久しぶりに人形展へ。
東京某所。
静かな住宅地にある、アトリエにて行われたのです。
おめかしした人形たちが、
多く座るリビングルームよりも。
トルソーや足踏みミシン、ドール関連の書籍……
そして、アンティークのリボンやレースが
ぎゅぅっと収められた棚のある小部屋が、妙に心地よかったでした。
恋月姫氏の人形展。
三回目でありながら
また、道に迷ってしまう私って……?(汗)

思いがけず、カレンダーを頂く。うふふ、な気分(笑)
テーブルに着いて、
紅茶を飲みながら、アンケートへ記述中……
斜め前に座られた恋月姫さんと、お客さまの会話が耳に届く。
「生前、お会いした時があって、
人形を作らなければ生きてゆけない、そんなことをおっしゃっていたわ」
若い男性が
天野可淡さんについて尋ねられたときだった。
だけれど、私はそういうタイプではない。
と、ご自身のことを、そう語られる恋月姫氏。
マダムという風格に、鷹揚とした話し口調だった。
†
帰り道、その言葉を反芻しながら
人形作家と人形との距離感、なるものを──
ふと、想った。
私が天野可淡さんと、その人形を存じ上げたとき。
もう既に
彼女は、若くして亡くなられていた。
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