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2015年5月2日後記 ヘッドドレス選び編

【2015年5月2日後記 結婚式編】
【2015年5月2日後記 披露宴が始まるまで編】
【2015年5月2日後記 披露宴の準備いろいろ編】

の続きです。

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先日、書いた記事のコメントで、ティアラがキラキラしていてよかった!と書いてくれている友人がいたのですが、そういえばヘッドドレス選びもけっこう大変だったので、書いておきたいと思います。


言っときますけど、今回の記事は、男子には全く関係のない記事となっております!!




まず、私は、1日で4着のドレスや着物を着たのですが、


・白無垢
・ウェディングドレス
・色打掛
・カラードレス


の4枚で、白無垢はかつらをかぶったので、ヘッドドレスは考えなくてよかったのですが、あとのみっつに関しては、どんなヘアスタイルにするか、また、どんな小物を使うかについてけっこう考えました。


本当はもっとあるんだと思いますが、私の中では大きく分けて7種類。

とにかく、ウェディングドレスと色打掛とカラードレスでは、髪形もヘッドドレスも全く違ったテイストにしようとだけ思っていました。





①ボンネ






本当は、ウェディングドレスの時は、ボンネにしようと思っていたんです。

が、ウェディングドレスを選ぶ段階で、エレガントなデザイン、上品なものに全く反応出来てない自分がいて、ボンネは諦めました。



②花をつける


これに関しては、沢尻エリカ的な、ああいう奇抜なこのも考えたのですが、お色直し後の色打掛の際に生花をつける予定になっていたため、選択肢としてなしでした。


といいつつ、途中で



気に入ってこれを購入してしまった私ですが、結局ボツになりました。(花と一緒に購入したギラッギラのカチューシャもボツになった…)



でも、


生花ではないのだけど、こんなんとか、



こんなんとか、



正統派のお嫁さんって感じでけっこう素敵だし、特に30代以上になってくると、こういうのつけると気品みたいなものが出てよいと思われます。


あと、こんなカチューシャもまたかわゆす。







③レース


これもけっこう迷ったやつです。







めちゃくちゃかわいいのですが、会場が広く、遠くに座っている人にはこのレースのかわいさとかは伝わらないだろうなぁ…と思ってやめました。




④リボンカチューシャ


欧米では最近、リボンカチューシャをする人がダントツ多いらしいです。




ちょっとオシャな雑誌とかみると、だいたいリボンカチューシャをしています。



↓こんなんもあります。



でも、私は。自分のおでこの形と顔のデカさにコンプレックスがあって、前髪をあげてオールバックにするという選択肢がなかったので(リボンカチューシャをしているかわいい人の画像はだいたいオールバックだったため)ボツ。


しかし、キッラキラでめっちゃかわいいリボンカチューシャがあったので、それを購入してリボンの部分を金具に付け替えて、ネックレス(チョーカー)として着用しました。



⑤花輪


使うとすれば二次会かなぁ…と思っていたもの。


お友達のふきちゃんが、結婚式の二次会でこんなんをやってて、まじでかわいかったのですが、






私は髪の毛が直毛なので、こういうふわふわエアリー感が出ないのですね。


そして、二次会のドレスのテイストがかわいいというよりはかっこいい感じだったので、これは断念しました。




⑥デザインもの

何か動きのあるこういうのを二次会でつけたいと思っていました。




しかし、この類いのものは、だいたい白いドレスに合わせて白で作られていて、カラードレスの時には色が合わないものがほとんどでした。

友人のなつきちゃんは、二次会でも白いドレスを着ていて、たしか、こういうデザイン性のあるヘッドパーツをサイドにつけていたのだけど、とってもかわいかったです。




そういうわけで、ユザワヤで、オーガンジーとか、ネット状のものとかを購入してきて、造花などと組み合わせて、↓みたいなものをドレスの色に合わせて作るつもりでおりました。




