次女との５年間の不登校生活を
振り返っています。
何のトラブルもないような毎日の中で
腹痛は起こって
学校を欠席する日が出てきました。
腹痛は起こって
学校を欠席する日が出てきました。
朝起きて用意をして
学校に行こうとすると
お腹が痛くなり具合が悪くなる。
しばらく様子を見て
今日は無理かな、と判断し
欠席が決まったら
治るのです。
イラっとしました。
仮病に見える。
本当にお腹は
痛くなるのですよね。
今は、身体の声の方が
本当の気持ちだと分かる。
でも、まだそのときは
分からなかったんです。
そうこうするうちに
夏休みを迎えました。
腹痛はなく
元気に過ごす夏休み。
そして、９月、また腹痛。
その頃です。
「お母さん・・・、死にたい」と
彼女が言ったのは。
彼女が言ったのは。
目にいっぱい涙をためて
しぼりだすように言ったんです。
ガツンと頭を殴られたような
瞬間でした。
学校をちょくちょく
休むようになってから
私は不安の中にいました。
人生のレールからはずれてしまう。
将来はどうなるのだろう。
いったいどうすればいいんだろう。
私だけではなく
彼女もまた不安の中にいました。
行こうとしているのに
身体が動かない。
これから
どうすればいいのか、
なんでそうなるのか。
彼女自身、分からなくて
困っていました。
結局、みんながみんな
学校に行けないことを責めたから
行く方がいいに決まっているという
前提だったから
彼女には
安心できる居場所が
なくなっていた。
学校も
先生も
親も
祖父母も
自分自身も
何とかしようとしたり
心配したり
全部が現状の否定だったから
居場所がなくなって
死にたいって言ったんです。
聞きたくない言葉だけれど
私にとっては
腹を据えるきっかけになった
言葉でした。
頭では行きたいと思っていても
心の底では
学校には行きたくないと言っている。
身体がそれを教えてくれている。
その事実を受け入れていくしかない、と。
なぜだか分からないけれど
お腹が痛くなって
学校を拒否している彼女を
何とか変えようと
矯正しようと考えるのは
やめました。
そのかわり、
何に困っているのか
どうしていったらいいのか
話し合うことにしました。
続きます。
心のとげをぬくシンガーソングライター
明るい不登校アドバイザー
岩本真弓
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■不登校の始まり。腹痛は突然でした・・・
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子育てが忙しくて、なんとなく
スキンシップが減っていたとき。
30秒のハグをしてみたら起こったこと、を
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