変わっていかねば、なりません。
ご満悦
今日は、年明けに注文したHDMIケーブルの分配器が到着してるはず、と思うと早く帰ろうとやる気が出た。ワクワクしている自分にふと気がついて、思い描いた配線が出来上がるのがそんなに嬉しいか、と少し悲しくもなる。
息子はゲームばかりやって、お年玉でレゴのセットを買って、ご満悦。
おいおい、そんなゲームばっかやってだ丈夫かよ、とか、お金使ってそんなに喜んで、先が思いやられる、とか。心配しているつもりだけれど、自分を省みれば息子と何も変わらない。
思い通りの配線が出来上がってご満悦。
久しぶりにブログでも書いてみよっかな。って、この投稿。
ささやかな喜びを馬鹿にすんな。
その人の喜びは、周りからは理解されないんだぜ。
ごめんよはるさん。
さあ、明日も達者にやりましょう。
君が歌っていたこと
あたたかい間接照明と揺れるロウソクの炎。ほのかに漂うのは、色にすると薄い緑色のような、慣れてしまえば忘れてしまうような香り。
あたたかい薄い色の、名前のわからないお茶。沈みすぎない少し硬めの座り心地と、程よい傾きの背もたれ、見入ってしまう地味な絵。
関係ない話をしよう。頭の真ん中を陣取っているそれと関係のない、例えば、長くなった夜の入り口で見た弁当屋の灯りを見て思い出したこととか。メンチカツを噛み締めた肉汁の美味しさとか。
本当は少し手を握りたいけれど、なんとなくはばかれる。肩が触れるくらいでよい、と思う。
安心は、買えるのかしら?
毒を取り込む
酸素は毒である。
理科の授業は好きだった。
覚えなければならないことが少ないことも一つ大きな理由なのだけれど、どこか哲学的で、他の物事に置き換えてもしっくりくることがよくあるから、ということも面白味のひとつ。
誰もが受け付けない毒を生命に生かすことができれば、無敵である。毒である酸素を体内に取り込める生物がいたら、、強い。それが我々である、と聞いたのはいつの理科の授業だっただろう。
憎しみや嫌悪感を募らせる。
復讐とかではなくて、石炭みたいに燃料にできたら、無敵なのに。ね。
カタカタカタ、、、と歯が当たる
「最近、新しいことが覚えづらいよね。」
同年代と話す。ふんわりと同意してくれる優しさを、同意を求めることで甘えてしまっていることを反省しながら、しっかりと受け取る。
40年と少し、刻んできた記憶がずっしりと埋まっているのだから当たり前といえば当たり前。時間が短く感じるのも仕組みはきっと近しい。そこに横たわる記憶を活かしてはいけないものだろうか。
いつの間にか「スポーツの日」と名前を変えた体育の日。その2日前の土曜日。
小学校の運動会は、「青空だ」と言われて思い浮かべるような空。
赤、白、黄、青。ゼッケンをつけてリレー選手はトラックを駆け抜ける。
自分はといえば、運動は好きではなくて、得意ではなくて、リレーの選手に選ばれたこともないのに、観ていると追いつけ追い越せに一喜一憂する矛盾。腕をもっと振って!追いつけ!追いつけ!腹のなかの誰かが叫び出すのを感じるのだ。
カタカタカタ、、運動会の徒競走で走っているときに歯と歯が当たる音を思い出す。
はたから見たらちっとも速くない走り。観ていた人がいたら、きっとイライラするような走りだったのではないか。
歯を食いしばって、腕をもっと振って!走れ!走れ!追いつけ!追いこせ!
あの日、もっと腕を振っていたら、今、少しは違っているのだろうか。
いやいや、、
いま、振りなさいよ、もっと腕を。振れる腕があるなら。
好きでもない運動会で、いちいち泣きたくなるのは、横たわるずっしりとした体験のせい。
体験をみるみる取り込む子供達と、いまを共にしています。
おめでとうございます。
◾️ おめでとうございます、と臆病者がインターネットの片隅でつぶやきます。
新高円寺STAXFREDが、先日6月29日で20周年を迎えられました。
20年前にホームページを見つけて、出演したいです、とメールを送ったことをよく覚えています。デモの音源を送って、電話がかかってきて、ピッチが悪いね、って言われて、今でもその通りだなぁって思います。
なんでそんなに歌が下手くそなのにやろうとしていたのか、今でもやりたいのか、ずっと考えている気がします。
その都度、答えのようなものが見つかったりもして。音楽、と一言で言われるけれど、人それぞれ違うものを指しているのでしょう。と思います。みぞぐちが指している”音楽”というものは、やっぱりすごく素敵なものだと思う日々です。
新高円寺STAXFREDマスターの中村さんに直接おめでとうございます、と伝えればいいのだけれど、敷居が高い。勝手に高く感じている。今日こそ行こう、と何度か思っているのに、新高円寺で途中下車できずに荻窪まで行ってしまう。きっと近々、おめでとうございます、って言いに行こうと決意するために、文字にして投稿してみます。
ホームページを何度も見ながら、おめでとうございます、と心でつぶやいています。
◾️ ラジオの話で誰かと盛り上がりたい
ラジオが好きで、「Before Dawn」というラジオが毎週楽しみです。
文筆家の燃え殻氏がやっているラジオです。
氏の小説と映画になった作品は、なかなか響くものでした。ラジオの中で朗読されるものを聴いていると、どうやら氏の書くエッセイが絶品のようなのですが、まだ楽しみにとっています。
選曲がグッときます。弱っている人にかける言葉を持っている方だな、と思います。会っても上手く話すことができないような気がするけど、一緒に飲んだらとても面白そうな方です。
そうそう!
って誰かに共感して欲しくて、話せる人を探していますが今のところ見つかりません。そういう前のめりな気持ちが、なんだか日々を潤していることに、この歳になると気づいてしまいました。だからこの記事こそ、幸せ自慢みたいなもの、ということになります。ゴロワーズのタバコを吸ったことがあるかい?
そういえば、本当に音楽が好きな人ばかりに囲まれて20代から30代を過ごしてきたものだなぁと近々強く感じています。音楽の話ができる人と出会うと、喜びが半端なく溢れてきます。そう、いまでもわたしが"音楽"と呼んでいる何かに救われ続けています。
達者に暮らしてゆきましょう。
では。