…が、最後の2週間がとってもバタバタになってしまって、そこまで手がまわりませんでした。



そういうわけで、二次会のヘッドドレスは、ヘアメイクをお願いしたTAROさんのお手製のヘッドパーツをお借りしました。


そういうわけで、自分の結婚式でのヘッドパーツへの不完全燃焼があるため、今後結婚式をする方のものを手作りしたい気持ちがめっちゃあります(笑)


どうしても、自分の好きなテイストのものに出会えない!!こういうのがいいのに!!って人がいたら、私が作りたいくらいです。。。




⑦ティアラ


お花は今後も、友人の結婚式とか、なんかのパーティーでつける機会があるかもしれないし、リボンのついたカチューシャなんかもつけるのが可能かもしれない…

でも、ティアラは、一生のうちで本当にこの日しかつけられないと思うから、ウェディングドレスの時は、ティアラにしよう!!って、


最初の最初っから思っていたんです。



ところがね。


ティアラっていったって、



こういう大き目のやつとか、






ちっちゃいやつ、








ゆるふわなかんじで斜めに組み合わせてつけたりもできます。





素材だって、パールもあれば、石のついたやつもあれば、高さも大きさも、カーブも…



ぜんっぜん違うんです。








それで、ここからが本題なのですが、1番大切なのは、ネットや雑誌で調べてみてかわいーーーーー!!と思ったり、店頭に並んでて、手に取っていいなぁ…と思っても、

実際につけてみないと自分に似合うかどうか全然わからないということです。


ドレスであれば、ある程度自分に似合う色や形や、レースが好きとか、なんとなく素材や形で想像できる部分もあるのだけど、この衝撃はドレス以上です。



かわいいと思ったものが全く似合わないし、目でみていい大きさだと思ったものが、つけてみるとびっくりするくらいデカかったり…


つまり、これに関しては、ネットで買う方が安いは安いのですが、絶対に店頭で購入することをおすすめします。


私もネットで購入を考えていたのですが、原宿のCA4LAでヘッドパーツを合わせてみて、こんなにも自分のイメージしているものと着けた感じが違うのか―!!!と思いました。




そして、だまされちゃいけないのが、ティアラのカタログとかってだいたい外国人がモデルなんです。

そりゃあ似合うわけ。


だから、これ素敵!!と思っても、自分だと、


あれ?思てたんと違う…


ってなる。



これは、ドレス選びでもいえること。



ネットで検索したとして、めっちゃきれーなモデルが着てるドレスと一般の方がドレス着ている写真では、モデルが着ているドレスの方が素敵に見えたりするんだけど、

私のように手足が短くて、頭もデカいと、そういうデザインは着こなせません。。。




なので、ヘッドドレスにしても、ドレスにしても、雑誌やネットであれがいいな、これがいいな…と調べる時間も大切なのですが、それだったら1軒でも多くの店舗に足を運んで試着した方が、見えてくるものがあると思います。




さてさて。


↓は、ちょうど、ヘッドパーツを選んでいる時期に、知人からオーダーをもらって作ったイヤリングなのですが。




スワロフスキーの輝きってすごく大好きで、こういう風にぎっしりとスワロフスキーがつまっているデザインだと、集団でキラキラ光るので遠くからでも存在感があるし、また、ライトが当たった時の輝きはなおいっそうなんです。


こういうティアラがあったらいいんだけどなぁ…


なんて思って歩いていた2月26日に私は気に入るティアラに出会いました。







↓きめっきめ写真ということはさておき、



このキラキラ感。




横から見たサイズ感…、私の顔のデカさとのバランスもよし(笑)


