会えてよかった -3ページ目

2015年5月2日後記 お色直し入場BGM編

【2015年5月2日後記 結婚式編】
【2015年5月2日後記 披露宴が始まるまで編】
【2015年5月2日後記 披露宴の準備いろいろ編】
【2015年5月2日後記 ヘッドドレス選び編】
【2015年5月2日後記 披露宴(前半)編】
【2015年5月2日後記 お色直し衣装編】

の続きです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



さてー。


今日は、お色直し後の入場の際のBGMについて書きたいと思います。

※また音楽に沿って書き進めるスタイルを導入致します。


前回の記事で書いた、色打掛を纏っての入場。


お色直し後の衣装が色打掛に決まった時点で、お色直し後の入場曲(1曲目)は決まっておりました。


コレ。


◆二人セレクト
Heat Island feat.FIRE BALL / Rhymester
https://www.youtube.com/watch?v=O0n5xWwJwxs

チャンチャカ チャンチャカ チャチャチャチャチャチャチャンチャカ チャンチャカ チャンチャン チャーン という特徴的な三味線の音の後の、

『イョーーォ!』

という声でドアを開けてもらいました。



しかし、この曲は、introのところで、FIRE BALLがすごい喋ってるので、彼の仕事の師匠とか年配の人にはちょっと激しすぎるかなぁと思い笑、introとoutroのMCが何も喋ってないところだけを切り取って、32小節くらいに編集しました。

outroの中でも、フェイドアウトが始まってからしか喋ってない部分がなかったので、

もともとの曲の、本来フェイドアウトされている箇所の音量を、クレッシェンド(音がだんだん大きくなるように)に音量を調整して、一定の大きさにしてから、つなぎ直しました。


お色直し後、数枚写真撮影をして、さぁこれから会場に入るぞ!と披露宴会場のドアの外にスタンバイして、


いざ、この曲が流れると、ドアの向こうから、ウォー!って、ドッと歓声(←主に寺門ヒロキと予想される)が起こりました!!笑


単純に、Rhymester好きの連中が披露宴の出席者に多かったのですが、


私たちは、今まさに開かれようとしているドアの外側で、しめしめとしてやったり顔をして入場しました。


そして、そこからの30分は、私が好きな曲をMIXさせてもらいました。(旦那さんは二次会の選曲&MIX担当だったので、この30分は私の好き放題!)

※会場に入った私たちは、このMIXの間、グループごとに記念撮影をしています。
※facebookで予告した通り、この時間は、ひげ部のヒロちゃんに対してのテロです。


1曲目 Heat Island (inst)から繋いだのはコレ。

◆旦那さんセレクト
Walk this way / Rhymester
https://www.youtube.com/watch?v=3coFCoiTwJQ


『この曲だけはお願いだから入れて!あとはどんな曲でもいいから!』

と言われていました。


実は、旦那さんは、この曲を退場かエンドロールで流したかったのですが、

私は、式はしっとり終わらせたかったこともあり、そして、どうしてもエンドロールでは使いたかった曲があって、私のわがままを聞いてもらってこの曲を終盤で使うのは却下になっていました。

なので、Heat Islandからの続きでこの曲を。


こんなこと書いてもDJの人しかわからないですけど、

この曲のはじまりがボーカルのみなんですが、この曲をリリースすると同時に、Heat IslandのLOWを一気に切って使いました。



そして、この曲を初めて聞いたのに、ものすごく反応したメンズが二人。


ワイン食堂ヒデ(@火曜は定休です)のヒデさんと、

その同級生で私の飲み友達である(だいたい月の3週目くらいでスマホの利用制限がかかり、通信速度が落ちている)うちのご近所に住んでいるのぐちくん。


のぐっちゃんは、披露宴の帰りに、この曲をYouTubeで検索して、ヒデさんと二人で、

『お手を拝借!!』

と言いながら家路についたようです。


ヒデで、walk this wayが流れる日もそう遠くないでしょう。笑



さて。ここまでは、決められていた曲で、これ以降は、私のお遊びタイム。


ハッキリ言って、歌詞の内容とか、全然気にしてません。

が、繋ぎとかは、けっこうちゃんとしています。(そもそも歓談タイムの曲なので、小さめにかかっていて、曲すら誰も気にしていないと思うので、ましてやつなぎなんかは誰も気にしてないことは承知で、やはりやり込んでしまう性格。)

