一旦休息 | 死別の苦しさから立ち直る心の処方せん

死別の苦しさから立ち直る心の処方せん

35歳の時に夫と突然の死別。
その時子供の年齢は3歳と0歳でした。
自分を見つめながら、もがきながら見つけた、死別しても前向きで幸せになれるヒントを毎日発信しています。
死別シングルマザー当事者として、死別シングルマザーカウンセラーとして活動しています。

転職に当たり、有休消化なるもので2週間ほどお休みをさせていただきました。

 

私にとってこの5年間は、とにかく後ろを振り向かないで前に進み続けた日々。

やっとここで、少し休息です。

 

ずっとずっと欲しかった「時間」とか「ゆとり」。

この2週間はそれを存分に味わうことができたと思います。

 

自分のために時間を使う。

それによって、私の母のために時間を生むことができました。

隣で伴走してくれた母も、少しお休みです。

子供達と、ゆっくり過ごせることができました。イライラ、ガミガミも半減したような。

 

ここで痛感したことは、何はともあれ、自分を大切にするとどんどんと良い方向へ流れていく、ということ。

 

この5年間、生活を整えることが最優先。

とにかく生活リズムと定期的な収入を得ることに重きを置き、時間との戦いの日々。子供に優しい声をかけるなんてことは、稀でした。本当に反省。

 

でも、それはそれで今は良しとしています。

 

生活が整っていくと、それはそれで心の平穏を得ることができます。

私にとって、これはとても大きかった。それを得ることができたのですから。

 

今回の休みで、自分を少し振り返るのにちょうといいタイミングだったのかもしれません。

 

「頑張ってきたね」まず自分にそう声をかけました。

 

そして、それを受け入れて、母や子供たちだってものすごく頑張ってきたじゃない!と心の底から気がついたのです。

 

自分だけが大変だったわけじゃない。

自分だけが頑張ってきたわけじゃない。

自分だけが辛かったわけじゃない。

 

みんな、それぞれの想いを抱きながら、それでも前をむいて今を懸命に生きたのです。

さあ、休息はここで終わり。

 

また、新しいスタートです。