年齢なんてただの数字
週末、久しぶりのウォーキングレッスンと、先生主催のランチ会でした。
本当にセンスの良い方と言うのは存在していて、先生はその一人です。
先生は自分を愛し、年齢に左右されず、人生を楽しんでいらっしゃいます。
ですから、先生のランチ会に参加される方は、それに共鳴する素敵な女性たちでした。
そんな方たちと同じ時間を共有できて本当に感謝の気持ちが溢れています。
夫を亡くしても、欲張りな私たち
統計上で死別シングルマザーは5.8%(令和 3年度 全国ひとり親世帯等調査)と,
ごく少数です。
しかし私の周りにはとても多いですね。
今回のランチ会は70代~40代の女性6名。
私含め3名が死別シングルマザーで、離婚1名、未婚1名、結婚している方1名と、死別シンママが半数と群を抜いて多いというランチ会でした。
統計とは逆行していて面白かったですね。
しかもパートナーがいるのは、私ともう一人の死別シンママでした(結婚されている方はもちろん旦那様がいらっしゃいますが)。
夫を亡くして、「いったい私はこれからどうしたらいいのだろう?」と絶望を経験しながらも、諦めずに自分なりの未来の自分の人生を模索してきました。
その中で「死んでしまったら何もできないし、生きているうちに思い切りやりたいことはやろう」と言うマインドになり、その選択肢一つが、パートナーを見つける事だったというだけです。
その話をしていて、もう一人の死別シンママさんが
「どうやって彼を作ったの?私にもできるかな?」
と、結構前のめりでおっしゃっていたのがとても印象的でした。
わたしよりも年上の、とても気品のある方でしたが、その表情がとてもかわいらしくて素敵でした。
幸せになることに遠慮をしない
人生絶望を経験したって、あきらめる必要もないし、欲張りなくらい求めても良いのです。
欲しいものを求めるなんて、お金がかかることではないから、まず思い描くことが必要ですよね。
私は、夫を亡くしてすぐに寂しさのあまりから
「新しい彼が欲しい」と友達に伝えたことがあります。
「え?もういいの?」と言われました。
亡くなった夫を見限ったとでも思われたのかもしれません。
でも、気持ちと言うのは複雑で、そういう簡単なものではないですよね。
多面的だし、変化もするものだから。
あの当初はただ寂しかっただけでしたから、結局パートナーは数年できませんでした。
でも、求める気持ちが有るのは事実で、それに正直であったから、今に繋がっていると思います。
人の死を耳にすると、周りの人にもネガティブなフィルターがかかります。
でも、そこに合わせる必要はなくて、自分の幸せを求めていけばいいだけです。
自分の幸せを求めることに、遠慮をする必要はありません。
素敵なランチをいただきながら、年齢なんて気にせず、少女のような会話を楽しんだ素敵な時間でした。