そして、私がテンション上がる曲だけを選んだのですが、

選曲してみた結果、


『こんなん、全曲反応出来るのはヒロちゃんくらいしかおらんやないか!!爆』


という状態になってしまいました。


まぁ、よいのです。


私たちの結婚式に、ミスチルのような万人ウケの曲は必要ないのです。


それぞれの曲に、


『お!この曲超好きなんだよな~』


って人が会場の1割くらいいれば十分です。


最悪1人でもいいですね。だって、(特に)歓談の曲なんて、そもそも誰も聞いてないし。


むしろ、どの披露宴でも流れる曲は使いたくなかったんです。


…といいつつ、プロフィール映像の時は、言葉のメッセージがちゃんと日本語で伝わる歌らしい歌がいいと思ってメジャーなsuperflyの曲にしましたけどね。



そういうわけで、下記がセットリストです。


1.Heat island feat.FIRE BALL (inst) / Rhymester
2.Walk this way / Rhymester
3.ダンシングジャンク / Super monkey's 4
4.World groove / trf
5.痛快ウキウキ通り / 小沢健二
6.胸さわぎを頼むよ / SMAP
7.You are the one / TK PRESENTSこねっと
8.Perfect angel / Coma-chi



まぁ、特にどれかといえば、個人的に3曲目と4曲目がミソですね。

でも、3曲目の、ダンシングジャンク / Super monkey's 4
https://www.youtube.com/watch?v=AuB8MSVdnTE
※ミーナのプクプク感が半端ないな…


はアニソンなので、知ってる人は絶対多かったと思います。

特に、新郎が82年生まれ、新婦が81年生まれですから、同世代の友達はグッときたはず!

ちなみに新郎は、この名曲を聞いて、

『何の曲?っていうか誰の曲?』

という愚問を放ったため、羽交い締めで、

『チミの好きなアムロちゃんやで!』

と教えてあげたとかあげないとか。



私的には、何がポイントかというと、日本語ヒップホップからこの曲につないだことですかね。

本当は、Don't wanna cryも考えたんですけどね。

より、盛り上がる人だけ盛り上がる選曲に寄せました。


続いての4曲目は、エリーゼではなくて、

ユータンのために。

World groove / trf
https://www.youtube.com/watch?v=ziYNOkg7wcA
※この曲単体のものがなかったので、↑の動画の2分10秒からのところ。


この曲、私、昔っからほんっっっとうに大好きなんですけど、trfを好きって人でもあんまり知ってる人がいなくて!


あのサビのコード進行を聞いてるだけで、なんかウルっときちゃうんですよねー。


それで、ゆーたんに向けてテロをするはずが、彼は、直前で中国に赴任になり、パスポートを取り上げられて日本に戻れなくなるっていう笑


かわりに、嫁のなおちゃんが出席してくれたのですが、ユータンへの想いは中国まで飛んで行ったことと思います。


5曲目は、『痛快ウキウキ通り/ 小沢健二』
https://www.youtube.com/watch?v=90dvp-tzoWI

披露宴前半編を読んでくれた方は、アレ?って思うかもですが、

そうなんですよ。私、小沢健二は好きじゃないんです。


小沢健二が好きじゃないから、ケーキ入刀の時の恋とマシンガンをbirdの方に変えたのに、


旦那さんが小沢健二に未練があるのか、たまに、

『プラダの靴がほ~しいの!』と鼻歌を歌っていたので、

仕方なく選曲に入れてあげました。笑


このお色直し入場の30分のMIXが完成して聞かせた時、


『小沢健二は好きじゃないんだよねー』

と言っていた私の選曲から、痛快ウキウキ通りが流れた時の驚いたようなすごく嬉しそうな顔はとてもよかったですな。



6曲目は、『胸さわぎを頼むよ / SMAP』
https://www.youtube.com/watch?v=ZUStlH4W620
※youtubeで見つからなかったのですが、この歌が使われた懐かしい(そして悶絶の)CM映像。


