こんにちは。
Mayumiです。
今日は久々の部活動指導！と思いきや、
残念ながら活動禁止中なので、
部員が自宅でお稽古ができるように
割り稽古の動画撮影を行うことになりました。
かねて現代っ子に教えるには動画必須～
と感じていたので、
これはとてもうれしい機会です
撮影に備えて、
自宅で基本のお稽古
基本のお稽古と書きましたが、
写真はお点前の一部でもなんでもなく、
単にお抹茶の用意と、
帛紗を一緒に写しただけです
高校卒業以来、
ずうっと母校の後輩たちと
お茶会等でかかわってきましたが、
年々、「見取り稽古」ができない子が増えていました。
見取り稽古とは、
他の人がお稽古をつけてもらっているのを見て、
自分の勉強にするという稽古方法ですが、
つまりは人の技を「見て盗む」のです。
人が注意されていることは、
自分も気を付ける。
人のいいところは自分も真似する。
日本の稽古事では多分当たり前なことな気がしますが、
当たり前が通用しなくなるのが時代の移り変わり。
一人一人に、
「〇〇ちゃん、ここは指を伸ばすのよ」
と教えないと、やらないのです(笑)
他人のお稽古中に、
勝手気ままに遊び始める部員を見て
「なんで？？？」
とあきれましたが、
なんだかんだ言って、
在学中の３年～６年の間に
みんなそれぞれに上手になっていって、
決して彼らが学んでいないわけではないということを
こちらも教えられた気がします。
そんな彼らには、
一人一人が自分のペースで学べる
動画のほうが適しているのかもしれません。
お点前の動画については、
いろいろな考え方があり、
決して賛成する方ばかりではないのです。
私も慎重になっていましたが、
このご時世、
今までの考え方では通用しなくなったことがたくさんで、
動画についても、もはや賛否の議論にならない気がします。
というわけで、今日は母校のお茶室にて動画撮影です
打ち合わせ不足でどうなるかわかりませんが、
動画撮影の様子は
またこちらでブログにできたらと思います。
お稽古の後は
結局これがやりたかっただけな気がする(笑)