前回の続き。
長い事お待たせしてしまったのですが
ありがたいお誘いも頂き
子連れレッスンに挑む事になります。
と言っても。急に
乳児を連れて仕事
に行けるはずもありません。
比較的、一緒に出かけていた
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連れ歩き慣れてた
のが助かりました。
特に公共の交通機関慣れ
が大きかったと思います。
騒ぐこともなく機嫌がよかったので
「なんてお利口さんなんだ」
なんて、糠喜びしてた時代がありましたね。
タダの鉄ヲタだったこと
今に至る前代未聞の生き物となる
序章に過ぎませんでした
という事で
①決まった時間・場所に連れて出かける練習
・荷造りせずカバン固定。笑
(哺乳瓶セット不要なのがラッキーでした)
・道中のオムツ替え&授乳室の調査
(だいたい大きな駅の駅ビルとかでどうにかなる)
短気的に一番重要だったのが
電車乗り換えの
・エレベータ(エスカレーター)の
位置
エレベーターを探してる間に
待ちの列ができます。
ベビーカーずらりだったりすると
時間かかります。
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2〜3本逃してしまいます。
しかし、通い慣れると
エレベーターそのものに耐えられず
ベビーカーごと担いで
階段を利用するようになります。
②公民館でレッスン
土足厳禁のフローリング
飲食OKの部屋
(転がってる時代は助かりました。)
生徒さんが毎回予約して下さいました
スタジオだと時間制ですが
こういう施設は「午後」など枠になってます。
「13〜17時まで使えるから
その間の来られる時でいいですよ。」
とまで言って下さいましたが、
こちらも今後の社会復帰を考えて
目標の時間は決めて
早く着く事はあっても遅れないように
心がけて通いました。
あと、私は要領がいいタイプではないので
出かける前はお互いのご飯や準備など含めて
2時間半前行動が基本でした。
③なるべく寝かせてレッスン
とは言っても歩く前からこの状態で
(襖を剥がして食べてる)
だいぶ目が離せないタイプだったので
午前中
しこたま構う。クっっっタクタにする。
↓
午後
ぐっすりお休み頂く
という生活を極力毎日繰り返し
プログラミングしました。笑
だいたい爆睡状態で現地に担ぎ込み
↓
起きるまでにレッスン
(一度寝るとしばらく起きないタイプなのがラッキーでした)
↓
大好きな電車でご機嫌に帰る
なパターンでいけましたが、
たまに途中で起きて
やれ乳出せ、抱っこ、おんぶ
中座させて頂いたり
生徒さんと一緒におやつを食べたり
(スタジオだとNGですからね)
もうちょっと大きくなってからは
こういったグッズに頼ったりもしました。
テレビとDVDが付いてる部屋だったのもラッキーでした。
たまについつい大人も見入っちゃってましたけど。
そんなこんなで、
息子が電車が大好きだったり
寝ると起きないタイプだったり
いい場所を確保して頂けたり
とにかく色々ツイてただけで、
今に至りました。
そして何より生徒さんのおかげでした。
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10年ちょっと前、
とある教室にふらりと体験に訪れて
音も上手く出なくて
息も苦しそうで
持つ姿勢の維持も難しくて
その訳は後に持病のお話を伺って
知る事になるけれど
そうこうしているうちに
「体調が・・・」
とお休みされて。
「きっとこのまま辞めちゃうだろうな」
と思っていた数ヶ月後
「またレッスンお願いします」
とお電話。
それが、よりぞう出産の数日前。笑
出産からだいぶ遅れて
「これでいいんですか」
という甘えまくりな条件で復帰させて頂き
道中に息子が発熱して
お詫びしながら引き返したり
人身に巻き込まれて
「先生、今から来ると
帰りが通勤ラッシュになっちゃうから
今日はお休みでいいよ」
なんて言って頂いた事もありました。
kokoro-Neもいつも聴きに来て下さって
「この前、○○(←商業施設)に演奏しに来てた
3人組がいたんだけどね、
絶対に、のぞみさんとなつきさんと
先生の3人の方が
いい演奏してると思うんだよ。
もっといろんなトコでやってよ」
て言ってくれてました。
先日、その生徒さんの携帯で
違う方からお電話がありました。
突然のお別れでした。
「ちっとも上手くならないのに(←そんな事ない)
先生は根気よく付き合ってくれてるし、
お手本聴けたり、
よりつぐくんのお話も
楽しかったみたいです」
ご連絡下さった方に
レッスンの事も珍事件も(笑)
だいぶ詳しくお話されてたみたいです。
別にプロになる、とか
とにかく上達するとかなくても
思い出に残るレッスン
あってもいいんだな。
て思えました。
あと、明日久々にkokoro-Neリハで
というか9月はkokoro-Ne的に
なかなかの正念場で
「もっといろんなトコでやってよ」
に近付けるように頑張りたいと思います。
合掌。