妊娠3ヶ月 その1
平成X年10月15日(月)
双方の両親への報告、引っ越しも無事済み、
この日、はじめての「妊婦検診」を迎えた。
妊娠9週と3日。
予定日が翌年の5月17日と教えてもらった。
前回は、ただただ驚きの気持ちだけで見たエコー。
今回は少し、落ち着いた気持ちで、そして
赤ちゃんを迎える気持ちで見ることができた。
前回より、ちょっぴり人間らしくなってきたかな??
相変わらず、つわりが酷くて、仕事をしている時間以外は
トイレにいることが多かった。
食べ物も全然受け付けず・・・。
というか、ある一定の物しか口にできなかった。
私が好んで食べた(食べることができた)のは
素うどん、パイナップル・・・・・以上。
気が向くと、パイナップルばかり食べていた。
はじめての妊婦検診から数日後、
私の体調の良い日を見計らって、入籍をした。
そして、母子手帳を交付してもらった。
いよいよ、本当の意味での妊娠生活が始まった。
両家への報告
子供を産むことを決め、私と彼は双方の両親へ報告した。
私の母親は、私が仕事人間だったこともあって、逆に喜んでくれた。
「こんな事でもなかったら、あなたはきっと結婚も出産も
しなかったと思う。でも、結婚も出産も素晴らしいことだから、
一度は経験してみて、それから自分なりの判断をしたらいい。」と。
父親は・・・・かなり複雑な心境だったようだ。
「できちゃった結婚」
我が娘だけは、そういうことにはならないであろうと、信じていたらしい。
父は古い人間だから、それが最初は許せなかったようだ。
私にとっては、彼が挨拶に来るまでの数日間、ある意味で
「針のむしろ」にいるような毎日だった。
今となっては、笑い話だが。
頑なになっていた父だったが、、挨拶に来た彼の態度を見て、
父の気持ちは和らいだようだ。
結婚&出産を決めてから5日後、彼は私の家に挨拶に来た。
汗だくになりながら、着慣れないスーツをて(彼の仕事では
スーツを着ることはほとんどないので)、自分なりの言葉で
一生懸命、私の両親へ気持ちを話していた。
そして、何度も何度も、
「順序が逆になってしまい、大変申し訳ありませんでした」と
床に額をつけていた。
お酒に強い彼が、
この日は私の父に、酔いつぶされてしまった。
夜遅く、何とかタクシーで帰路についた彼だったが、
自分の家に着いた途端、トイレに駆け込んだらしい(苦笑)。
私の両親は、結婚を認めてくれ、そして
「つわりも酷いようだし、君と一緒にいる方がきっと気持ちが
休まるだろう。だから、1日も早く、一緒に暮らし始めて欲しい。
そして、体調の良い日を選んで入籍を。」と言ってくれた。
当時、彼の住んでいたマンションは2LDKと、私が引っ越しても
十分な広さがあったので、私の家に挨拶に来てから1週間後、
両親や姉の協力を得て、彼の家に荷物を運び、
新婚生活がスタートした。
ちなみに、彼の両親への報告は、彼がTELでした。
というのも、私や彼は、私の実家もある地元で仕事をし、
暮らしていたが、彼の実家は飛行機で1時間半の所にあり、
つわりが酷く、仕事も立て込んでいた私は行くことができなかった。
彼が、週末を使って直接言いにも行ったが・・・・・
お父さんは比較的寛容な態度(まあ、彼も30歳近い社会人でしたし)
だったようなのですが、お母さんが・・・・。
まあ、うちの父と同じような心境だったのでしょう。
それこそ
「どこの馬の骨ともわからない相手と・・・」
みたいな。
(今では、夫の両親とも仲良くして頂いています♪)
そんなこんなで、双方の両親への報告は無事??終わりました。
産もう!
驚愕の告知(??)・・・。
彼(現在の夫)は、その日、私が内科受診していることを
知っていたので、出張先から携帯にTELしてきた。
「どうだった??」(もちろん、内科受診の結果)
「・・・・・・どうしよ~~~~~(T0T)。
妊娠しているって言われた・・・・・・・・・・・・。」
「え!ホント??」
このごに及んで、そんな嘘をつくはずない。
私の声は、相当動揺していたらしく、彼は出張先から飛んで帰ってきた。
といっても、日帰り出張だったんだけど。
その日から毎日、彼と今後について話し合った。
話しは意外と単純明快で、
彼→是非産んでほしい。結婚しよう。
私→仕事も楽しい時期だし、妊娠なんて思っても見なかった。
結婚自体、するつもりはなかった(育った環境のせいもあって、
結婚自体がイヤだった)。
突然結婚、出産といわれても・・・・。
もちろん、きちんと避妊しなかった自分の責任ではあったが、
私の中では、すぐに受け入れられるほど簡単な事実ではなかった。
しかし、毎日毎日話し合い、
当時、私がとても信頼していた病院のDr(精神的にちょっと参っていた
こともあり、若干の薬を服用していたのだ。女性の優しいDrでした)にも
相談した。薬の関係もあったから。
たくさんのことを話し合い、たくさんのことを考え、
心の中の「モヤモヤ」が完全に吹っ切れたわけではなかったけれど、
私は彼に
「本当にこの子の父親になってくれる?」
と聞いた。(もちろん、お腹の子の父親は間違えなく彼だったが)
妊娠発覚から1週間後、私はこの子を産むことを決めた。
妊娠発覚!!!
平成X年9月25日(火)
数週間前から体調が優れなかった私は、地方都市の某大学病院内科へ。
Drは「膠原病」を疑っていたようで、血液検査やらなにやら・・・。
そこで一言、
「あなたはまだ若い(っつっても当時26歳)女性なので、
一応妊娠も疑って産婦人科受診してください」
実は、生理がずいぶんと遅れていたこと、体調が悪かったこともあり、
病院受診前に、何度か(何度かっていうか、10回くらい)、
市販の検査薬を購入し、数日おきに試していた。
でも結果は「陰性」。
元々、生理はかなり不順で、数ヶ月来ないなんて事はざら。
以前、別件でレディースクリニックを受診した際に、そこのDrから
「あなたは子宮がやや未発達なので、妊娠は難しいかも」
な~んて言われていたし・・・。
でも、私は生来の「子ども嫌い」だったので、その言葉には
それほど動揺はしていなかった。
当時、バリバリ仕事をしていた私としては、ちょっとホッとしていた。
だから、「妊娠の可能性」と言われても、
内心は「いや、それはないって・・・」と思っていた。
そして、内科のDrに進められるまま産婦人科受診。
簡単な問診と尿検査があり、待たされること10数分。
診察室に入った私に告げられた言葉は
「妊娠6週と4日ですね」
・・・・・・・・・・え~~~~~~!
「絶句」という表現が、びったりでした・・・。
当時つきあっていた彼(現夫)は、つきあいだしてまだ3ヶ月弱。
友人時代を含めても、知り合ってからは1年半ほど・・・・。
彼はそれなりに収入のある仕事をしていたので、
そういう面の心配はないにしろ・・・。
私、どうなるの!?