今日は金沢への出張。
いつものように仕事を終えたら、犀川や浅野川の河川敷を走り、心と体を風に預けるのが私の習慣。
流れる汗とともに、日中の疲れや雑念が洗い流され、夕暮れの金沢の街が、また格別に美しく感じられる。そんなひとときの後にいただく料理とお酒は、まさにご褒美のようなもの。
でも今日は違いました。
股関節の痛みで、走ることができなかったのです。
川辺を走る代わりに、ただ夕暮れの風景を見つめるだけ。それでも、夜の灯りに誘われて、美味しい料理とお酒を口にしてしまいました。
走らずにご褒美だけを味わうことに、心のどこかで小さな罪悪感が灯る。
私の体は、少しの油断でもすぐにその変化を受け止めてしまう性質だから、余計にその思いは深まります。
けれど、美味しいものをいただくという幸せは、時に心を優しく包んでくれるもの。今日は、そんな「走れなかった日」のひとつとして、心にそっとしまっておこうと思います。
