2018年12月7日
F大病院にてセカンドオピニオンを取得。
担当ドクターの判断では、間質性肺炎がまずまず落ち着いている点、まだ若い(と、言っても63歳で
いいかげんオジサンですが)点、まだ体力が有るだろうという事等により、
テセントリク(アテゾリズマブ:免疫チェックポイント阻害薬:抗PD-L1抗体)でに治療が可能ではないか、との提案を受けました。 同大病院では使用実績あるも長期生存の成果には至っていないとの事。
当然、間質性肺炎の進行を慎重に観察しながらの使用・治療になるとの事。
ちなみに、帰宅後に調べた点が下記の通り。
薬剤の添付文書における間質性肺炎の記載事項
分類 一般名 項目 頻度
抗PD-1抗体 テセントリク 慎重投与、重大な基本的注意、重大な副作用 1.3%
以下は間質性肺炎合併肺炎に関するステートメント(2017年10月発行)より抜粋
抗VEGF抗体 アバスチン 重大な副作用 0.4%
代謝拮抗剤 アリムタ 警告 慎重投与、重大な基本的注意、重大な副作用 3.6%
植物アルカロイド パクリタキセル 慎重投与、重大な副作用 0.5%
プラチナ製剤 カルボプラチン 重大な副作用 0.1%
一般的には免疫チェックポイント阻害薬(オプジーボ等)は免疫を活性化させる効果があるも、
これをコントロールする難しさが有り、間質性肺炎発症の患者には使用は避けられています。
このリスクをどう取るかが重要な課題です。 間質性肺炎の増悪に至れば元も子も無くなる点と、
そこまでに至る前に、所謂、寸止めが出来るかでしょうか。
提案を貰えた事で少しは元気が出てきましたが、この治療を受け入れるにはまだまだ情報不足です。
つづく