SMAPは使いたい曲がいーーーっぱいあったのですが、ほとんどがBPMの問題でリストに入れられませんでした。

そして、コレなら!と思った『Major』という曲は、TSUTAYAとCDショップを何店舗かまわったけど見つからずでした。

オリジナルスマイルのカップリングで入ってた曲ですごいいい曲なんだけど、アルバムには入らなかったのかもです。


そういうわけで、胸さわぎを頼むよを選びましたが、今まで気にしてなかったけど、この曲のアレンジが素晴らしすぎて、痛快ウキウキ通りからこの曲の繋ぎは、痛快~が終わってからリリースしましたし、

この曲から次の曲への繋ぎも、この曲を最後の最後まで流して、You are the oneをリリースしました。


合わせにくいということもありますが、どちらかといえば、単体でもそのくらい素敵です。

特に終わり方が好きでした。



7曲目は『You are the one / TK PRESENTSこねっと
https://www.youtube.com/watch?v=ee176HMQHUw
※こちらは音源もありましたが、あえてのライブ映像で。この番組、この当時生で見ていたなぁ…それにしても、この映像、観客とか会場のタレントのメイクや服装…歴史の1ページですな。

これは、ゆーたんの結婚式のテーマソングみたいな印象ですが、私も大好きで、歌詞を見なくても歌えるほどです。

特に、

2番の『時には満たされず当たり散らして迷惑かけたね結局すごく夢みていたから』の部分のメロディーラインが他と違っていて好き。

というどうでもいい情報はさておき。



謎なのは、横山泉なんですけど、あれだけ変態的にj-popをほっているのにもかかわらず、披露宴の最中に、

『まゆさん、この曲なんだっけ?』と質問してきました。


この30分のMIXの中で一番有名な曲だと思うんだけどなぁ。

しかも、ゆーたんの結婚式の時に散々聞いてるはずなのに。。


本当に彼女は謎な生命体です。



8曲目は、『Perfect angel / Coma-chi』
https://www.youtube.com/watch?v=-vK-pDfz1SM
※CDには入っているすごく好きなピアノのパートが↑ではカットされていて非常に残念です。

この曲、いくつかリミックスされてて、リミックスの方だったらBPM的にも無理せずに繋げたのですが、


どうしてもオリジナルバージョンが好きだったので、

1曲目のHeat islandから徐々に徐々にBPMを落としてきてここに着地しました。


確か、Heat islandが106とかで、Perfect angelは88とかだったかなぁ。うろ覚えですが。

8曲で、BPMを18落としてくってけっこう強引ですが、まぁなんとかなりました。


それで、Perfect angelの始まりは、BPMのきっちり定まらないピアノから始まるのですが、You are the oneは打ち込みなので、けっこう早さが一定で、それにフリーのピアノの音を4小節乗せるのはけっこう難しかったです。

が、CDJのリリースボタンをかなり早目に押して、最初の2小節は若干早め、後の2小節でなんとか合う感じ、でもそこまで違和感がないくらいの感じでつなげることが出来ました。


でも、この部分は、写真撮影は、予定の時間が22分くらいで、この繋ぎの部分は、28分くらいだったので、流されないかもしれなかったのですが。


親友であるちびれいことカラオケでよく歌った思い出の曲です。



結局は、私たちが高砂に戻る頃に、Perfect angelのイントロが流れている感じでした。

なので、イントロ後のサビに入る前に音楽が歓談のものに切り替わってしまいました。


欲を言えば、1バースくらいは聞きたかったです笑



そういうわけで、またかなり長くなってしまったので、ここで一旦切るとします。


本当は、披露宴の最中(お色直しの入場以外のところで)の選曲で旦那さんに却下された、傳田真央なんかをここにチョイスしてふきちゃんのテンションをあげてみたりもしたかったのですが、結果として、さすが82年J-pop娘。である(←勝手に命名)のヒロちゃん、ふきちゃん、よこりんはしっかりダンシングジャンクに反応してくれたらしいということが後日よこりんのfacebookでうかがえたので、とても満足です。