そういうわけで、ヘッドパーツを選ぶ際は、ぜひとも試着をしていただき、前から横から、じっくり眺めて、お気に入りを見つけて頂きたいと思います。




画像満載の、男子には全く関係のない記事になってしまいましたが、


次回こそ、披露宴について書こうと思います。


【2015年5月2日後記 披露宴編】に続く。

2015年5月2日後記 披露宴の準備いろいろ編

【2015年5月2日後記 結婚式編】
【2015年5月2日後記 披露宴が始まるまで編】

の続きです。

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さてさて。

披露宴の準備についてです。


様々な方から感想をいただきました。

◆ドリンクや料理に関して

・シャンパンがめちゃくちゃ美味しかった。
・赤ワインがめちゃくちゃ美味しかった。
・リゾットがめちゃくちゃ美味しかった。
・マンゴーのパンが美味しすぎて食べ過ぎた結果、肉がくるころにはおなかがいっぱいだった。
・ホテルマンが素晴らしく、トイレにたっていて帰ってきたら、そのあとすぐにあたたかいお料理が出てきた。

など。

この日のメニューは、私たちがホテルのシェフと相談して、食材は何を使ってどういった料理にするか、ソースはどうするか、シャーベットは何味にするか、前菜の後はスープにするかリゾットにするかなどなど。

そういったことも決めさせてもらいました。(↓私の手帳)



そして、シェフが私たちの意見を踏まえて作ってくれたメニューがこちらです。



かなり瀬戸内推しでうれしいです♪



そして、シャンパンやワインは何を出すかに関してもたくさんある中から選びました。

ちなみに、ローランペリエというシャンパンは私が好きなものなので、喜んでもらえてうれしかったです。


ちなみになんですが、私は、全部食べる気満々だったのに、目の前に美味しそうな料理が並んでいるのにも関わらず全く料理が食べられず、この前菜↓しか食べられませんでした…泣

新郎は別の理由(極度の緊張でゲロはきそうだったため)でフォークも一度も持たなかったそうです爆。







◆テーブルのお花

テーブルクロスの色を紫に決めて、会場の映像を金色の扇が舞っているものにしたため、お花は、ゴールドと紫に合う色にしようという話になりました。

私の入場のシーンでは、お父さんと入ってくるので、そこに近い一番内側のテーブルに背の高い筒をおいて、その中に赤い花を入れることにしました。(↓私の手帳)




最初は、赤のダリアはどうかって話でしたが、ダリアだとワイン色のため、バージンロード感が出ないのでバラに変更しました。

というか、っこの内側のテーブルにのみ配置しているバラ(2列目は花びらのみ)がバージンロードを意味しているなんてことは、誰も気づいていないと思うし、私たちの気分を盛り上げる演出のために、けっこう話し合いでも時間をとってしまいました。




でも、当日、入場した際には、私はしっかり、こだわって配置したバラのバージンロードを感じられましたのでよかったです。



◆メッセージカード

テーブルクロスの紫と、テーブルに飾ってあるバラの赤を意識して、カードは深い赤を使ってデザインしました。




お料理のメニューのカードにきっちり名前が印刷で入っているので、メッセージカードには名前を書かなくてもまぁいいっちゃよかったのだけど、扇の金色に合わせ、筆記体で一枚一枚名前を書きました。




みんなにお手紙を書くのはとても楽しかったです。






私はたぶん、100人くらい書きました。




こんなに小さな紙には、感謝の気持ちは書ききれませんでしたが、みんなとの思い出を思いだしながら書きました。



◆引き出物① 清酒 希美

そして、なんといっても今回の目玉はコレです。







清酒 希美【のぞみ】です。

お酒は重くて、持って帰ってもらうのが申し訳ない気持ちもあったのですが、私の実家で、おとんとおかんとばあちゃんと弟が作ったお米で日本酒を作りました。


【希美】という名前は、それぞれのかーちゃんの名前(和希&和美)から一文字ずつとりました。←これ決まるまで結構大変でした…


そして、ただお酒を渡すだけでは、ただの日本酒だと思われてしまうので、こんな紙も準備しました!!



画像が小さいですがよかったら読んでください。(画像が粗くてみえないかな?)

