憧れだった「数寄屋袋の手作り」 | お茶のある暮らしと美意識の追求

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お茶が好きです。美しいものが好きです。

こんにちは。

 

今年から行き始めた母校の茶道部の指導。

生徒よりも週一回のお稽古を楽しみにしていた気がする今日このごろです。

 

 

 

緊急事態宣言を受けて、

「一か月以内に公式試合を控えている部以外の活動禁止」

という対応になり、

5月の茶道部の活動は取りやめになってしまいました。

 

 

「今の季節なら、燕の描かれたお軸をかけるのにな・・・」

「今度は紫露草を活けようと思っていたのに・・・」

「山アジサイが開いたのにな・・・」

 

 

 

伝えたいこと、教えたいことはたくさんあるのに、

それができないというのは

なんとももどかしいものです。

 

 

 

 

そんな中、

私は

数寄屋袋を試作しておりました!

 

 

数寄屋袋とは、

お茶席に持参する懐紙や扇子などをひとまとめにするクラッチバッグみたいなものです。

 

 

今年度から生徒さんに自分の道具を一人一つ持っていただくことになったので、

購入品のご紹介とともに

手作りできることもご紹介しようと考えてのことです!

 

 

茶道をされている方のほとんどは

市販されているものをお使いになっていますが、

中には古布や伝統織の生地で手作りされている方もいらっしゃって

 

ちょっと憧れでしたおねがい

 

 

 

 

参考にしたのはこちらの動画

 

 

数寄屋(すきや)袋を作ってみました DIY sewing tutorial Japanese clutch bag

(とても助かりました!ありがとうございます!!)

 

 

 

年に数回?ミシンを使うだけの人間ですが、

 

 

 

 

何とか形になりましたお祝い

 

 

 

完成品はこちら

 

 

 

 

 

 

 

お稽古に必要な

帛紗・懐紙・菓子楊枝・扇子

がきちんと入りました照れ

 

 

動画ってとてもありがたいですね。

 

 

使用したのはこちら

 

全部百円ショップ!

 

 

これなら学生さんが自分でも揃えられます爆  笑

 

 

 

 

右は私がお稽古使いにしている数寄屋袋

 

 

 

 

妹に「庶民的な柄だね!」と講評いただきましたが(笑)

比べても十分使える感じになりました。

 

 

 

若いうちから上質なものを使うのもとても良いことですし、

 

一方で

 

自分の使うものを手作りするのも愛着がでてよいですよね。

 

 

 

 

私もこれを機に、

気に入った生地を見つけたら

憧れの自作をすることができそうですハート

 

 

お稽古がないのはさみしいですが、

とても良いきっかけになりましたおねがい

 

 

 

とりあえず出来上がったこの数寄屋袋は・・・

 

 

 

部活動のお稽古用にしようかなキラキラ