2024/4/27(土)
ずっと行きたかったけど、駅から少し遠いし~なんて思って行けてなかった場所へ
白山駅から歩いて約15分くらい!!
意外とチケット売り場(入口)が遠い…
【東京大学大学院理学系研究科附属植物園】
植物学の研究・教育を目的とする東京大学の附属施設。
日本でもっとも古い植物園。
貞享元年(1684)に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」がこの植物園の遠い前身。
なぜここへ来たかったかと言うと…
朝ドラ「らんまん」の影響です
主人公のモデル牧野富太郎博士が研究していた場所です。
入ってすぐ大きなソテツなんかがあって圧倒されます
上っていくとあるのが、研究室の本館です
非公開ですが、入口に「らんまん」の記事が飾ってありましたよ
神木くんも来たのかぁ~
柴田記念館
理学部植物学教室教授であった柴田桂太の「生理科学研究室」です。
館内は展示が見れたり、ポストカードなんかのお土産も買う事ができます
記念館目の前にあるシダ園も面白い
なんかよくわかんない植物と記念撮影w
普段見ないような植物がいっぱい
ジャングルだぁ~
熱帯・亜熱帯地域に生育する植物を中心に約2,000種を、地域や生育環境で6室に分けて展示してあります。
バイカオウレン
「らんまん」見てた人にはわかるかな~
主人公の母が一番好きな花…と言ってたあれです。
12月~2月頃白いかわいい花が咲きます
分類標本園
東アジアに分布する種を中心に、約500種の代表的な植物が分類体系に従って植えられています
植物園とは言え、今現在も常に研究をしているんだなぁ~とあらためて思いました
「メンデルのブドウ」(左上)
メンデルが実験に用いた由緒あるブドウの分株
第2代植物園長を務めた三好学が、チェコのメンデルが在職した修道院を訪ね、残っていたものを分譲依頼して届いたものです。
ちなみにこの三好学さんは、私の地元(美濃国岩村藩)出身の植物学者です
ニュートンの生家にあった木の枝を接木した「ニュートンのリンゴ」なんかもあるよ
他には…
小石川養生所の井戸(下)
徳川幕府が設けた貧困者のための施療所で、この井戸は水質がよく水量も豊富で大正12年の関東大震災の時には避難者の飲料水として役立ったそうです。
関東大震災記念碑(右上)
焼け出された市民3万人以上が一時的にこの植物園に避難、最後の居住者が退去し、有志によって記念碑が建てられたそうです
まさか植物園で震災の避難者の歴史があるとは…
面積161,588m²(48,880坪)の敷地内は、まじで地図があっても迷子になる広さ
実際若干迷子でした。
奥の方まで行くと人も誰もいなくて、謎の鳥か動物の鳴き声が「グワァァァグワァァァ」って聞こえてきて、ちょっぴりスリルも
もし今日このまま出られなくて見つけてもらえずだったらどうしようってふと頭によぎったもんねっ
人数カウントされてるのかな?入った時そんな感じしなかったけど。
日本庭園
徳川5代将軍綱吉が幼少の頃住んでいた白山御殿の庭園
庭園っていいよね~
癒される
大都会東京のオアシスって意外とちょこちょこある!
でも新宿御苑・浜離宮とかと違ってビル群とのコントラストはなく、ただただ緑に癒されるのがこの小石川植物園
何々!?この日本とは思えない光景は
急に現れた素敵空間
東京大学総合研究博物館 小石川分館
明治9年(1876年)に建築された、旧東京医学校の本館で、東京大学に関係する建造物では現存する最古のもの。
国の重要文化財。
昭和44年(1969年)に本郷構内より移されました。
現在は、東京大学総合研究博物館の小石川分館として、一般公開されています(現在は臨時休館中)
…うん、休館中だったのよ
でもすんごい美しくて感動した~
小石川植物園、人少なくて植物園全てが自分の為のものかと思えて最高でした~
多少海外の観光客いましたが、GWでもほんの数人すれ違うぐらいでした。
ま~じでオススメです。
癒しと歴史を求めて皆さん、ぜひ行ってみてください
ちょっとだけつづく