搬送され、「もも」をケージに移し替えるために、初めて抱っこした時の心臓の違和感…

大きくて早い鼓動
「ビュービュー」と勢いよく流れる血流

素人の私でも心臓になんらかの異常があることは分かりましたショボーン


心臓を診れる病院をまめちこさんに相談、するとアイドッグ卒業犬の里親様が以前情報をくださった病院が診てくださるかもしれない、ということですぐさま行ってきました車


外の世界を知らないもも。

家の中では歩けますが、外ではまだまだ…
というより、心臓のことがあるからお散歩デビューしてなかったね

6.6kgはずっと抱っこするにはさすがに重いので、スリングで移動しましたがおりこうさんでしたキラキラ

病院の待合室でもおとなしく、検査も終始おりこうさんだったそうですキラキラ
もも、頑張ったねおねがい



ももの胸部は心臓が肥大して、いっぱいいっぱいの状態でした。
健康な子の2.5倍近く大きさがあるそうです。

そして、エコー検査から分かった疾患は2つ。
・動脈管開存症(PDA)
・肺動脈弁狭窄症

いずれも、先天性の奇形です。

ももは繁殖屋申告で5歳と年齢が分かっていますが、それが本当だとしたら、この歳まで生きていられたことが奇跡だと先生。

そして、この状態でも赤ちゃんを産まされていた恐ろしさと、生まれてきた赤ちゃんにも遺伝子が受け継がれているかもしれない危険性ショボーン


いまの「もも」の状態は、いつ肺水腫を起こして死んでもおかしくない、それくらいに悪い状態であるとのことです。本人も息苦しいはず、と。

PDAはだいたい子犬の時に判明して、小さいうちに手術をすればほぼ成功、その後は元気に過ごせるそうです。

けれども「もも」はすでに5歳…

今のままではいつ亡くなってもおかしくない

内科的治療をしたとしても、たくさんの飲み薬に高額な薬代、それをもってしても長くは生きられない

PDAに関しては外科手術をすることはできるけれど、すでに5年が経過し、血管が太く固くなっているため、うまくいかないかもしれない=いのちを落とす可能性もある


せっかく救い出されたいのち
これから幸せになるしかないと思っていた矢先の現実に、衝撃を受けましたえーん

でも迷っている時間はありません。
すぐにまめちこさん、ケイトさんに相談の電話をしました。

すると
まめちこさん「今回、いろんなご縁があって今があるのだから、ご縁を信じてみてもいいんじゃない?」
ケイトさん「すぐに手術をお願いしていいよ」

ベテランのお2人に背中を押してもらい、手術の予約をしました。


心臓の手術は、ご存知のように高額です。
今回は院長先生のご厚意により、保護犬ということを考慮して一般料金よりは下げてくださるとのことですが、それでも団体にとって決して安くはありません。

皆様からいただく大切なご支援を、たった1頭のために多く使っていいものか…
けれど目の前にある、ギリギリのいのちを救いたい。
「もも」のいのちを繋がせていただくことを、どうかお許しください。

もし、何かできることを…とお考えいただけるようでしたら、ご支援いただけますと大変助かります。


PDAの手術をいくつもされている院長先生でも、子犬以外は初めてとのことで、どうなるか分からない状態だそうです。

でも先生曰く

今回は肺動脈弁狭窄があったからこそ、逆に生き延びれたかもしれないこと。

PDAの手術をできるチャンスにあること。

(できなければ、ハッキリできません!と言うそうです)

うまくいけば、長く生きられるかもしれないこと。



そう考えると、「もも」がとてもラッキーな子であるとしか思えません!

このタイミングで繁殖屋から解放されたこと、私が通える範囲にオペを引き受けてくださる病院があったこと、すぐに手術に取り掛かれること…

すべてが、今まで苦労してきた「もも」に「生きなさい」と言ってくれているかのように思えます。



手術にリスクは付き物です。

「死に至る可能性も十分ある」悪い方を考えればキリがありません。

でもいまは、ポジティブに考えたい。


どうか、ももの手術が成功しますようにお願い

応援よろしくお願い致します。



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