こんにちは。
今日はムーミンのマグで
コーヒーを飲んでいます。
ふと思い出したことがあるので、
シェアしますね。
昔、信用金庫に勤めていました。
最初に配属された店舗は
金庫全体で忙しさ２位でした。
結婚後、住居移動に伴う異動で
また忙しい支店に。
周りからは「有望株」「期待されてる」
と言われました。
忙しいせいで人間関係は悪くなく
そんなにストレスを感じていると
思いませんでしたが
なぜか原因不明のしんどさが。
そしてある休日、
車を運転していて気づきました。
「夕日、見てないな〜〜！！」と。
車の窓から見る夕日が
とても美しかったです。
金融機関というのは
15時にシャッターが閉まります。
そして、ガラス窓は全面ブラインドやカーテンが
きっちり閉じられます。
なぜそんな早くに閉まるのか？
なぜ外から全く見えなくしているのか？
実はこの中……
戦場になっているのです！！
振り込みや現金の回収など
締切が次々と迫ってきます。
閉じられたシャッターとブラインドの中で
外の様子がまったく伺えない中、
営業中はおおっぴらにできない
顧客情報や金銭を
ようやく表にだーっと出して
締切の時間まで駆け抜けるわけです。
外から見られるといけないので
ぴっちり閉めているので、
私たちも外の様子はわかりません。
とまあ、それはいいのですが
仕事が終わるのは19時や20時。
そのため夕方を感じることがなく、
それが私にとって
疲れが溜まる要因になっていました。
価値観は人それぞれです。
安定と社会的信頼がある信用金庫だったので
多くの先輩が長く働いていました。
しかし、私にはこの仕事は
向いていないと感じました。
働き方を自分の価値観に合わせることの
大切さを学びました。
仕事のストレスといえば
上司と合わないなどもありますが、
「この職場ダメだ」と感じたら、
それは潜在意識からのメッセージかもしれません。
ひょうめんてきな問題だけ見て
たとえば上司に
気に入られるように動くことは
根本的な解決にはなりません。
自分が何を好きで何を嫌うか、
社会の価値観に流されず、
自分自身を知ることが重要です。
大きな夢や目標のためには
嫌なことも我慢することが必要ですし、
「嫌ならやめたらいい」
という単純なものでもありません。
逆にいえば「ここだ」と思う場所では
他の人以上に努力することが
必要な生き方をすることになります。
しかし、周りや社会の一般的な価値観で
自分をしばるのではなく、
自由になるためのチャレンジをすることは
「生きていく」上でとても有意義で
そのための努力は決して
枯れていくようなものではありません。
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はやみ眞由