↑は、15年前に、東京に出てきて、音楽とお酒でつながったみんな。


海外から、鹿児島から、青森からと遠方組もいたし、

今は、仕事だけじゃなくて、パパやママになった子も多く、昔みたいに集まって徹夜で遊んだりはできなくなったけど、

あの頃過ごした時間は本当に宝物で、自分が結婚するといったら、こんなにも沢山、昔からの友達が駆けつけてくれて嬉しかったです。


また、お寺関係の、何度かしかお会いしたことがない方からも写真撮影の際に沢山声をかけて頂き幸せでした。

石屋さんや、同期のお坊さんなど、何度かお会いした方に、私もメッセージカードを書いたりもして、それを、『嬉しかったよー』と言ってくれたり。


色打掛の重さと暑さとバタバタと寝不足で、

家族のテーブルにたどり着いた時には脱水気味になっていて、

『お願い!!!ビールちょうだいっっ!!!』みたいな状態でしたが。


泣いてしまったおちび2名も含め、174名全員と、記念写真を出来てよかったです。


アルバムが出来るのは2ヶ月後くらいですが、本当に楽しみです。




ではでは次回は、披露宴の後半について書こうと思います。


2015年5月2日後記 お色直し衣装編

【2015年5月2日後記 結婚式編】
【2015年5月2日後記 披露宴が始まるまで編】
【2015年5月2日後記 披露宴の準備いろいろ編】
【2015年5月2日後記 ヘッドドレス選び編】
【2015年5月2日後記 披露宴(前半)編】

の続きです。

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前回の最後の写真は、披露宴のお色直しをしている最中のもので終わりましたが、

お色直しが終わって、ホテル内で写真撮影を少しだけして入場となりました。





準備段階のfacebookを読んでくれていた人は、あぁそういえばそうだったかも…と思っていただけるかと思うのですが、


『白無垢』『ウェディングドレス』『二次会のドレス』に関しての内容はけっこう出てきたのに、お色直し後のことは全く書いていませんでした。

いつだったか、

『facebookにお色直しの後のこと書かれてないですけど、お色直ししないんですか?』

みたいなことを聞かれたことがあったくらいです。



実は、披露宴の受付の際に私がお色直しの後に何で登場するか予想・投票してもらって、当たった人にはささやかな景品という企画を予定していたため、書くことができませんでした。


選択肢としては、

1.ワインレッド
2.ショッキングピンク
3.ロイヤルブルー
4.色打掛


というもの。



これ、けっっこう難しいと思うんですよ。

でも、私の予想で言えば、みんな【1】か【3】に入れるんじゃないかなぁ…と思っていました。


だって、私の洋服とか持ち物って、赤や青ばっかりなんですもの(笑)


そして、和装で悩む人もいるかなぁ…とも思いましたが、


午前中に白無垢を着て、一度ウェディングドレスに着替えているのに、再度和装っていうのはなかなかないなぁ…って、私だったら予想するなぁと。


だって、白無垢を脱いでなければ、そのまま下に着ているものを利用して上だけ羽織りなおせばいいところを一旦脱いでますからね。


つまり、白無垢→色打掛→ウェディングドレスならスムーズということです。



なぜ、一旦洋装になったか。




理由は単純です。


披露宴開始前に野外で写真撮影をする際、


【新婦】…ドレスで写真撮影がしたかった。
【新郎】…撮影の際にハットをかぶりたかった&お坊さんの恰好で野外で撮影はちょっと…


まぁ、そういうわけで、得票数は、


1.ワインレッド…39
2.ショッキングピンク…22
3.ロイヤルブルー…39
4.色打掛…29


となりました。


しめしめ。。。


思惑どおりです。



そして、それぞれの箱に投票した人の名前を見てみると、やはり、私と距離が近い人たちはワインレッドに入れてくれている人が多かったです(笑)


