お天気にも恵まれ、15年以上振りの再会を
果たした福岡のいとことの、ゆふいん一泊
旅行を楽しんだ後、彼女と別れてから乗った
帰りの、わりと空いていた車内でのこと🚃💨
私が次の駅で降りるという時でした。
電車がその1つ手前の駅から走り出した
タイミングでバシャッ!という鈍い音。
と同時に、隣に座った男性の「あっ!」
という声がして、こちら側から向かいの
席の端っこの人の足元に流れていく、
炭酸飲料らしき茶色い液体が見えました。
すかさず、そばにいた若い女の子が、
ポケットティッシュを取り出してその上に。
でも、結構な量で、どんどん広がっていく
その液体には、当然足りない💦 それを見た
近くにいた人たちも、次々と、ティッシュを
探し出し、急いで乗せ…染み込ませたり
拭き取ったり、黙々と無言のうちに協力を🤝
私も慌てて自分のバッグからティッシュは
引き出した。 引き出したけれど、先に腰を
かがめて頑張っている人たちに半ば阻まれて、
目の前の液体に辿り着けない。 その上、
もうすぐ止まる次の駅で降りないといけない。
その場に立って見ている他ありませんでした💧
ってことで、結局、手に握ったティッシュは
バッグに戻し、何も手伝えないまま、降りる
ことになって、その電車を見送ったのです😥
あの後、続きはどうなったのか🤔…
私は、気まずさと言うか、気恥ずかしさを
感じたし、バッグの底にすごすごと戻った
ティッシュにも、悪いような気さえして😓
けれども、目の前で起こった出来事に
即座に動いた人たちはもちろん、動かずとも
心配そうに見守っていた人たちにも、本来、
どちらもそれが普通?自然?当然?なこと
だとしても、そこに他を思い遣る心を見た
気がして、とても嬉しかったです(*^^*)💖
飲み物をこぼしたのがどんな人なのか、
その時のその人の様子も、私の場所からは
見えなかったし、何人の人が直接そこに
関わったかはわからない。 でも、暗黙の
了解?いや、違うなあ…とにかく、誰も何を
喋るわけでもなく、その事態をなんとか
しようとして、ただただ一所懸命で💦
そのことが、静かに、しみじみと、
胸に染み入ったのでした╰(*´︶`*)╯♡