と~っても読みやすくて面白かったです
「夢の燈影」、さくさく読めました
短編がいくつか入ってるんだけど、どれも読んでると話がつながってたりしてワクワクします
井上源三郎、蟻通勘吾、近藤周平、酒井兵庫、山崎丞、中島登
タイトルに「新選組無名録」とありますが、、、
どちらかと言うとこのメンツはファンにとってみればかなり有名どころですね
しかし、脇役でいい味出してくる近藤、土方、山南、沖田、永倉、原田、斎藤なんかも必見です
どれが面白かった?というのが答えられないぐらい、全部面白かったです
ただ、一番のオススメは、蟻通のお話かなぁ
若干ミステリー入ってた
失踪した兄の蟻通七五三之進(実際の関係性は不明)が夢に出てくる勘吾、兄が夢の中で何を言おうとしているのか???っていう「夢告げ」というお話
兄弟のお話と、土方との関わり、勘吾が函館まで戦い続けた理由が見えてきますよ
夢の燈影 新選組無名録 (講談社文庫)