それほど、『私=ワイン、赤』のイメージが定着しているのですね。


そろそろ血液が赤ワインになっている頃かもしれません。



そして、結婚式が決まった頃から、お色直しクイズをするって何度も言ってるのに、4月くらいにお色直しクイズの準備の話を持ちかけると、新郎が、『え?言っちゃダメだったんだっけ?酔ってどっかで誰かに色打掛着るって話した気がする…』という一言を発したことにより、普段はあまり怒らないマーニーさんが数年に一度本気で怒るという事件が勃発しました!!




さて。


どうして色打掛を選んだかに関してですが、


こちらも非常に単純で、


・ウェディングドレス選びで力尽きたから。
・↑を見に行った際に何着かカラードレスを見たけど、全く気に入りそうなものがなかったから。
・二次会もあるし、カラードレスは二次会でいいやと思っていたから。



でも、二次会から来てくれる人もいるし、二次会も白ドレスの方がいいかな、二次会を白にするなら、お色直し後はカラードレスだな。とか考えたんですが、やはり和装にすることにしました。



◆1月31日 色打掛選び


他のお店は、そういうわけではないのかもしれないですが、私が行った貸衣裳屋さんは、色打掛がほとんど赤でした。



↓これは5月ということと、私の家の家紋が藤の花なので、最後の最後まで迷った藤の柄のもの。



たまには、カラーのものもありましたが、ほとんど赤です。


↓これもなかなか素敵でした。


古典柄も着てみました。宝づくしで、とても素敵でした。



でも、選んだのは、結局これでした。


他の赤い色打掛は、赤というより朱色という感じで、本来は色打掛といえばそういう色味が基本なのかもしれませんが、個人的に、羽織った瞬間にしっくりきた色がこれでした。

でも、この着物の柄が梅模様だったので、5月に梅というのはどうなのかなぁ… 普通、和装の時の着物の柄は、少し先取りするくらいが粋だっていうしなぁ…


と思って、一旦家に帰って、おかーちゃんや近所の着物の先生に相談しました。


すると、松竹梅は通年通してめでたい意味があるし、今が昭和の時代とかであればいろいろとつっ込んでこられるかもしれないけど、今は問題ないでしょう。


ということで、この着物に決めました。




◆3月12日

この日に、『この着物を着ることにします』とお店に伝え、髪形をだいたい決めました。



この時はまだ前髪が長くて、前髪は保留の時です。




◆4月13日 ヘアメイクリハーサル


まだ、この時は前髪をカットしてもらってないのですが、こんな方向性で行きましょうというリハーサル。


これも、TAROさんは当日になって感覚で作っていくため、だいたいの感じです。
うしろはこんなん。


披露宴当日はもう少し小さく作られていましたが、この毛流れのマジックに、たくさんの方から、

『これって地毛??』

と聞かれました。




そして、この時は、顔の右側にお花がついていますが、よく考えると、余興の時の立ち位置を考えると、お花の飾りが左側にあったほうがいいと思ったので、本番は、逆に作ってもらいました。



そんないろんなプロセスを経て、出来上がったものがこちら。





それから、この時に持っているブーケは和装に合わせてかなり個性的なんですよ!!




今日は、高校の時のバスケ部の友人宅に遊びに行ってましたが、


『ウェディングドレスはキレイ系、色打掛はカワイイ系、二次会はカッコイイ系でそれぞれ違ってよかった。私は色打掛が一番好きだった』

なぁんてスーパー嬉しい言葉をもらいました。





あれあれ。


今日は、披露宴の後半を書く予定だったのになぁ…


また長くなったなぁ…



とりあえず、こおで一旦切りましょう。



ではでは次回こそ、

【2015年5月2日後記 披露宴(後半)編】でお会いしましょう!!!

