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~文化を守り育てるために~


「今、被災地は!」公演にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

たくさんの方が仙台市の会場に駆けつけてくださり、観客と出演者の距離が近い交流の場になりました。

そして、被災地からのメッセージ発信の大切さを改めて感じました。各方面の最前線で活動されている方々の情報交換の場としても、とても貴重な時間でした。

ご出演いただいた方、ご協力いただいた方、公演を支えて下さった多くの方々に感謝申し上げます。

当日の詳しい様子につきましては、後日またご報告させていただきます。
本当にありがとうございました。 


繭の会


 


「今、被災地は!」

公演詳細と参加団体プロフィール 【第2部】17:15~20:35


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【ゲストトーク「一詩人の警告」 若松丈太郎(わかまつじょうたろう)】
 1935年岩手県生まれ。南相馬市在住。詩人。40年前から原発の脅威を警告し続ける。
 『いくつもの川があって』(2000年・花神社)
 『北緯37度25分の風とカナリア』(2010年・弦書房)
 『福島原発難民』(2011年・コールサック社)
 『ひとのあかし』(2012年・清流出版)など


【映画「原発切抜帖」 監督:土本典昭】
 日本ドキュメント映画界の巨匠、土本典昭監督の「原発切抜帖」の上映
 世界で唯一被爆国だった日本が、どのようにして原子力大国へと変貌をとげたのか。わが国の原発政策の在り方を新聞から切り抜き、膨大なスクラップ記事だけを使って見事に浮かび上がらせた、世界的に類例をみない実験作。原子力をめぐる常識・非常識を私たちはどのように受け入れ、また、何を見落としてきたか。小沢昭一が読み上げる軽妙なナレーションとともに、土本の批判精神がいかんなく発揮される。-1982年 45分- (文:イメージ福島)


【映画「原発切抜帖」 解説-Image.Fukushima〔イメージ福島〕 (代表 三浦哲哉)】
 3月11日の地震と津波、そして福島第一原子力発電所の事故の後、福島は収束の目処のたたない困難と混沌の中にあります。「福島」は見る人によって全く異なる姿に映り、そのために孤立と沈黙が生まれています。想像しましょう。いくつもの視点から見られたいくつもの「福島」を。それぞれのイメージを交換しましょう。(略) それぞれの持ち場で、逆境に立ち向かっている人々と繋がりましょう。 (文:ポスターから)

【トークセッション「被災地からのメッセージ」】
 石巻市・仙台市・福島市・伊達市・相馬市・南相馬市在住の被災地の方々に、“あの時、今、そしてこれから” と “まだ、終わっていない”ことを熱く語っていただきます。

【観客参加型の交流会】
 出演者と観客の交流、団体同士の情報交換・親睦をはかります。会場にコーヒー(紅茶)とサンドウィッチも準備いたします。

【繭の会 (代表 穗積正一)】
 文化(演劇・映画・音楽)に関心を持ち、市民の立場から自発的に地域の文化活動を支援する会です。


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「今、被災地は!」

公演詳細と参加団体プロフィール 【第1部】13:30~16:45


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【演劇「今伝えたいこと(仮)」 福島県立相馬高等学校放送局】

 相馬市・南相馬市在住の現役女子高校生たちによる創作演劇。大人たちには知られなかった不安や怒りが、自分たち自身の声で鮮烈に綴られる。東京都・福島市・京都市・石川県公演で大反響を起こす。
 「そうなんだよね。私は、原発周辺の地域は今まで原発のお陰で潤ってきたと思う。リスクと引き替えにね。でも、それって私たち世代が決めた事じゃないよね?」

【映画「Women of Fukushima」「Then and Now」 監督:ポール・ジョハンセン,ジェフリー・ジョーサン】
 在日外国人(アメリカ・ノルウェイ)の視点で撮影された2つのドキュメント映画。国内外で高く評価されている作品。「Women of Fukushima」福島県の6人の女性たちによる原発反対運動の記録/「Then and Now」震災直後の石巻市内の風景と被災者へのインタビュー

【活動報告-石巻市復興を考える市民の会 (代表 藤田利彦)】
 震災直後から石巻市内の在宅被災者へ支援物資を届け、全国からボランティア(約5,000人)を受け入れて側溝のどぶ掃除などを実施する。現在は、コミュニティ再生のための旧公民館の復旧・クラシックコンサート・ラーメン炊き出し・サッカー場の芝生の整備など幅広く活動をしているボランティア団体。

【活動報告-NPO法人にじいろクレヨン (代表 柴田滋紀)】
 石巻市のこどもを相手にしたお絵かき教室「ゴコッカン」を運営し絵画の普及に努めていたが、東日本大震災によって活動の中断を余儀なくされる。震災直後に任意団体にじいろクレヨン(現・NPO法人)を創設。今日に至るまで、震災でキズついたこどもの心のケア活動を継続している。
 『にじいろクレヨンが描いた軌跡』(2012年・星雲社)

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