長野の酒造にお邪魔して仕込んだりもしてきました。

小学生の時、社会科見学の後なんかに真っ白な画用紙を渡されてこういうの書いたなぁ…と思いながら。

ちなみに、最後の欄に『弟』というワードを入れるのを忘れて、弟に、『ひどい!!俺は??』と言われました。弟もがんばってくれて本藤家のお米が出来ているのでこの場で訂正致します。




旦那様が書いた『希美』という文字と、私が書いた『藤と燕』の絵を組み合わせて作ったラベルでございます。





和紙や金箔なども使ってまとめました。



そういえば、出来上がって飲んだ時は、かなり辛口だと思ったのだけど、冷やしてのんだら、さっぱり辛口ってほどでもありませんでした!!

引き出物をお渡しした皆様から、美味しかったよ!と連絡をもらい嬉しい気持ちです。(お酒が飲めない方は料理酒にしていただければと…)




◆引き出物② 今治タオル

霧箱に入った今治タオルにしました。消耗品は引き出物によしとされないと昔は言われたそうですが、なんだかんだいって、実用品のほうがもらって困らないと思いまして。

タオルなら、きっとみんな使ってくれるんじゃないか、しかも私は愛媛出身ということもあり、今治タオルをチョイスしました。



◆引き出物③ 十火のお菓子

最初は、日本酒とタオルとクッキーを考えていたのだけど、日本酒も和、タオルも和柄なので、お菓子も和の方がいいのでは…ということで、2014年のうちから散々お菓子のことも話してきてほぼ決まっていたのに、4月中旬にお菓子を変更しました。


お菓子を和で考えた時に、せんべいが最初に思い浮かび、探したところ、私のアルバムのDirty paletteのような素敵な色合いの和菓子が見つかりました。


しかし、タオルが消耗品はよくないと言われるのと同じように、せんべいは割れるから引き出物にはよいとされないという意見もあったようですが、


そこはスルーで。


そもそも、仏滅に結婚式してるくらいですからね。






ちなみに、タオルは日本橋三越で選んだのだけど、この十火というお菓子屋さんは銀座の三越にしか入っておらず、通常は同じデパートで引き出物はまとめてもらうのですが、無理を言って、タオルは日本橋、お菓子は銀座と、分けて注文しました。


そこまでこだわりをもって選ぶ人はあまりいないようですが、スムーズに対応していただけてよかったです。



◆ウェルカムボード

青い文字を読むと『しょうや』、ピンクの文字を読むと『まゆ』になるように言葉を考えて筆ペンで書きました。




それをパソコンに取り込んで、名前の文字の色だけ変えてみました。


これを入稿したのは、4月28日とかで、けっこうギリギリに完成したものです。


すぐに届いて助かりました!!


本当は、いちから新しいイラストを書けたらよかったのだけど、2次会の招待状を作った時に(トモダチコレクションを真似て)描いたイラストをそのまま使いました。






披露宴に来てくれた多くの友人が、このウェルカムボードを写真におさめてくれていてうれしかったです。『しょうやまゆ』の6文字を入れた、それっぽい文章ってなかなか難しいですな。


まぁ、この切り口は、弟の結婚式の時にウェルカムボードを頼まれた時にも使ったのですが。


2次会の招待状のために描いた絵がこんなところで役にたつとは思いませんでした。





◆受付のクマちゃん





これは私の作ではなくて、旦那さんのいとこのおねぇちゃんが作って持ってきてくれました。

かわいいかわいいくまちゃんです。





◆YUKAI!!!クッキー


私の人生の最大の課題である『愉快』を、栃木在住の菓子職人こと、マイメン・フウちゃんにクッキーにしていただきました。

※旦那さんの方は、無難に『THANK YOU!!!』です。




栃木と東京で離れていますが、同じような音楽を好み、夜な夜な音に酔いしれた昔からの友達フウちゃん。

音楽が、距離を超えて今も私たちの関係をつないでくれていることは本当に素晴らしいです。

昔から、いつか自分が結婚する時がきたら、フウちゃんにケーキを作ってもらいたいと思っていて、でも、会場の決まりでケーキは無理だったので、送賓の際に渡すクッキーをふうちゃんにお願いしました。


こんなかんじの文字でまわりにハートとかでどう?