2015年5月2日後記 披露宴(前半)編

【2015年5月2日後記 結婚式編】
【2015年5月2日後記 披露宴が始まるまで編】
【2015年5月2日後記 披露宴の準備いろいろ編】
【2015年5月2日後記 ヘッドドレス選び編】

の続きです。

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さていよいよ開宴です。


色んなことをほめてもらった披露宴ですが、やはり苦労した部分をほめられると本当にうれしいものです。


先日、親戚のお兄さんから、


『総じて音楽がよかった』

と言っていただきました。(なんたって音響のプロにもほめられましたから!←自慢)


準備段階で何度も書いてきましたが、私と旦那さんは、そもそも音楽の趣味が違います。

日本語ヒップホップが好きという共通点はありますが、


彼は、BPM速めの最新ジャカジャカ系が好きで、

私はBPMゆっくりめ、ドラム重目なメローな曲が大好物です。


そして、作り上げたい式も、彼は、笑顔あふれる式で、私は、泣ける式だったので、そもそも選ぼうとする曲が、まぁ~合わない!!!


最初、『こういう曲がいい』と何曲か曲を聞かされた時に、こんなに方向性って合わないものなの?って絶句して、でも、彼は彼で、私の選曲に絶句していたのだと思います笑


そういうわけで、はじめから決めようと思ってもらちがあかないので、乾杯の音楽はあなた、ケーキ入刀は私、みたいな感じで分担してみて、自由に決めたあと再度話し合うことにしてみました。


そういうわけで、披露宴の流れに関しては、苦労して苦労して決めた、音楽を紹介しながら書いていきたいと思います。



【①新郎入場】

まずは新郎が入場。オープニングムービー(←この日までの準備の光景をまとめた)を流して入場。

オープニングムービーに使った最初の曲はこれ。

◆旦那さんセレクト
To Be With You / DJ Deckstream Remix
https://www.youtube.com/watch?v=-bZULvb43ZQ


Mr.Bigのカバーです。このオープニングムービーを素人なりにこだわって作りすぎてめちゃくちゃ苦労したこともあり、この曲に合わせて流すオープニング映像が出来てテレビに映して見た時は、泣きました。

準備風景の写真をふんだんに使っているので、この曲を聴くと、準備していた期間が思い出されて、うるうるきちゃいます。

その映像はさておき、とにかくこの曲はイカシマス!!


それはそうと、この時の新郎ですが、入場を一人でしなくてはいけないことと、単純に披露宴に対しての緊張でずっとガチガチで、あーーー。吐きそう…とずっと言っていました。


そんな中、さぁ行ってこーーい!!って背中を見送りました。


感動したことは、ドアの外にいると、中の音楽が少し聞こえているのですが、新郎が入場するタイミングは音楽が始まって2分18秒くらいのところでした。


私は、自分でこの動画を編集したし、何100回もこの動画を見たのでもちろん入場のタイミングはわかっているのですが、ドアの前に立ってドアノブに手をかけているホテルマン二人も、何度もこの映像を見て、新郎が入る(ドアを開ける)タイミングを覚えてくれたようです。


本当にこういう瞬間にいちいち、ありがたいなぁ…と感じました。


ところで、チャペルで式を挙げるわけでもないのになぜ別々に入場するかについてですが、

新郎が、

『うちはお寺で、佛前式をしなくちゃいけなくて、大好きなお父さんと、バージンロードを歩かせてあげることができないから、披露宴の入場だけでもお父さんと腕をくんで入ってきたら?』

という提案をしてくれたからでした。

素敵な心遣いのおかげで、おとんと一緒に入場することが出来ました。




【②新婦入場】



お寺で結婚式を済ませ、バージンロードの入場はないと思っているおとうさんに披露宴の直前に一緒に入場することを伝えました。


準備段階の投稿で、

『この曲聞いただけで泣ける~』と何度も書いてきましたが、本当に素敵な曲だと思います。
嫁いでゆく娘に対する父親の気持ちを歌った曲です。


◆私セレクト
バトンタッチ / 西田敏行
https://www.youtube.com/watch?v=FSgV2FDN1Zw

ちなみに、この曲のAメロBメロまで流してサビのところで入場したのですが、Bメロのところは2番のほうが歌詞がよかったので、1番のAメロ→2番のBメロ→1番のサビ→2番のサビ終わりに編集して使いました。

