死別後13年、落ち着きを手に入れて気が付いた弊害 | 35歳で夫と死別。死別カウンセラー今田真祐美の死別の苦しさから立ち直る心の処方せん

35歳で夫と死別。死別カウンセラー今田真祐美の死別の苦しさから立ち直る心の処方せん

35歳の時に夫と突然の死別。
その時子供の年齢は3歳と0歳でした。
自分を見つめながら、もがきながら見つけた、死別しても前向きで幸せになれるヒントを毎日発信しています。
死別シングルマザー当事者として、死別シングルマザーカウンセラーとして活動しています。

 

 不足を感じていた時の情熱を振り返って

 

もうすぐ6月。

 

あっという間に半年が過ぎますね!

恐ろしく時間が過ぎるのが早くて驚いています。

 

夫を亡くした当初は毎日が長くて長くて仕方がありませんでした。

夜になると、なんだか安心していました。

気持ちが沈んでいるので、日が落ちて暗い世界が落ち着いていたのかもしれません。

朝が来るのが辛くて、毎朝自分の身体の重さがしんどかったですね。

 

でも、毎日をこなし、それを継続して今日まで来たと思うと、本当に一日も無駄な日はなかったと思います。

いや、正確には、無駄だなぁと思う人との時間もありました(笑)。

でも、あの無駄な時間を過ごした自分なりの理由を考えると、致し方なかったと思います。

それが次に起こる奇跡に繋がっているから結果オーライ。

 

そして、不足感があったあの頃の方がすごくアクティブで情熱的ですごく楽しかったと、今振り返ってみると思えたりします。

 

 満たされると現状維持しようとする?

正直今、人生一穏やかな時間を過ごしています。

「平和ボケ」みたいな感じで、ぼんやり過ごすことが多くて、それこそ1日何をやっていたんだろう?と思うことも多かったりします。

 

そんな中、またご縁をいただき、ある方に私のヒアリングをしたいと言われ、お話をさせて頂きました。

 

正直、今現在、自分の願いは割と叶っていて、ものすごく幸せだという事を改めて確認できました。

ありがたいことです。

 

しかし、「欲を言えばこう在りたい」という理想が出てきて、自分の欲に遠慮していることに気が付きました。

だって今、こんなに満たされているんだから、欲張りすぎ!!みたいな感覚です。

 

欲を言っていいし、理想や夢を描いて良いのに、今の満たされている感に良い人ぶって満足しているふりをしていたという事です。

 

それは、今まで理想を手に入れるには、身を削るほど頑張ってきたからです(笑)。

 

死別を乗り越えるために、わたしはそれくらい体力もメンタルもお金も注いできました。

 

私の中で、理想を叶えるとはそういう事だという思い込みを、自分の経験で作り上げてしまったという事です。

なんという弊害!!

 

基礎体力みたいなものは死別当初より断然ついているので、同じ馬力で今頑張ったとしても、かなり楽勝なはずで、同じなわけないのですが・・。

 

それくらい死別当初の記憶と言うのは痛烈に自分に刻まれているんだなと思いました。

ここまで頑張ってきた「今」の自分をもっともっと信じて、理想の未来を掴んでいこうと思います!

 

人の記憶って面白いです。

 

 

講演会やりました!

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