と栃木からメッセージがくると、

結婚式だから、ハートのほうが適切なんだろうけど、ポップ感を出したいからクッキーの形はハートで、中に描く模様は★でお願いしたです。文字もななめに描いた方が愉快感出るかなぁ…



なぁんてやりとりを繰り広げ、180枚のクッキーに1枚1枚手書きで文字を書いてくれました。そして、割れないように(せんべいと同じ理由)ちょっと固めに焼いてもらいました。


こんなクッキーは世界にひとつです。 


フウちゃん、本当にありがとう。



そんな準備を経て、いざ開宴です。



…が、その前に、第2話のコメントで友達がティアラについて触れてくれていて、そーいや思い出したけど、これを選ぶのもけっこう大変だったんだ!!


次回はヘッドドレスについて書きたいと思います。


というわけで、【2015年5月2日後記 ヘッドドレス編】に続く。

2015年5月2日後記 披露宴が始まるまで編

【2015年5月2日後記 結婚式編】

の続きです。

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2015年5月2日 12時30分頃披露宴会場に到着。


お寺の結婚式に出てから、写真撮影に参加せずすぐに車で披露宴会場に向かってくれたギタリストのフラットさんがちょうど少し前に到着していたということで、ドレスに着替える前に余興のリハーサルへ。


そうです。

新婦自ら、歌を歌いました。

まぁ、縁起悪いですが(笑)、弾けないピアノを練習して嫁に歌うような人もいるのでいいかなーと。



披露宴会場に入ると、セッティング中のフラットさんと、披露宴会場の準備をしているスタッフの皆さんがたくさんいました。

お花なども運ばれておりました。







ワイヤレスマイクと、コードのあるマイクどっちがいいか聞かれたので、両方歌ってみたところ、コードありの方が歌いやすかったのでそちらをチョイス。


5分ほどでリハーサルを終え、衣装室へ移動。


それにしても、準備してくれているスタッフさんが、至るところで、こうして、グラスが割れていないか入念にチェックしながら、ひとつひとつ食器をセッティングしてくれていました。



本当に、ありがたいことだなぁ…と思いながら、ドレスの待つ部屋へ向かいました。



■ドレス選び■


ドレス選びに関しては、周りの結婚した子たちから聞くと、『すごく楽しかった!』という人が多いのですが、私の場合はけっこう気が重かったです。

ドレスを見に行くと、1回に3着まで試着が出来ましたが、雑誌なんかを見て、こんなのがいいな…と思って行っても、着てみると似合わなかったり、ここは素敵なんだけど、この部分がなぁ…と思うことが多く、

なかなか思ったようなドレスが見つかりませんでした。

いいなぁと思ったものを着ても、『なぁんか違うんだよなぁ…』という気持ち。


◆2014年12月1日 ドレス試着1店舗目/日本橋

こんなドレスがいいなぁ、と思って持って行った切り抜き。



【希望】
・肩の部分はレース
・背中は開きめのデザイン(肩甲骨が自分のウリなので)
・後ろのトレーンは長め



そして着てみたのがこれ。





素敵なんだけど、なんかイメージが違いました。




次に、二着目は、比較的背中が開いているデザイン。






一着目よりはこっちのほうが好き。

雑誌などを見て、肩にはレースがかかっていた方がいいと思っていたけど、このくらいデコルテが出たほうが自分の体型ではきれいに見えることがわかりました。

でも、披露宴会場がかなり広いので、このドレスだとちょっとコンパクトで地味かなぁ…



三着目は、披露宴会場の離れた席に座っている人から見ても、十分に存在感のあるドレス。

ちなみに、このドレスはこのお店のパンフレットに載っていてとてもかわいかったです。





が、背の低い私には、このデザインは下がとても重い印象になり、…というか実際に布団のように重くて、この重さでこの歩きづらさだと、披露宴前に式場の外で撮影する際、移動にいちいち時間がかかって色んな場所で撮影できないのかなぁ…とか。




