ちび子を連れて近くの道の駅へ行った。
寒いし小雨も降っていて
犬連れは私ともうひと組だけ。
犬同士が大丈夫そうだったので
近づいてご挨拶。
「寒いですねぇ、今年も全く😩」
と、毎日その辺の人と交わす台詞を言うと
反応が違った
「そうなんですか？！
やっぱり寒いんですね？！」
え？！体感温度がわからない病気とか？😱
私が答えに困っていたら彼女は
「私、千葉から来たんですよ、先週😊」
あ、ああ！そうでしたか！
千葉とは10度くらい違うでしょうね？
転勤か移住ですか？
「違うのよ、車中泊で１カ月😊」
まぁ、そうでしたか。
そこから、今まで行った場所と
今日の予定地を聞いた。
（あー…地元民から１日で
そんなに移動しないな😅）
と思うくらいに今日も予定はビッシリ。
ワンちゃん連れで長距離移動
運転も大変ですね？
あ、ご主人と交代で？
と、聞いたら彼女のカンに触ったらしい
「いいえ、ひとりです！
主人はいません😤」
あ、それは失礼しました！
お一人で北海道一周なんて素晴らしいわ。
「夫はいませんけど、
私には子供と孫がいるのよ
貴女も指輪をしていないからおひとりよね？」
え😱
結婚指輪なんかとうの昔に
太って指から外せなくなり
「消防署に行くしかない！」と
宝石店の人に言われ
それだけは嫌だ、と
何とか外したきり、着けてはいない。
（指、裂けるかと思ったよ）
人の薬指なんて…もう気にもしなくなって
何十年も経った
でも、この女性は…？
なんかちょっと…な人かも？と
否定せず、
「そうなんです。子供もいませんし
家族はこの子（ちび子）だけなんですよ」
と答えておいた。
彼女は
「それは寂しいわね。
でもワンちゃんが居るからね
貴女も機会があれば車中泊で
本州を回れば良いわよ、楽しいわよ」
「そうですねー
では、良いご旅行になりますように！」
と言って別れた。
帰り道
（なんで私世代の女性は…
既婚か独身か、
子供がいるかいないか
今じゃ、孫がいるかいないか…
比較するんだろうなー）
なんだか情け無くなった
同じ女性として、ね。
もう私は散々やられて
慣れてしまったけれど
久しぶりに、そのレベルでマウント
取られて
暫く経ってしみじみ、考えてしまった。
私の人生って？
同世代の女性とは違う生き方を選択した
25才までに結婚しなかった
寿退社をしなかった
そのまま働いて散々嫌な思いをした
「なぜ？」「どうして？」「ひとりなの」
うるさいわ💢
結婚したら勝ちなのかい
子供を産まなかったら女じゃないのかい
何度思ったことか。
いつだったかな、
たしか30代後半の時
若い人から聞かれた
「プロポーズ受けたことありますか？」
たぶん嫌味だったんだろうけど
私は即答した
「この年齢まで生きて来たら
そりゃ何回もあるに決まってるでしょう」
若い人は😱😱😱😱😱
となっていたから言った
「だってそれを断って来たから
独身なんだもの😅」
本当のことだから真顔で答えたら
その子はフン😤として去って行った。
後から同世代の独身の友人に
そんな事聞かれたわ〜
と言ったら
「それは馬鹿にしてるわね、ガキんちょ😅
私だってプロポーズなら何回も受けたわ
そんな事って自慢にもならないから
わざわざ言わないだけで。
モテないから独身なワケじゃなくて
結婚する気がないから独りなだけ
まぁ、わからないわ、小娘には」
😱え？！馬鹿にされてたのか！私😱
友人は笑いながら
「頭の回転早いくせに
そういうイヤミには鈍感なのよねw
私なら完全に無視して返答すらしないわ」
そ、そうか…まだまだだ、私。
*************
なーんて散々、変わった生き物扱いされ
人生初めて家庭に入ったら
同世代の知らない女性に突然…😱
まぁ…良いけどね
私も昔より丸くなったから
それほどダメージは受けなかった。
人は人、自分は自分
誰かと比較して自分の幸福度を
計るのはバカバカしい。
私は自分と違う家族体系の人を
妬んだりしない。
結婚歴があろうとなかろうと
子供がいようがいまいが…
皆、それぞれに苦労もあるんだからさ。
でも、久しぶりに実は
ちょっぴり、ムカついた😅
雨だったけど散歩はしたのよ〜
Byちび子