先々週は、久しぶりに師匠と一緒のライブでした
直前まで生徒さん達にパルマを叩かせて踊ってみせるその姿は、10年前の自分と重なり
そんな姿勢で叩くなら帰りなさいと言われて、山手線で泣きながら帰った時や、周りの踊れる先輩に混じって自信がなくなっていた時、わかりやすく落ち込む私に、シンプルだけど一言いつもアドバイスをくれた
スタジオを離れても、ずっと気にかけてくださり、今なおその姿は貪欲にフラメンコを追求している
誰よりも謙虚で、厳しくて、大きな優しさで、永遠に超える事なんて出来ない、大好きな人
バレエや他の踊りより、フラメンコは生き様が、その人の人生が、歩んできた道のりが踊りに出る
進化するという事が、技やテクニック、容姿の若若さではなくなったとき私は何が残るだろうか
誰かのマネをしても、自分自身からしか生まれないものがあるから、私は私らしく
自分の足で歩いて、選んで、踊っていく
フラメンコって、華やかだけど、実はとても内向的な部分も持ち合わせているのだと思う
嫌でも、その人柄や本来の性格って出るし、先生としても踊り手としても、そこに向き合うしか無いと腹をくくる時があるから
まだまだ、勉強ですな…