このように、なかなか完璧なものは見つからないながら、こういうものが似合う、こういうものは困るというのが少しずつわかってきました。



◆2015年1月9日 ドレス試着2店舗目/用賀


前回のお店の試着で、

・デコルテは出す方向で
・あまり重すぎないもの
・遠くから見ても存在感のあるもの

がよいということがわかったので、お店の方に希望を伝えました。


このドレス店は残念ながら、試着の段階で撮影をさせてもらえなかったので、雑誌より。





トレーンが特徴的なデザインです。

このデザイナーさんが大の猫好きで、猫を抱っこできたのがよかったです。


ここのドレスは、胸の部分、スカートの部分、トレーンの部分などのパーツがそれぞれ別々に作られていて、いろんな組み合わせが可能でした。


しかし、大きなレンタルショップではなく、個人のデザイナーサロンのため、定番の形は決まっており、すでに披露宴会場でサンプルの写真集を見せてもらった時に、(やはり人気のお店ということもあって)何人もこのドレスを着ていたこともあり、私自身は初めて着ているはずなのに、なにか新鮮味がないという事態に陥ってしましました。


でも、なかなか形的にもよかったですし、『これが運命のドレスだ!』みたいな直観はなかったですが、『最終的にいいのに出会えなかったらこれでもいいかな?』というドレスでした。



◆2015年1月27日 ヘッドドレス購入

なんだか、ドレスが全然決まらないので、好きなヘッドドレス・アクセサリーを買って、それに合わせてドレスを選ぼうかなぁ…と思い、購入してみる。



家でなんとなく装着して、イメージを膨らませてみる。



◆2015年1月31日 購入したヘッドドレスを持ってドレス試着3店舗目へ。


ここもまた、試着時点での試着NGのお店でした。





そして、2店舗目と同じく、ホテルのサンプル写真で散々見ているドレスで新鮮味はありませんでした。


が、実物を見るとうっとりするほど美しいレースでした。


オーナーさんも、最高のレースを使っていると言っていました。


まさにエレガント!!!



しかしながら、エレガントなだけに、すべてのドレスが背中のデザインは詰まっていました。


『もう少し背中が開いたものはありますか?』

と聞いてみたところ、


『美しいドレスのポイントはそんなに多くなくてよいと思っています。最高のレースと可愛らしいリボンがついているので、肌は見せずにエレガントに着こなすほうが美しいのです。』


なるほどな。


販売員であれば、そうですね。ではこんなのはどうですか?という風になると思うのだけど、デザイナーは自分が作ったデザインにこだわりを持っています。


だからこそ、その人の個性とか考え方・表現に熱狂的なファンがつくのだと思うし。



本当にレースにはうっとりでしたが、私には上品すぎるドレスでした。




◆2015年1月31日 1店舗目/日本橋 へ戻る

先ほどの上品すぎるドレスのお店をあとにし、1番最初に行った(もう行ったときから2か月たっていましたが)ドレス店に電話。

運よく1時間後に予約が取れたので、再度うかがうことに。


そこで、2店舗目・3店舗目の試着をふまえてわかったこと


・デコルテは見せるデザイン
・背中が開いているもの
・トレーンが長めでそこそこのボリュームがあるがドレス自体重くないもの
・個性的で、他の人があまり着てないもの
・上品というよりはかっこいいもの


などを店員さんに伝え、合わせてヘッドドレスを見せたところ、持ってきてくれたドレス。





頭の花の位置を変えてみたり…。




ビビビッ!これだ!!


という感覚はなかったものの、こういうのを、運命のドレスというのかもしれません。


着た瞬間になんかしっくりきました。今まで着たものとは明らかに違う感覚というか。

これがいい!!というよりは、ここがこうだったらなぁ…って気になるところがひとつもなかったのです。(後ろについていたリボンは、これははずせますか?といって外してもらいましたが。)