2番の伴奏は1番に比べて少し派手だったのでうまくつなぐのが難しかったですが、なんとかすごく自然にできたと思います。


ちなみに、私もこの曲を知らなかったのですが、ネットで調べて知りました。

そして、この曲はもともとJULEPSという人たちの曲のようで、そのバージョンを聞かせてみたところ、

『いい曲なんだけど声が好きじゃない。誰か他の人カバーしてないの?』

と言われ、探してみたところ、西田敏行さんがカバーしていました。


私も、ダントツ、西田さんバージョンのほうがいいと思ったので、そっちを使うことにしました。

でも、有名な曲ではないですが、さすが、音響担当の方たちは知っていました。


その2番のパンチライン。

『“パパのお嫁さんになる。”ずっと言ってくれたね。彼は僕に似てないけれど君が選んだ人ならいい…』


ファザコンの私にはピッタリの曲でした。


そして、サビの前までは会場にいる皆様には曲を聴いてもらって、サビの部分でドアが開いて私とおとんが入場しました。



おとんも私も緊張していたのか?会場の外で、おとんと腕を組んで、特に会話はありませんでした。

また、すごくいい歌なんですが、ドアを閉めた会場の外までは歌詞が届かなかったので、おとんも特に泣いたりしていなかったです。

今度、おとんにはゆっくりこの曲を聞いてもらいたいです。




そして、ドアが開き、がっちがちにかたまって会場内で待っている新郎のもとへ。


新郎とおとんは向かい合ってお辞儀をして、

私は新郎と手をとって高砂へ。


まさに『バトンタッチ』をしました。





【③新郎新婦プロフィール紹介】

司会の原さんが私たちの生い立ちを紹介してくれました。


◆私セレクト
瀬戸の花嫁 オルゴールバージョン
→youtubeなし


やはり、私が瀬戸内の出身なので、ここはこの曲をチョイス。原さんがしゃべるので、歌詞のない音楽を選びました。



【④乾杯】

◆旦那セレクト
garden / sugar soul feat.Kenji
https://www.youtube.com/watch?v=0peAsvKKKCk

これ、世代の人が多かったのか、けっこう盛り上がってるようでした。




【⑤ケーキ入刀】




◆旦那さんセレクト
恋とマシンガン / bird
→youtubeなし

旦那さんは、小沢健二が好きで、Flipper's guitarの恋とマシンガンを持ってきましたが、

私『んー。小沢健二好きじゃないのよねー。だれか他の人カバーしてないの?』

ということでbirdのバージョンになりました。



そして、この時のファーストバイト時の新郎ですが、相変わらず緊張で気持ち悪かったみたいで、ずっと小声で、


『今ケーキ食べたら吐いちゃうからさ、スプーンでとるケーキの量、少なくしてよ…』

と言ってくるので、

『目の前に記者会見ばりに友人たちのカメラがあるのに、そんな寒いことできないでしょうが。ある種の決まりごとなんだから、歯食いしばって!!』


などという会話をしておりました。


そして、二度に渡ってケーキを新郎の口に押し込みました。



その後は、双方のかーちゃんに出てきてもらってラストバイト。


これ、弟の結婚式の時にもあって、弟に対しておかんが涙を浮かべていちごだけをとって口に運んでて、かなり感動したから私たちもやろうと思ったのに、私の時は、おかんは全然泣いていませんでした。

泣いてないどころか、さっさと席に帰ってしまいました。

やはり、母親は、娘よりも息子のほうがかわいいのだな…と思い知った瞬間でした(笑)



