を

 

自分で取りに行かなければ

 

いけません。

 

 

 

 

普通高校への進学もちょっと難しくなるし

 

本音で進路を選べていなければ

 

入学したとしても

 

通学できるのかはあやしい。

 

 

 

 

(本音で進路を決めても

 

通えなかった、

 

ということもたくさんあります。)

 

 

 

 

不登校でいることは

 

道なき道をかきわけるコースを歩むということ。

 

 

 

 

そのコースは

ハードで、そしてドラマティック。

 

 

 

 

ドラマティックコースを

 

小5で歩き始めた娘に

 

親の私たちができることは

 

 

 

 

安心してドラマティックコースを歩けるように

 

心の休まる家であることと

 

子育ての終わりを決めて

 

ハッキリと示すことだと思いました。

 

 

 

 

どんな道を進んでもいいけれど

 

面倒を見るのは18才の3月までね。

 

その先は家を出て自分で生活してね。

 

(進学希望のときは相談に応じる)

 

 

 

 

そう決めて、夫婦で伝えました。

 

真剣に生き方の話しをしました。

 

 

 

 

終わりを示さないままいると

 

働くきっかけを逃しやすくなる。

 

 

 

 

そんな気がしたのです。

 

 

 

 

これは、親としてのケジメであり

 

子どもの人生への信頼でもあります。

 

 

 

 

放りだす覚悟のようなものを

 

不登校を受け入れると同時に

 

持ちました。

 

 

 

 

人には生きていく力が

 

備わっているはずだから

 

自分に合った道を

 

自分の力で必ず見つけていける。

 

 

 

 

そう、娘の人生を信頼しました。

 

私は、娘の人生を応援しよう。

 

 

 

 

人生への信頼があって

 

結果がそちらによっていく。

 

 

 

 

私はそう信じているので

 

娘の人生を心配はしません。

 

 

 

 

不登校には本人にとって

 

メリットとデメリットがあります。

 

 

 

 

メリットは何といっても

 

学校へ行かなくていいことでしょう。

 

 

 

ゆっくり過ごせる、

 

学習を強制されない、

 

 

などもあげられるでしょうか。

 

 

 

 

デメリットは

 

学習の機会が減る

 

進学が難しくなる

 

時間を持て余す

 

などなど。

 

 

 

 

メリットとデメリットの両方を

 

本人に引き受けてもらうことが

 

自立への第一歩だと思っています。

 

 

 

 

デメリットの解消を親の私が

 

勝手にやってしまっては

 

いけないんです。

 

 

 

 

「勉強しなさい」と言うことも

 

お昼ご飯を当たり前のように

 

親が用意するのも

 

 

 

 

進路を親が悩むのも

 

子どもの責任の肩代わりですよね。

 

 

 

 

進路については

 

情報を集めるのを手伝ったり

 

どんな風に進路を選べばいいのか

 

 

 

 

アドバイスを求められたら

 

一緒に考えたり

 

情報の整理を手伝ってあげたらいいですが

 

 

 

 

進路について、

 

本人は無関心で

 

親がなんとかしようと悩むのは

 

違うと思うんです。

 

 

 

 

私は、子どもが不利益を感じる前に

 

先回りして親が手や口を出すことは

 

甘やかしだと考えていて

 

 

 

 

特に不登校の子には

 

手出し口出しの甘やかしは

 

避けた方がいいです。

 

 

 

 

ハードモードを自分の力で

 

生きていくわけですから。

 

 

 

 

不登校を責める必要は全くなく

 

むしろ、その生き方は

 

応援してあげたい。

 

 

 

 

ただ、その生き方の厳しさを

 

親が肩代わりしてはいけない。

 

 

 

 

養う期間の終わりを決めたらそれを伝え

 

後は任せる。

 

 

 

相談されたら相談に乗る。

 

 

 

 

子どもは、いつまでも

 

小さい子どもではないので

 

手を放していくのは親の役割ですね。

 

 

 

 

そして、ある年齢になったそのときに

 

もしも、本人に進学の意志も

 

働く意思もなかったらどうするのか。

 

 

 

 

本人が自立しようとしなかったら

 

どうするのか。

 

 

 

 

子どもたちは1年1年

 

年をとっていきますから

 

必ず大人になります。

 

 

 

 

そのときに起こるかもしれない

 

難しい局面のことを

 

不登校になった子をもつ私たちは

 

考えておかなければいけないと思います。

 

 

 

 

現実から目を背けないことが

 

子どもの自立につながるのではないかと

 

私は考えています。

 

 

 

 

覚悟は決めつつ、日々は楽しく。

 

 

 

 

子どもがちゃんと巣立っていけるように

 

その方向に向かって

 

歩いていきたいものですね。

 

 

 

 

明るい不登校サポート

心のとげをぬくシンガーソングライター

 

兵庫県加古川市

岩本真弓

 

 

 

 

 

 

 

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