でも、これにしよう!!って決めて帰ってきてからは、やっぱり他にまだあったかも…とかも思いましたけどね。


そういうわけで、ウェディングドレスは決めるまで2か月かかりました。



その後は、


◆2015年2月27日

ヘッドドレスのお花を決めてからドレスを選んだのに、あるお店ですごく気に入るティアラやアクセサリーに出会ってしまい、購入してしまう。←本当にダメなやつ。


◆2015年3月12日

ヘアメイクのTAROさん、ブーケ担当の恒石さん、ドレスを着せてくれる長田さんが集まり、髪型のだいたいの方向性を決める。





ちなみに、ネックレスとしてつけているのは、本来は結婚式用のリボンカチューシャです。
この時は、リボンがついていますが、当日までには部品を変えて、リボンの部分をなくしました。
その部品を変えなければいけないことをすっかり忘れていて、結婚式前日の深夜に取り換えました爆。たまたまネックレスの部品が家にあってよかったです。




◆2015年4月13日

ヘアメイクリハーサル。


リハーサルの時点では、こういうフワフワの頭にある予定でしたが、本番はもう少しかっちりしていました。

美容師のTAROさんもまた、アーティストなので、だいたいの方向性は決めておくけど、その時その時の感覚で、作り上げていくそうです。

この時のメイクで、顔が荒れてしまったので、その後皮膚科でステロイドを処方してもらって治しました。敏感肌の方には、早めのメイクアップリハーサルをおすすめします。



◆2015年4月15日

ドレスの最終フィッティング。






私にぴったりのサイズに調整してくれました。


『無理です、無理です!!これ、座った瞬間にウェストビリっといっちゃいますって!!』

というくらい、ウェストがぱっつぱつに調整されていました。



この時まで、ダイエットは気にしていませんでしたが、この時以降は、おなかまわりに肉がついたらあのドレスは着れないなぁ…というのは頭のどこかにありました。


また、背中がけっこう出ているドレスなので、最後の1週間は日毎に変動する自分の背中の肉の調整をしました。(少したるんだら、あえて重いものを持って体から離して歩いてみるとか。)




そうして迎えた当日。


歌のリハーサル後のヘアメイク。






ドレスを着まして。




ドアを開けて新郎と対面しました。





実は、新郎は、私がどんなドレスを選んだか、どんな髪型にしたか、どんな小物・アクセサリーを選んだか、

この瞬間までひとつも知りませんでした。


なので、非現実的な私の姿に、とてもびっくりしていました。(午前中のカツラの方がよっぽど非日常的だけど笑)




それから、写真撮影へ。







外に繰り出します。


↓これは、たまたま遭遇した旦那さんの友人が写メってくれたものですが、すごい気に入ってます。




カメラマンさんの写真はさすがな仕上がり。





このドレスに関しては、本当に色んな方からほめていただきました。


ウェディングドレスなんてもう一生着れないし、年齢無視してフワフワのカワイイやつも着てみたかった気持ちがなかったわけではないのですが笑、仕事の休みに色んなドレス屋さんに足を運んだり、色んな雑誌を見たりして自分に似合う一着を選べたのではないかと思います。


ちなみに、美容師のTAROさん、そのドレスを選んだ花嫁を以前も担当したことがあるらしく、

『僕ね、このドレス大好き!』

と言ってくれました。


このTAROさん。どんな方なんだろうと以前ネットで調べたところ、ある方がブログで、TAROさんは、顧客にデヴィ夫人がいると書いてありました。すごいなー。


何十人もいる美容師の中からTAROさんを指名したのですが、


TAROさんの好きなテイストのドレスを選んだ私と、お化粧は若い頃のデヴィ夫人みたいにしたかった私と。


そして、披露宴当日のドレスの頭を作ってもらってる時にわかったのですが、TAROさんと私は、同じ誕生日でした。

あと、酒飲みでした笑。



誕生日が同じなのは、365分の1として、たまたま指名した美容師さんの好きなテイストのドレスを私が選ぶ確率とか、私がこの人みたいにして欲しい!と思う方がたまたま顧客にいる確率とか…


そういうことを考えると、やはり何かの縁があったのかなぁと思います。




…さてさて、この後すぐに開宴なのですが、次回の更新は、披露宴のための準備について書きたいと思います。