パーティーの片隅で・・・ | Mayu's doll

Mayu's doll

球体関節人形の制作&活動、日々のささやき









ラスト15分──

ふと、ひとりになりたくなって、
賑わいから、逸れた。

パーティー会場奥の、小さな部屋。

会場からの灯りが、淡く漏れ、
さまざまな形の影を、映していた。

そのひとつに身体を預ける。
ジンを呑みほし、瞼を閉じた……


ヴァイオリンとヴィオラの美しい調べ、
遠くに、人々の華やぎを聞く。

自分のからだの重さが、するりとなくなり、
空中を浮遊する感覚が、突然、訪れる。

以前にも、こんなことがあった……

とても懐かしくて、
仄哀しくて、そして、私の居場所──


  


  
        ◇






実は、先週の水曜日。
『創作表現者展』のパーティーでのことでした。

ごめんなさい……ひとの集う輪が苦手なんです。

はみ出したところで、草花を摘み、鼻歌を歌い、
あわよくば、お昼寝でもしているのが、心地良く(笑)



このパーティーの主旨は、作家さん同士の交流を深め、
今後の活動の展開を望まれるもの、と想うのですけれど……

私は、中座されたTさんをお見送りしたり、
展示会場へと、逃げ込んでいました。




終了後、皆さんの気配が途切れてから、会場の出口へ。

そのとき、演奏家のFさんKさん、
そして、Nさんがいらっしゃったので、ご挨拶を。

他の方々には、どうもごめんなさい。
ご挨拶もせず、ひとり駅に向かいました……。

   




  
        ◇






さらに白状します。私は、どなたにも投票しませんでした。
(『小さな絵の大博覧会』のときもでした……)

会場に入った途端、「私を見て見て~」と
華麗なる作品たちが、声高らかに主張してきます。

その反面、奥ゆかしく、はにかみ屋さんの作品も……。

そのような魂は、こちらが聞く耳を持ったとき、
初めて、とつとつと語り出してくれます。

その全ての作品たちと向き合い、対話をするには、
時間がまるで足りなかった……それが、理由です。

どうもごめんなさい。



また、お客さまにも友人にも、オーディエンス賞が
投票で決定することを、告げませんでした。

私への同情票は、頂きたくなかったからでした。

いえいえ、一票を頂くよりも、
胸が暖まるお言葉を、既に頂戴していますので、
もう、充分なのです……。



それから最終日のこと、創作仲間のKさんが囁きました。
「自分、摩有さんの投票しましたよ」

思わず私は、云ってしまいました。
「え? 100点も素晴らしい作品がある中、どうして~?」

今になって、
「ありがとう」をお伝えしていないことに気がつきました。

Kさん、ごめんなさい。そして、ありがとう。





何だか、‘ごめんなさい’続き(苦笑)

お伝えしなければ、次へのステップに行けないような気がして
しつこくも綴らせて頂きました。

ゆ、ゆるしてください。。