子どもの責任を奪っていませんか? | 明るい不登校サポート・心のとげをぬくシンガーソングライター岩本真弓のブログ@加古川 姫路 明石兵庫

明るい不登校サポート・心のとげをぬくシンガーソングライター岩本真弓のブログ@加古川 姫路 明石兵庫

「不登校で親子ともに傷つく必要はない」が持論。
高3、高2、小6の3姉妹と夫の5人家族。次女が小5から中3まで不登校でホームスクーラー。三女は小3からデモクラティックスクールに通う。
不登校のお母さんが集える場、親子参加型イベントを企画開催。
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今日は、小学校高学年や中学生で

不登校のお子さんを

お持ちのお母さんに向けて書きます。




ちょっと辛口の可能性もあります。

(どうだろう?)





子どもが学校に行かない

それ自体は、別にどうってことないです。





勉強くらい自分ですればいい。

大人になってからでもできます。

必要になったらいつでも学べます。






教えてくれる無料動画も

山盛りありますしね。





でも、行かないことが発端で

子どもの体調が悪くなったり

家庭内が不穏になったり

お母さんが体調崩したり・・・




これは、困りますね。





こういう困りごとの

根っこは、親子の関係性にあるのではないかと

感じています。





平たくいうと

親と子の境界線がない状態。






子どもの問題を親の問題にしてしまい

親が解決しようとする。






子どもが負うべき責任を

親が背負ってしまっている。






こんな状態。





つまり、過干渉なんですね。

境界線があいまいなんです。





赤ちゃんのときは

お母さんと赤ちゃんの

境界線はすごく薄いですよね。





大きくなるにつれて

境界線を少しずつ濃く太く

していかなきゃいけないんです。





中学生になっても

ぼんやり薄いのはまずいんです。






そういう意味で、

子どもの学びの責任は

誰にあるでしょうか?




子どもが全く勉強しない。

それは誰の責任ですか?




親でしょうか。





違いますね。





学ぶかどうかの責任は

子ども自身にあります。






学校に通うことは子どもの権利なので

その権利を使うのかどうかの責任も

子どもにあります。






学びの責任や

学校に行くこと行かないこと

それらを、親に委ねているとしたら





境界線を濃く太くしていくことを

意識する必要があります。





学校に行くか行かないかを

親に決めてもらう。




勉強は、誰かが怒るからしている。




こんな状態のとき、

子どもは他者依存ですが

依存関係は一方だけで成立しないので

必ず、依存させている(支配している)

親の存在があります。





子どもに人生の主導権を

返してあげてください。





親が、子どもの人生の主導権を

握ってはいけないのです。





子どもの人生は子どものもの。





寄り添ったり、伴走はしても

代わりに運転手になっては

いけないんです。





休んでいいとか

行かせるとか行かせないとか

親が決めることではありません。





子ども自身のことを決めるのに

親の許可はいらないはずです。





知らなーい。と放っておくわけではなく、

親の意見は意見として

真剣に伝えた方がいいんですよ。





でも、その意見を聞いた上で

どうするのかは、本人が決めるんです。






習い事を続けるかどうか

塾に行くかどうか

部活は何に入るのか

入らないのか

学校は行くのか

進学するのかしないのか

どんな進学先がいいのか





こういう答えのない、大切なことを

親は一生懸命考えて意見はするけれど

最終的には子どもが決める。





子ども自身のことだから。



子どもの意見を聞いて
 
親が決めるんじゃなくて、
 
子どもが決めるんです。




ひとつひとつの
積み重ねなんです。




境界線があいまいな親子は

学校に行っている子の中にも

たくさんいますよね。




だから、境界線があいまいなことと、

不登校になったことは因果関係はない

と思います。

(あるかもしれないけど)





だけど、学校に行かないという、

圧倒的少数でまだまだ険しい生き方を

するのであれば




境界線をしっかり引いて、

本人にしっかり立ってもらわないと

親が困ります。本人も困ります。





自分の人生は

自分の責任で切り拓いていくんだ、と

自覚してもらわないとね。





そのために、

境界線を濃く太くしていきましょう。





こういう在り方のことって

本を読んだり

単発講座で変化させるのは難しいです。




だから。



自分自身のこと、

人との関係をどう作っているのか

不登校の子どもの現状をどう受け入れていくか




こんなことを、

ゆっくりと回数を重ねて

学んでいく教室をします。





かわいくて大切な子どもを

手放していくことでもある

境界線を濃く太くしていく作業。





境界線を太く濃くすることは

子どもを信じるからできるんです。





あなたなら、大丈夫。

そう、信じて任せていくことです。



 
子どもを信じていくために
 
自分の不安と向き合い
 
感情を受け入れ
 
伝えていくことを、
 
 
 
一緒に学んでいけたらと思っています。
 
 
 
*不登校の子を自立に導くための親の教室*
 
https://ameblo.jp/mayutin00/entry-12428933136.html



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兵庫県加古川市
岩本真弓

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岩本真弓 ( 右矢印プロフィール )
 
子ども未来がっこう 認定講師
アドラー心理学 勇気づけ講師
@兵庫県 加古川市
 

 
兵庫県加古川市在住。
奈良県出身。
 
中学3年生、中学2年生、小学3年生の
3姉妹の母。
 
子ども、楽器、勉強が大好き。
 
子育てしてはじめて
子どもが大好きと気づく。
 
可能性が無限にある子どもたちと
関わる仕事がしたくて
6年前に保育士になる。
(U-CANです)
 
現在も、森のようちえん(ころあい自然楽校)
で保育に携わる。
 
楽器に囲まれていると幸せ。
 
たくさんの楽器に囲まれて生活している。
今はギターと歌に夢中。
 
「勉強は究極の遊び」が持論。
人間は人間だから、知ることが大好きなはず。
 
無理やりやらされる勉強は勉強ではなく、
ただの「修行」だと思っている。
 
子どもたちにも勉強の楽しさを知ってほしい。

子どもたちが幸せな人生を送るために
また、親自身も幸せな人生を送るために
 
フロー子育て認定講師として、
アドラー心理学の勇気づけトレーナーとして
子ども未来がっこう認定講師として
 
子どもとの関わり方のコツ、
潜在意識を味方につける方法、
人生の楽しみ方、
 
など知りうることをどんどんシェアし
幸せな子どもと家族が増えると嬉しい。