【⑥新婦中座】

◆私セレクト
We sing one voice / ズクナシ
https://www.youtube.com/watch?v=o_oqjGPwX0o


この中座の曲は一番最後まで決まらなかったのだけど、友達のバンドの歌にしました。

本当は二次会で歌ってよ~なんて話をしていたのだけど、この日に東北石巻ツアーが入っちゃったようです。売れっ子で全国とびまわってるからね。

でも、こんないい歌はなかなかないと私は本当に思っていて、こんなハートを動かすことができる声はなかなかないと思います。

中座の時、この曲の最初の部分が流れて、いい歌過ぎて、もうそれだけで泣けました。


中座の際には、子供の頃におかあさんがわりにごはんを作ってくれたばあばんと、東京に来てからおかあさん的なポジションにいてくれた叔母のちさとと、妹のようないとこのかんこに出てきてもらって一緒に退場しました。




次はかんこが幸せになる番だって思いをこめて、花嫁のブーケを手渡しました。


【⑦新郎中座】

◆旦那さんセレクト
Hajimete No Chuu / Platina Jazz
https://www.youtube.com/watch?v=6SfLag6ktJc


新郎の中座は、いつも二人三脚でお寺をやってきたおばさんと退場。

曲は、『はじめてのチュウ』のジャズバージョンなのですが、超絶オシャレです!!!

こういうの大好き!!!

いつもこんな曲を聴いて過ごしたいです。




【⑧プロフィール映像】


□子供の頃から大人までのそれぞれのストーリーの部分□

◆私セレクト
輝く月のように / Superfly
https://www.youtube.com/watch?v=gG7evVU0OdA


1番は旦那さんの子供~大人までのストーリー、2番は私。

そして、2番が終わった後に、曲調が静かになるところがあって、そこでは亡くなった彼のお父さんや、今も支えてくれている家族を一人一人映してメッセージを添えました。





□二人の出会いから今日までの部分□

◆旦那さんセレクト
誓い feat. MIHIRO / Pushim
https://www.youtube.com/watch?v=-oJBsU9kZDo


私たちの出会いから仲良くなったきっかけ、一緒に遊びに行った写真などをまとめました。

プロポーズの部分は、映像で残してくれていた人がいたので、その映像を組み込みました。



実際に見た人にしか伝わりませんが、

『ラップのことば』という本を貸したところから始まり、みんなと出会い、映像の最後は自分たちと家族の婚姻届を書いている写真と、婚姻届を出した日の写真、そして2冊の『ラップのことば』と婚約指輪&結婚指輪の写真で〆ました。


この、映像の着地点を2冊の本にすることに関しては途中で思いついたのですが、個人的にはなかなか気に入っております。




『輝く月のように』も『誓い』も少し短く編集し、2曲を繋げ、それから映像を作りました。


使った写真は130枚くらいだったかなぁ…


1枚あたり2秒くらいのペースで流れていく動画。


私も彼も、写真を撮るのが好きだから、2万枚くらい写真があって、もっと載せたい写真がいっぱいあったのだけど、悩んで悩んで写真を選びました。


この動画は、私たちの中座の最中に流れましたが、だいたい8分の動画。


かなり長かったと思うけど、2人の生まれてからの歴史を短時間でまとめるなんて私には到底無理でした。

出席してくださった皆様、長い映像で申し訳ありませんでした…。


でも、1枚1枚の写真が出てくるタイミングや消えるタイミングなども微調整して、がんばって作りました。


この映像にとにかく時間がかかりました。


凝ったもの、長い尺のものを作ろうかと考えている場合は、早めにとりかかってくださいねーーー!!!



このあとは、お色直し後の入場になりますが、長くなったのでここで一旦しめたいと思います。



只今、16時31分。

舞台裏では、色打掛に着替えを済ませ(着付けをしてくれた佐々木さんが高速すぎて本当に職人って感じだった!!!)、TAROさんに髪をセットしてもらっているところです。




こんな瞬間までスマホで写真撮って、朝からずっとべらべら喋ってました。


こんな一瞬も楽しかったです。







ではでは、次回はお色直し後の入場から書きます。



【2015年5月2日後記 披露宴(後半)編】につづく。