「母の愛、愛ってなんですか？どういうのが愛ですか？」

「愛情を注ぐって、本に書いてあるけれど、どうすればいいですか？」

仙台　カウンセリング★心理セラピールーム★Berry's Color
心理セラピスト・心理臨床家　庄司　真弓です。

愛ってなんですか？どういうのが愛ですか？

わたしの友人のお話です。(本人の承諾を頂いております）

「母と言う存在を愛する、母という存在に愛される」という感覚を知らずに育った友人は、母になった時、喜びより恐怖で、ずっと泣いていたんだそうです。

「母は子どもに、愛情を注ぐ」って、本に書いてあるけれど、やり方がわからない・・・・どうするんだろう・・

って、お腹が大きくなるにつれて、不安が大きくなって・・・・

そして、検診で、助産師さんに尋ねたそうです。

「愛情を注ぐってどうすればいいですか？母の愛、どういうのが正しい愛ですか」」

助産師さんは、優しく微笑みながら答えてくれたそうです。

「アナタが、お母さんにしてもらったように、生まれてくる赤ちゃんに、してあげればいいよ、それが正しい愛だから＾＾」って

そう言われて、（できない、わからない、、）ってますます、焦ったそうです。

でもね・・・わたしの友人は、ちょ～～～スペシャル安産で、陣痛が来て、３０分で赤ちゃんを産み、その我が子を胸に抱いたとき「めんこい～」って泣いて、そして決めたそうです。

絶対、わたしが守る！！って、ずーーーっとお母ちゃんとして生きる！！

自分がしてほしかったこと、憧れたことを赤ちゃんにしてあげよう～って。

それは、どんなことかというと・・・

「だっこしよう」「おんぶしよう」「手をつないでお散歩しよう」「いってらっしゃ～いって見送って、おかえり～って迎えよう。」

「ぎゅーーーって抱きしめよう」「一緒に寝よう」「一緒に遊ぼう」「本を読んであげよう」「いっぱい褒めよう」「いけないことは叱る」

そして、例え、どんなことがあっても、わたしは子どもを手放さない、ずっっと一緒にいよう。

そう心に決めたんだって。

当たり前のことだよね～～って友人は笑いました。

そしてポツリ言いました。

「わたしは「あたりまえ」にいつも憧れてたからな～それしか浮かばないんだよ～」って。

「安心安全の場所」という母の愛

当たり前の中に育まれる愛、愛が育む「健康的な愛着という心」

失敗しても、傷ついても、大丈夫。いつでも帰っておいで・・ママはココにいるよ。

子どもが感じる「安心安全の場所」として、母という存在があればこそ、子は、時に冒険したり、時に無茶かと思えるような、大きな挑戦を果たすのかもしれません。

「愛」がわからないと泣いていた「かつての新米ママ」は、その後、二人の母となり、まもなく・・・おばあちゃんになります。

そして、友人は嬉しそうに言いました。

「娘がさ～、ママにしてもらったように、子育てするから、大丈夫って余裕ぶっこいてるんだよね～。」

そうか＾＾こうして、愛は次世代に受け継がれていく・・・

友人は、大人の事情によって母の愛を知らずに育ったけれど、でも、「してほしかったことをする」って決めて、愛を注いだ。

その結果、、しっかりとその愛は、子どもに継承され、その子が「ママにしてもらったように、子育てするから、大丈夫」との言葉を・・

(´；ω；`)ｳｩｩ・いがったな～・・・嬉しいな～

そんなことが、先日ありまして・・母の愛・・って何ぞや？と、また、心理セラピストとしての脳みそがフル回転した次第でございました。

今、出産祝いを考えています( *´艸｀)おほほ

友人のばあちゃん記念日を、大いに祝おうと思っています。

では、またね～☆-(ﾉ●´∀)八(∀｀●)ﾉｲｴｰｲ

本日もヽ(*´∀｀)ノめでたし　めでたし

ありがとうございました＾＾