ひとりで育て、良き話し相手に育った子どもたち | 死別の苦しさから立ち直る心の処方せん

死別の苦しさから立ち直る心の処方せん

35歳の時に夫と突然の死別。
その時子供の年齢は3歳と0歳でした。
自分を見つめながら、もがきながら見つけた、死別しても前向きで幸せになれるヒントを毎日発信しています。
死別シングルマザー当事者として、死別シングルマザーカウンセラーとして活動しています。

 

 

 日々モヤっとする事ありませんか?

人と関わる上で、どうしても「私だったらこうするなぁ」と思ったり、何となく自分を軽視されるような気がして悲しくなったり。

 

自分の凝り固まった考えかなと思うと、誰かに確認したくなります。

 

最近は子供たちが良き話し相手になってくれます。

子供とか、若いとか、そう言う事は関係なく、一人の人間としてすごく参考になります。

 

 次男

私と長男のバトルを見て育ち、療育で人の気持ちを考えるトレーニングを積んだ次男。

 

小さい頃(就学前)は、物おじせず人の輪の中に入って行ったり、発言をできる子でした。

ただし、人を傷つけるような事も平気で言うジャイアンタイプ。

小学校の時に追級に入り、コミュニケーションを学び、伝え方を学びました。

成長とともに、人付き合い苦戦しながらやっと距離感が掴めてきて、友達とも楽しく過ごせているようです。

 

そんな彼のモヤッた時の対処法は、「75度くらいの価値観のある人とは付き合わない」と。

180度正反対の人は、ある意味刺激になるみたいです。

微妙に噛み合わない、どう頑張っても理解できない人がいて、そう言う人とは付き合わないようにしたと。

彼は人間関係を学んだ事で、ある意味かなり優等生的な人との関わりを正解として叩き込まれました。

だから、まだ応用が難しいのかもしれません。

 

確かに私も、どうしても理解し合えない人とは距離を置きます。

 

 長男

長男はパパに溺愛されて育ちました。

 

3歳でその寵愛は閉ざされましたが、記憶にはしっかりと残っています。

また、本当にポンコツで周りに迷惑をかけて育ちましたが、反面ポンコツ故に人にすごく助けてもらっています。

 

その経験からか、「お母さんの考え方はネガティブすぎる」と言われました。

人には良い面と悪い面が必ずあるから、自分は良い面を見るようにしていると。

だから、そう言う見方をして、付き合うのをばっさりやめるって言うのはしなくて良いんじゃない?と言われました。

 

でも、どうしたって理解できない人っているでしょ?と聞きましたが、理解できないだけであって嫌いにはならないと。

 

自分の事を嫌うかどうか、それは相手の勝手だからそれは気にせず、自分は良いところを見るし、嫌いになる事はしない。

 

それを聞いて、小学生の時にいくら忘れ物をしても、みんないい人と言ってだ事を思い出しました。

 

当時は懲りないから、忘れ物が直らないとがっかりしていましたが、これが彼の世界観なんだと、ここにきてやっと腹落ちしました。

 

彼は完全に悪い人もいないし、完全にいい人もいないし、自分は人を嫌いにならないと言う世界に住んでいるので、私のようなモヤッとする事自体起きないのです。

 

同じ環境で、同じような栄養で育っても考え方はそれぞれ。

 

話をちゃんと聴いて受け止めて、自分の意見を言ってくれる子供たちに感謝です。

 

人に話を聴いてもらう事で、とても心が軽くなります。いい話し相手に育ってくれたなぁ、、。

 

 

 

 

 

 

 

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