「できなかった」のではなく「楽しい方を選んでいた」

救われた言葉。「ゆっくり行きましょう。まだ、うまれて３年だもの」

仙台カウンセリング★心理セラピールーム★Berry's Color
心理セラピスト・心理臨床家　庄司　真弓です。

「 O Cha Berry 笑顔あふれるTea Time」

日時:2017年6月17日（土）10：30～12：30
場所：Berry's　Color　セラピールーム
定員：8名様
内容：「好まれるコミュニケーションと嫌われないコミュニケーション」
O Cha Berry お申込みフォームからお申込みいただけます

第12回心理セラピー公開セッション（満席につきキャンセル待ち受付中）

日時:6月4日（日）10：00～17：00
場所：アエル６階
お申込みフォーム
キャンセルポリシー　:3日前までのキャンセルにつきましては、例外を除き、キャンセル料が発生致します、予めご了承ください。お席をご用意している手前、当日キャンセルはお控えください。

チワワン子さんとのお散歩コース東北大学片平キャンパス。

今日も青空　・・・緑の香り・・(^_^)

ご縁は　必然

ご縁は　必然と言われています。

その時、その時　必要　必然　ベストだから　出逢う・・

わたしは、ある方との出逢いで　「違っていいんだ」

という、とても大切なことに気づかせて頂きました。

そして、息子は、「できなかった」のではなく、「楽しい方を選んでいた」そこに気づいたのです。

気づかずにいたら、もしかしたら、息子の人生も大きくかわっていたかもしれません。

そんな有り難い　ご縁を　今日は綴ります。

わたしは　何を焦っていたのだろう。

息子は、赤ちゃんの時から、成長が　ゆっくりで、オムツもとれるの遅かったし、特に、言葉がなかなか出ませんでした。

わたしの言うことは理解できるのですが、言葉を声にのせて　発信が得意ではなかったのかもしれません。

ママとか、さーちゃん、とか、家族を呼んだりはできましたが・・

ある日、「言葉が遅いね～～～専門のところで　検査してもらってください」

言葉のトレーニングを受けるよう二歳半検診で言われ、紹介されたところに行きました。

わたしの　何がいけないんだろう。。。って　

わたしが、半べそで、でかけたのを覚えています。

そして、毎度息子は、泣いて泣いて・・・結果。。。どもるようになりました。

何度目かの　言葉のトレーニング中に、「ぼ・・・ぼぼぼぼぼぼぼ・・・・・・・く・・・・・か・・・かかかかかかかか・・・・える( p_q)ｴｰﾝ」

一生懸命　息子が　言葉で　自分の気持ちを　伝えてきました。

かわいそうなことをしてしまった・・って　わたしも泣きました( p_q)

わたし自身　なんか・・・・・連れて行くことに抵抗があったのです。

それなのに、しっくりしないまま・言われるがまま、行ったことを後悔しました。

わたしは　何を焦っていたのだろう。

他の子と　一緒じゃないとダメ・・とか

変な子って　おもわれるんじゃないか・・とか

今、思えば、わたしがどう思われるか・・それを気にしていたんだと思います。

息子は　たとえ　言葉が　遅くても、毎日を、とっても　楽しんでいたのは確かです。

みんな同じでなくていいんだよ。違っていいんです。個性だもの

その後、息子は、幼稚園に通うようになりました。

その話を担任の先生にしたら、「ゆっくり行きましょう。まだ、うまれて３年だもの。(*＾ー＾)ノ大丈夫よ～　見てますから、安心して下さい＾＾」

その言葉に救われました。って　・・・そっか・・まだ、、３年か。。。

それから、担任の先生は、息子を　丁寧に見守ってくださり・・・

お便りで、園生活の様子を知らせて下さいました。

「今日は、ジャングルジムの上で　ずーーっと雲を眺めていました。」

とか・・・

「ジャングルジムでお友達とお話していました。。」とか

一見　やはり　不思議な子供と思われるかもしれません。

しかし、先生が、「みんな同じでなくていいんだよ。違っていいんです。個性だもの」って、言ってくれたこと・・

今のわたしの、価値基準「人は違っていい」に繋がっていると思います。

受け入れてもらえた「安堵感と嬉しさ」は、その後の、わたしの子育てに　大きく影響していきました。　

「待ちの子育て」を、貫きました。

一緒に　ジャングルジムに上がって　空を仰ぎました。

一緒に、草っ原にころがって、虫を探しました。

そしたら、そのことが、大きな気づきとなって腑に落ちました。

な～んだ、、息子は、「楽しい」を選択していただけなんだって、気づきました。

そしたら・・涙が溢れてきました。

息子は、おかげさまで、卒園の頃には、少し黙っててくれ・・と思うほど・・お話するようになりました。

「どもり」もなくなり、積極的に人の中に入っていくようになりました。

そして息子は、今年から大学を卒業し新社会人として社会に羽ばたきました。

お母さんの眼と耳と心で感じてください。

お母さん？？ゆうーちゃんのお目目は、いろんなことを見て、いろんなことを学んでいるよ。

お母さん？？言葉も大事だけど、ゆーちゃんのお目目をみていますか？

声を出して笑ってるよ・・ちゃんと　感じてるよ。

ゆうーちゃんを、お母さんの眼と耳と心で感じてください。

あの時の言葉を鮮明に覚えています。そして・・

あの時から・・一つある輝きをみつけ、育てようと決めました。

誰と出会うか・・・誰にご縁させていただくか・・・

それは、人生に大きく関わってくることも学びました。

今朝の仙台は、青空が広がっていました。

そんな青空を見上げると、あの頃が蘇ってきます。

そして、時の流れと今を、有り難く感じるのです。

本日も最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

「言葉が遅いね～～～
専門のところで　検査してもらってください」
その言葉で・・・わたしは「不安」に落ちました。
専門家は、表情、言葉、仕草、全てが専門家であってほしい。
よかれと思って伝えることが、かえって、心を陥れ、心を頑なにしてしまうかもしれないから。
わたし自身の経験から・・・
発信や表現を学び、そして今、お伝えしています