まだ信じられない。
死んだらあかんよ、死なないでよ。
でもきっと、最後まであきらめずにがんばって下山してたんだよね。
これだけはどうしても言いたくて。
栗城くんの夢が敗れたわけじゃない。
エベレストには登頂できなかったけど、
栗城くんの夢はそれだけじゃなかった。
それ以上に望んでたのは、
勇気を与えることだから。
これまでにどれほど多くの人たちが栗城くんから勇気をもらっただろう。
あきらめずにチャレンジしていく姿。
不可能を可能にしていく姿。
私も勇気をもらった1人だからわかるよ。
栗城くんが残したものは大きいよ。
勇気をもらった人たちが、きっと、その志を繋いでいく。
だから、栗城くんの夢は叶ってる。
そして、まだまだ終わらないよ。
もう後戻りできなくなってしまっているんじゃないかって思うこともあった。
否定という壁を打ち破るには、
あきらめずにチャレンジしていく必要がある。
応援してくれる人たちを思うと、
やめることができなくなってたんじゃないかって。
でも、あれが彼の生き様かもしれないね。
自分じゃない自分を生きて長生きするよりも、
自分を生きることを貫く。
他人からみたら不幸でも、本人は幸せな生き方。
幸せの形は人それぞれ。
栗城くんのお父さんが語っていたように、
エベレストで亡くなって幸せだったんだと、私も思いたい。
まだありがとうなんて言えないよ。
やっぱりまだまだ生きててほしかった。
この世の中に必要な人なのに。
少年のような目をして、ゆっくりと語る栗城くんに、また会えると思ってた。
ご冥福をお祈りしいたします。
でも、やっぱり、ありがとう、栗城くん。